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表題作アゲイン アンド アゲイン

曽根 ケンイチ,18歳,新人俳優,元子役の蓮見の熱烈なファン
蓮見 凛太郎,18歳,人気俳優から脚本家へ転身,曽根のファン

その他の収録作品

  • その後

あらすじ

「こんなに愛してるのに、なんでお前にだけ伝わらないんだ…! ! 」
熱血一途な人気俳優×ゆるぽわ鈍感な元天才子役 推し×推しの超すれ違い系もだもだラブ

「好きだ、愛してる! 」「???」

幼い頃にテレビで見かけた天才子役・蓮見凛太郎に一目惚れし、
オーディション会場で盛大に告白したケンイチ。
その熱意に感激した凛太郎は、見事恋人…ではなく何故かケンイチヲタとなった。
それから早10年、脚本家に転身した凛太郎と同居しているケンイチは、
毎日のように告白するも、天然すぎて一向に伝わらない。
いっそこのままでもいいのではと思い始めていたある日、
凛太郎が恋愛ドラマの脚本を書くべく突然恋人を作ると言い出して――! ?

作品情報

作品名
アゲイン アンド アゲイン
著者
カキネ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796414463
3.9

(29)

(8)

萌々

(13)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
113
評価数
29
平均
3.9 / 5
神率
27.6%

レビュー投稿数4

不慣れな二人が恋人になるまで

もだもだもだもだ・・・ギャグみもありつつ、基本のストーリーラインは切なめ。片想いの時間軸がめちゃくちゃ長い。

なんでこんなにこんがらがっちゃうんだろう!と思うくらい、運命の糸?が絡まり合っている2人。端と端の持ち主は2人しかいなくてそのペアしかできないはずなのに、なぜか辿り着けないでいる感じ・・・!

こんな感じだと、読んでいてすごーーーくモヤモヤしそうなんですが、2人とも人間的に魅力的だからなのかなんなのか、ヤキモキせずに読めます。

2人の関係においては、ケンイチがながーーい間ガマンをしていたので、最後の均衡を破った(セックスに持ち込んだ)のがリンタローだったのは、個人的には心の中でガッツポーズでした。リンタローもこんなにもケンイチのことが好きなんだよなあ!と。

想像していたストーリーとはちょっと違いましたが、面白かったです。

0

それぞれの言葉で

幼い頃テレビの中の凛太郎に一目惚れしてからずっと想い続けていたケンイチは、オーディション会場で思わず告白。
その後で俳優を辞める決意をした凛太郎はケンイチヲタになるのだけど…この辺は凛太郎の考えていることがわからないのと唐突な展開に頭の中が「??」となり、そこからあっという間に10年経ってしまうのでさらに混乱。
でも後にきちんと引退するきっかけになったことも恋愛に踏み出せない理由も明かされるので、お話が進むにつれて混乱していた部分も回収できるようになっていました。

凛太郎はケンイチの好意をただ理解できていない天然さんだと思っていたのだけど、無意識のうちに遠ざけてしまっていたと考えるとちょっぴり切なかったです。
それでも最後には自分で気持ちに気付いて真正面からぶつかる凛太郎がカッコ良かったし、ずっとブレずに好きで居続けたケンイチの恋が実り幸せな結末になって本当に良かったなと思いました。

0

受けが嫌いで受け入れられませんでした。

かなり辛口レビューになります。
お気を悪くされる可能性がありますので
ご注意ください。
申し訳ありません。

絵柄など、雰囲気のある作品でした。
攻めの健気さ、可愛らしかったです。ワンコ攻めかな?
俳優同士のときはまだ良かった。
これからどう発展していくのかワクワクして応援していましたが。
まさかのその後10年間相手にされずに過ごすというのつらさ。

以後、最後まで受けが全く好きになれなかったです。
告白を聞き流し受け流し、フルこともせず飼い慣らし、挙句の果てに別の恋人作るって。。
もちろん、受けがなぜそんななのか理由があり、説明も作中でされますが…。

その理由すら恋人からそれを聞くという地獄。あんまりにも身勝手すぎる。
10年一緒にいて、気持ちに答えない理由すら話さず繋ぎ止めるとか。。
恋人がいるなら一緒には住めないと離れようとすると嫌がって止めるし、全部攻めが発するもの受けるだけでリターンなし。
恋人設定も嘘かと思ったけど、本当に恋人作ってたし、その恋人との別れ話も、攻めが受けの幸せを願ってるよと勇気を出して伝え、最後にもう一度だけ好きだから、いつか認めてねと見送った直後に、速攻で別れ話して攻めの所に戻るって調子が良すぎるだろと。人の心なんだと思ってんだってイライラしてしまいました。身体の関係はないみたいだけど、こんなこと軽く繰り返す誠意のなさがすごく嫌いでした。

反面、攻めは頑張ってました。キャラが良かった!あと先輩の女性アイドルもよかったです。
受けが自分の中でかなりアレだったんでもう読まないかな。
面白そうな設定だったのですが、残念でした。

1

なぜそうなる!?の連続でクセになる

始まりからおかしな展開で、一冊ずっとそれが続いていきます。勢いで押し切ってくれるので楽しく読めますが、ツッコミを入れ始めるとキリがないので、細かいことは気にせず読むのがおすすめ笑。
憧れ続けた俳優の凛太郎に、オーディションの場で告白したソネケン。その後めでたくドラマで共演しますが、凛太郎は引退+ソネケンのファン宣言をし、衣食住を含めたサポート役に。同居して十年経っても凛太郎は頑なにソネケンの告白を信じなくて…?というのが第一話。
いきなり10年も経ってることにまず驚きますが、他にもなぜそうなる…!?の連続でストーリーが進みます。一番の問題となる凛太郎にソネケンの告白が伝わらないってとこは理由が語られるので、そこはとても良かったです。
凛太郎は掴めない不思議キャラ。とある過去から自分の心を遮断して恋愛感情に鈍くなってるんですが、それにしても行動が極端すぎます。あ、仕掛ける方のラッキースケベ体質なのは笑いました。
全体的にソネケンが可哀想にならない程度の不憫攻めっぽくなってて、振り回される様子にきゅんときます。ベタ惚れを貫いてるのが良い!萌えます!雨の中の告白は泣けました。
二人とも思い立ったら即行動で一直線な面があり、どこか似ている気がします。カップルになってしまえば絶対別れそうにない安心感があって好き。短編の後日談とか欲しいな~と思いました。

4

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