• 電子書籍【PR】

表題作トロイメライ

高杉,29歳,臨床心理士兼スクールカウンセラー
一条 勇,高校生

あらすじ

この子供なら、俺を必要としてくれる――
暴力で支配していた恋人と別れ、依存先を失い途方に暮れる臨床心理士の高杉は、副業のスクールカウンセラー先の高校の生徒・勇が、自分と同じように「1人は寂しい」「誰かに必要とされたい」と切望していることに気付く。この子供の気持ちを解ってやれるのは自分だけだ…いけないと思いながらも手を伸ばすが、逆に勇から「僕の恋人になってよ」と迫られて…。孤独で病んだ大人×孤独で聡明な高校生の、危険すぎる共依存、そしてその先に待つ真実の愛についての物語。


トロイメライ(1) 36ページ
トロイメライ(2) 36ページ
トロイメライ(3) 36ページ
トロイメライ(4) 46ページ
トロイメライ(5) 38ページ
トロイメライ(6) 36ページ
トロイメライ(7) 36ページ

作品情報

作品名
トロイメライ
著者
涼子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
arca comics
電子発売日
4

(7)

(2)

萌々

(3)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
28
評価数
7
平均
4 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数1

幸せになれるといいな

肩甲骨とワンピースのスピンオフということで単話で最後まで読みました。
肩甲骨とワンピースを読んでいないと?なところが出てくると思うので、先に読んでからこのトロイメライを読んだ方がいいかな、と思います。
  
暴力で支配していた恋人と別れ、依存先を失い途方に暮れる臨床心理士の高杉先生(ここが肩甲骨とワンピースのストーリーになります)
副業のスクールカウンセラー先の高校の生徒・勇が、自分と同じように孤独を抱えていることを知り…
この勇も肩甲骨とワンピースにも登場しています。

先生と生徒の禁断の…というところなのですが、勇が高校時代にそこまでの関係に2人がなることはありません。
高杉先生は亡くなった奥さん、前の彼女と(正確には彼)闇が深いんですよね。肩甲骨とワンピースではなかなかの闇彼氏っぷりを発揮していました。
勇に対しては先生と生徒ということもありそこまでの対応はありませんが、なかなか前には進めません。
明るいストーリーではなく、苦しみの先にある光、みたいなものを探していくお話になります。

勇はどんどん成長していきます。高校生の成長は眩しい。卒業後の勇と高杉先生は再会し、そこでやっと気持ちを確かめ合います。
先の未来は分からないけれど、幸せになれそうなラストになっていました。
卒業後の勇と先生のエッチもあります。勇は初めて…になるのですごくよかったです。

肩甲骨とワンピース、トロイメライ、どちらも苦しくなる部分もありますが、私は好きです。
先生らしい絵のタッチもストーリーにぴったりでいいな、と思いました。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP