電子限定描き下ろし付き
ちょっとおまけ気味ながら神評価を入れてしまいました。
二人の恋が良すぎて。。
鉄面皮無表情仕事できるマンの滝籐。そんな彼から告白され迷いに迷うおじさん(ごめんなさい)上司の志島さん。オールバックでメガネで、人当たり良さそうな雰囲気なのに乙女入っててかわいい!
一方の滝籐があまりに無表情で何を考えているか分からないんですが、志島に振られて確かに傷ついているんだろうなとか、突然微笑んだ瞬間とかがギャップ萌ですね。
なんといっても思ってもみない告白をされた志島さんの独白がちょっとおかしくて、でも可愛らしくてとてもよかったです。
あ〜、恋が始まる時ってこんな感じだよな〜、って納得の人間ドラマでした。
「メルト アット ナイト」では滝藤が圧倒的にタイプでスピンオフがあると知り、喜んでゲッツしました。
や〜よかった。予想以上によかったです。
絵もきれいになっているし。
最初、志島目線はいいとして、心の声がちょっと説明ぽいというか段取りくさいかななんて感じたのがウソのように、途中から感情移入していきました。
滝藤がここまで表情筋が固いと思わなかったけど、志島に付き合ってみるかと言われた時のビックリ顔にこちらも驚いたし、志島がつられてビックリ顔になったの笑いましたw
男同士なんてありえないと思っていた志島が、どんどん滝藤を意識していき、付き合うのを辞めようと言われた時の切なさはぐっときました。
滝藤の気持ちもわかるように描写されていたし、志島に気持ちは痛いほどわかるし。
この距離感でここまできたら、ハグやちゅだけでも萌え萌えだわね、とぐんぐん私の中で盛り上がりました。
志島と手をつないだ滝藤の笑顔を見られたし。
最後まで何とか完遂できたし。
滝藤のうれし泣きがかわいかったし。それがわかる〜となるそれまでの描かれ方がよかったです。
タイトル通り、ゆっくりあわてないで、な2人のお話、おもしろかったです!
「Take your time」のタイトルの通り、
不器用でじれったい大人二人のゆっくりと進んでゆく恋のお話です。
スピンオフ作品とのことですが、
オリジナル未読でも特に気になる部分はありませんでした。
ある日、同じ職場の後輩・滝藤から告白された志島は
突然の出来事に動揺し、あっさりとフってしまいます。
けれど、その後の滝藤の落ち込みぶりに
彼が本気で自分に想いを寄せていたことを知ると、
そのピュアでまっすぐな恋心にうっかり絆されてしまい、
お試しでお付き合いをスタートさせることに…。
とはいえ、内心ではちっとも乗り気ではない志島は
滝藤の恋心を“勘違い”と呼び、自分を諦めさせようとする始末。
それでもデートに誘ってきたり、風邪の看病をしてくれたり、と
健気な滝藤を少しずつ意識するようになってゆきます。
この滝藤がね、可愛いんです。
実は結構前から志島を好きだったみたいで、
出勤途中に志島を見かけるとその日1日ツイてると思っちゃうとか、
昼休憩が同じ時間だと嬉しくなるとか、もう中学生の淡い恋バナか!
パっと見、無関心そうなのに中身は愚直なまでに一途なピュアっ子で、
志島の言葉や態度一つで浮いたり沈んだり、いつも志島に尽くそうと
不器用なりに一生懸命なんです。
しかも、正真正銘の初恋なんですって、このイケメン。
それが大きな図体の無愛想・寡黙攻めであるというギャップよ…。
普段は表情筋が死んでるのかってくらい顔に感情が出なくて、
口数も少ないタイプなのに、志島といるときだけは
鳩が豆鉄砲を食らったような顔を見せたり、照れたり、普通に笑えてたり、
すごく自然体で、志島もそんな“自分にだけ”見せる滝藤の表情に
ときめいていっちゃうんですねぇ…( *´艸`)
志島が絆されてくれるまで結構時間がかかり、じれじれもありますが、
最後は自分から離れようとする滝藤を引き留めようと必死になる志島が
すごくよかった…!
やっと想いが通じて、嬉しそうに笑う滝藤にじんときちゃいました。
最終話ではお付き合い後の二人が描かれますが、
「抱かれる側」に恐々とする志島が可愛いすぎました。
ビビりながらも滝藤が可愛いから抱かせてあげたいとか、もう愛でしかないよね。
本当は触りたくて仕方ないのに、志島のために我慢のできる滝藤もいい子で。
恋も、その後も、互いを思いやりながらゆっくりと。
色気はないけれど、このモダモダした感じが
二人らしいといえば二人らしく、微笑ましかったです。
無事“初めて”を済ませた翌朝、「幸せ」と泣いてしまう滝藤。
「滝藤が嬉しいと自分も嬉しい」と志島が涙ぐむ場面もありましたが、
二人が涙を流すのはいつも幸せや嬉しさを感じたときで、
そんな二人の幸福な涙に温かい気持ちになりました。
メルトアットナイトのスピンオフと言うことを知らずに読みました。
メットアットナイトのトモくん(受け)が
働いていた職場の二人のお話です。
攻めは寡黙な感じですごく好きでした。
感情が表情に出ないタイプの人で、
受けのことを思って諦めようとした時も
表情に出なくてすごく切なかったです。
心ではきっと辛いと思ってるその気持ちを
ちゃんと受けが感じてくれ!と思いながら読んでいました。
その後は色々あって(主に受けが頑張って)二人はくっつくのですが
そこからエッチまでの流れも不器用で可愛かったです。
個人的には、トモくんが出てきたのが嬉しかったのと、
トモくんにキスマークや歯型がついていたのが
すごく胸がキュンキュンしました。
社員旅行で変なやつが近づかないように
ハルくんが付けたのだと思うとたまりませんでした。
(トモくんから見えないところに付いていたのでそう思いたいです。)
メルトアットナイトを読んでいなくても楽しめる作品ですが
読んでいたらより楽しめるのでそちらも読むことをおすすめします。
元ネタ未読です ごめんなさい
電子でみつけた時からこっちだけ狙ってたので
エレベーターでいきなり告白してきたのは 会社の後輩 滝藤
ゼロ距離からの告白に動揺しまくる志島に いたってド普通の滝藤
普段が完璧すぎる 考えが一切顔にでない滝藤のしっちゃかめっちゃかを目の当たりにして 原因かもしれない後ろめたさを感じつつも 払いきれなかった火の粉のおかげでって話なんだけど
志島のフラットで軽い感じと相反する 滝藤の無愛想でどクソ真面目さ
真っ直ぐに向けられた思いに答えられない理由を探すけど見つからず 気がつけば滝藤のすごさばかりか際立っていく
楽に自分を生きてきた男が遭遇する 不器用極まりない男の恋愛思想
真面目に進む話かと思いきや 往生際悪い男が延々とぐるぐるするギャグテイスト含んでいたとわ
正直 このやり取りがいつまで続くの? って途中で飽きたら負けですよ
少しも気づかれない本当の気持ちも 断る理由が出てこないのも 今にも壊れそうな関係に苦しむさまも ほんの僅かな勇気が足りないお陰で縺れる心情も 側にいられないことを恐れて飲み込んだ言葉も 相手のために全部押さえ込んだはずなのに
初恋に 好きな人に一途な朴念仁
もといッ! 超絶愚直で地味に天然な男を楽しみつつ「本気の恋」に向き合うヘボ男を楽しむための1冊なんだから
互いが持ち合わせた恋のジレンマ
元ネタなくても全然OK
逆に元ネタ無さすぎてびっくり
ただね 好き嫌いはかなり分かれるんじやないですかね? 何せ認めないから
自分の中に芽生える感情以上に 相手の感情を決めつけて否定する
エロよりも 薹が立った大人の最高にモダッとしたやつが読みたい時ならハマれる
読む人選ぶテイスト強めなお話だったかな