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表題作そして、海に日が昇る

鳴海貴一郎、不良高校生→会社を辞めた小説家志願
平井晃太、不良高校生→酒屋の店主、貴一郎の高校時代の悪友

その他の収録作品

  • 描き下ろし:『飲みに行ったあと』
  • カバー下:キャラデザの打ち合わせのときのラフ

あらすじ

「またお前の笑顔が見たくて、ここに帰ってきたんだ」
上司を殴り会社を辞めた貴一郎は荷造り中に、
不良時代につるんでいた今は亡きトオル先輩や、当時の悪友・晃太との写真を見つける。
楽しかったあの頃の写真に懐かしさを覚え、晃太と会うため10年ぶりに地元へ帰ることに。
久々の再会ながらも昔となにひとつ変わらない笑顔の晃太と
高校時代の思い出話で盛り上がる中、貴一郎は流れるままに晃太と身体を繋げてしまう。
一方の晃太は、10年前突然いなくなった貴一郎との再会を喜ぶも、
心の内ではもう好きになるまいと固く決意していて──…
★マイクロコンテンツ版配信時のカラーを完全収録!!

作品情報

作品名
そして、海に日が昇る
著者
かれい煮太郎 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784796416511
3.8

(22)

(7)

萌々

(7)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
84
評価数
22
平均
3.8 / 5
神率
31.8%

レビュー投稿数8

10年……

10年後も好きって、好きになるって、言葉にすると簡単だけど考えてみると、すんごいよなってなった。
BLにしてもTLにしても他漫画にしても数年経っても好きだってもう本当凄いの一言しかない。

初めの方は読み進めてて濡れ場ありきで進んでいくのかと思いきや、ストーリー重視で濡れ場は少なめ
ストーリー重視の方にはわりと好きかもしれないですが、濡れ場ありきでこれぞBL求める方は不完全燃焼。
どちらかと言えば私は後者だったのでもう少しこの二人の濡れ場欲しかったなとそこが少しものたりさを感じました。
あと不良ならではのあの感じ。こういうの好きです。
あと、三リョ好きな方も好きそう。笑

0

田舎が舞台だからなのかな

どうしても、どうしても吐き出さないとその他のことが出てこないので…トオル先輩とアニイよ…偶然なのかも知れないけれど、そこの名前で別の物想起しちゃうのが作品を楽しむにあたって邪魔なのよ

結局トオル先輩がなんなのだ?みたいな気持ちにもなってくる
なんで死んじゃったのかも不明だし
意味不明なくらい暴力沙汰に日々を費やしながら恋心だけ何年も大切にし続ける、田舎だから?とか変な納得の仕方をすることになってしまう
キイチが東京に行ったのも親の転勤について行ってだし、晃太は家業と家族が大事だから動く気がない
なんかトオル先輩と晃太が健気で…とかなんか思おうとしても、バカで喧嘩強いけど恋に一途でなんか格好良いのが魅力ってとこを飲み込むのが難しくて、その先輩が何ってことなの?てなっちゃってちょっと、まだこの作品を楽しむところまでいけてないみたい

正直、暴力して仕事辞めてるのもひくし、2年で賞取るって凄すぎない?とか、思ったり、面白く感じるまでにもうちょっと回数読む必要があるのかも

宣伝がなんか良かったんだよね

0

心に刺さる、

高校時代につるんでいた不良仲間同士の再会ラブ。
離れていた間に変わった環境や喪ってしまった人もいる中で、10年ぶりの再会にそれぞれの心がまた動いていく様子に心を揺さぶられます。

当時お互いに想い合っていたものの、気持ちを伝えることもないまま離れてしまった貴一郎と晃太。
やんちゃしていた頃を懐かしむくらい会っていなかったのに、再会したらすぐにまた昔の空気感に戻れたのはそれほどまでにお互いの存在が大切だったからなのでしょう。

大袈裟に懐かしがったり昔のことを責めたりしない晃太に、きっと貴一郎は救われて。
切ないような愛しいような気持ちを覚えながら、大人になっても変わらずに自分の中にある気持ちに気付いていくわけですね。

多くを語らない貴一郎のそばで心を波立たせているのはいつも晃太で、同じ気持ちのはずなのに同じ場所に立っていないふたりの微妙な距離感が切なく、貴一郎が想いを口にするまでは何度もハラハラさせられましたが。
夢を追いながら前へ進んでいくそのビジョンの中に、晃太が存在しているのがわかりほっと一安心。
今度は絶対に手を離さないという決意を感じた海での言葉は、晃太にとって忘れられないモノになったのだろうなと感じました。

トオル先輩のことや高校生当時のことなど、忘れられないけれども思い出すと胸がギュッとなるような過去を抱えながら。
何年も経ってやっとふたりがふたりらしく一緒にいられるようになり、その様子を見れてとっても幸せでした。

「エモい」ってこういうことを言うのか…!と思うシーンが幾つもあり、そのどれもが胸に刺さる素敵な作品でした。

0

No Title

作家様の初コミックスだそうです。
おめでとうございます!

初コミックスとは思えないくらい雰囲気のある作品でした!
絵柄も大人向けです。
エックスこと旧Twitterで試し読みをして、面白かったので購入しました。
試し読みをだけでも魅力が詰まっていますし、試し読みをしてみて雰囲気や絵柄が好きな人にはおすすめします(*^^*)

落ち着いた、キャラクター達の生活感を感じられる、時間の流れを感じるようなストーリー運びです。

0

前を向いて歩いてゆく

とてもエモくて素敵な作品でした...!

高校時代のふたりの絶妙な距離感が好きです。

一緒に馬鹿なことをやっていたアイツも大人になっていく。
その痛みと、これから続く未来への希望と...
ふたりはもう前を向いて歩いていけますね。

こちらが初コミックスとのことで、これからの作品もとても楽しみです!


(以下、どうでもいい感想)
最初の方、読んでいて何となく「東◯◯っぽいな」と思いました。本当に何となくですが、雰囲気が...

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