着DVサイコ×誠実ヤンキー×人懐っこいドMの泥沼トライアングル サディスティック・イカれモードな1stコミックス

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表題作三月の兎たち

五十嵐遥輝,22歳
八田圭吾,25歳

同時収録作品三月の兎たち

宇佐美麻也,20歳
八田圭吾,25歳

同時収録作品三月の兎たち

宇佐美麻也,20歳
五十嵐遥輝,22歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • キャラ説明(カバー下)

あらすじ

イカれた者同士、仲良くイこう

万引き犯を注意し、逆に犯人に仕立て上げられそうになったハルキは、居合わせた客の圭吾に救われる。それを機に度々会うようになると、気さくで兄貴肌な圭吾にハルキはどんどん懐いていった。ある日、圭吾が同居人の麻也に暴力を振るわれる場面に遭遇したハルキ。二人の異様な空気感に動揺するも、圭吾を助けたいハルキは首を突っ込もうとする。しかし、圭吾はハルキの理想とはかけ離れた男で――!?

作品情報

作品名
三月の兎たち
著者
凡乃ヌイス 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784796414647
3.4

(91)

(30)

萌々

(22)

(17)

中立

(5)

趣味じゃない

(17)

レビュー数
14
得点
294
評価数
91
平均
3.4 / 5
神率
33%

レビュー投稿数14

結局全員???

作者さん買いです。表紙からもわかる通り3人で致す表現があるので複数が苦手な方は注意です。そして、結構地雷となる要素が描かれているかもしれないのでネタバレにならない程度に。
流血を含む暴力、無理やり、拘束、過去の回想では女性との絡み表現、NTR、3連結…とワードだけでも色々あります笑笑
受けの泣き顔が大好きな方には刺さるのではないでしょうか。

見た目はヤンキー、中身は正義感に溢れた五十嵐くんが「優しい」圭吾さんと出会いストーリーが進んでいきますが、麻也くんが登場した辺りで一気に不穏な空気になっていきます。
五十嵐くんはともかく、麻也くんと圭吾さんは一癖、二癖ある人物で五十嵐くんが2人に巻き込まれていくようにわけも分からないままあれよあれよと堕ちていく感じがたまりません。
麻也くん、圭吾さんの二人は理解しようと思ってもなかなか共感ができるタイプではないのですが、なんだかんだでバランスが取れた3人になっていくので、難しい事を考えず頭空っぽで読むのが最適かもしれません笑笑
最終的には、結局全員がおかしいのかな、おかしいから一緒に居れるのかな。


そう、みんなビジュアルがいいんです!全員かっこいい。電子ですが、修正が白線で甘くよ~く見えます!
予想できない事が次々おきますので、気になって一気に読んでしまいますよ!

0

大好きな連結3P

 わかりやすいようにA(麻也)、B(五十嵐)、C(圭吾)で表記します。
 攻め、入れられて入れる受け、受けっていう構図が良い。
 BとCに対して総攻めなA。
 Aに対して受け、Cに対して攻めなB。
 AとBに対して総受けなC。
 という感じ。
 リバじゃなち(挿入において攻め受け逆転は無い)ので安心して読めます。
 そしてえろい。

 途中に回想で、Cの立ち位置の受けが女を抱く(一コマ程度)描写だけは、受けのヘテロシーンが地雷な自分にとっては萎えた。

2

アリスもビックリ!狂ったお茶会

お!今日から3月なので、こちらのレビューを。

作品のベースは『不思議の国のアリス』オマージュではないかしら?

三月の兎たち:三月ウサギから引用?
副題のas mad as march hareの「march hare」が三月ウサギの英語呼称なのできっとそうでしょうね~
しかも背表紙もよく見ると【「三」「月」の「兎」たち】で強調フォントになってる~!

三月ウサギ=気が狂っているという表現で使われるのでこの作品のタイトルにピッタリ!と納得。
上手い演出!!とネーミングセンス!!

しかも、この3人の関係性をアリスが参加する事になる、三月ウサギ・帽子屋・眠りネズミと開催する狂ったお茶会を想起させてる???
(帽子屋も気が狂った表現で言い廻されますしね。映画ではかの名優ジョニー・Dさんが演じられたマッド・ハッターの事ですね。)

帽子屋=圭吾
三月ウサギ=麻也
アリス=五十嵐

狂った2人(圭吾と麻也)のお茶会(世界)に遭遇したアリス(五十嵐)が翻弄されていく・・・!!って事かな???

終盤で圭吾が独立してオープンしたお店の看板絵がモロ、三月ウサギ+帽子屋っぽいし!
圭吾が「好きな歌」って言った英文もアリスの「なんでもない日おめでとう」だし!!

作者さま、すごい所からこの話を生みだしてるな、、、!
と、着想の面白さに拍手・・・!8888!!!

とは言え、子供にはとっても見せられない児童文学ですょ!
こちらのアリスは( ゚Д゚)!!
けしからん!
(モチロン褒めているし、もっとヤレ♡と星に願いを…☆彡)

スゴイ好きなテイストだし、面白かったけどページ数的に物足りなかった所で萌えきれず、、、くぅーーーー悔やまれるぅぅぅう!!
って思える位惹き込まれたーーーー!!

そもそも自分的に「萌」とはちょっと次元の違う癖的に「好き!」な作品な気がするので、もう少し深掘りして3人がMADになって狂おしいお茶会を続けてくれてたら間違いなく『神』だったのに、、、

でもこんな歪でトリッキーなお話しが好きな方には一読の価値あり!とおススメしてみたいです!

圭吾がゴム中の精子を”ごくんっ”ていっちゃう表現とか最高にグッと来たし・・・!
「八田圭吾という沼」にもっと浸かりたかったなぁーーーーー!!!

2

私の中ではそれからが気になる3人No.1

万引き絡みの出会いをきっかけに距離を縮める二人。
一見、明るく爽やかなBLを読んでいるかのような
錯覚を起こします、そう、麻也と出会うまでは…。

私は圭吾を巡る麻也と遥輝の
ドロドロした話を想像したのですが、
麻也と圭吾は完全にグルで相思相愛、利害も一致、
三者が揃って初めて成立する関係性自体が
異常性癖のようだと思いました。

大体の人はセックスを見せ付けられた時点で引くし、
こいつらはヤバい!と思って縁を絶つと思うんですよ。
それでも圭吾を信じ、助けようと危険な麻也に接触し、
ヤられた後もあろうことか食事まで頂いていた遥輝は、
愚かだけど心身が強靭過ぎる選ばれし者なのだろう。

しかも、圭吾の微かな良心でせっかく逃がしたのに、
遥輝は偶然、いや必然なのか
彼らの所へ辿り着いてしまうのだ。
そういう言葉と一番対極にあるようなお話に限って
運命とか本能とか言う言葉が浮かんでくる…
その背景にあるのは圭吾への強い執着と心酔。
解り易いDVサイコの麻也もヤバいですが、
愛想よく近付きこの沼に引きずり込む圭吾の方が
更に危険なヤツなのかもしれないな。

もっと怖い結末の話を想像していたのですが、
最後は共存を認め合いハッピーエンド寄り、
これはこれで良かったです。
一途に圭吾を信じ続ける憐れな遥輝が
段々可愛く見えてきて、
他の二人は完全クズなのに何故か憎めず…
後から彼らの事を色々考えると楽しくなってきて、
じわじわくるような面白さがありました。

そして!
こういう異質な関係性こそその後が気になります。
以前も歪み系のお話に同じ趣旨の事を書きましたが、
彼らの後日談が配信され無事その後を見届けたので、
現在のそれからが気になる第一位はこの3人です。
お店は繁盛しているかな?

1

交差する様々な感情

刺さった!色んな意味で!

嫌なら自分から身を引けばいいと思うから、三者がお互いに共依存して離れられなくてズブズブとハマっていくセックスは見ていて飽きないし、楽しそうだなと。

こういう系のノンケ君は大体馬鹿で一途だからなんとなく想像がつく。それでいいと思ってるならそれでいい。

3Pの中でも一番と言っていいほど好きです!

1

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