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……るー、おっきくなってもいいの……?
序盤は受・ルアンの可愛さにひたすら心を掴まれながら読んでいました。
本当に可愛い。
健気で心優しく、きちんと芯のある子。
攻・ノアが良い男だというのはわかります。
ルアンのこれまでの婚約者とは全く違う、出来た人間。
でも発情期の他のオメガに割とあっさり惹かれてしまうのが、どうしても受け入れられませんでした。
もちろんそれはオメガのフェロモンのせいで我を忘れているからなのですが、ルアン以外のオメガに腰を押しつける……みたいな場面がもう無理でした。
その場面を見てしまったルアンの心を思うともう……。
もちろん毎回ノアはそれに抗いはしているのですが、もっと強く抗ってほしい。
我を忘れる前に抗ってほしい。
他のBL作品だと、そういう時アルファは自分の体を傷つけて理性を保ったり、そもそも他のオメガに近寄らなかったりするのに、ノアはちょっと脇が甘い。
なぜ近づく。
発情期のオメガに襲いかかる不埒な輩を一般人が倒すと罰せられるから王弟であるノアが、という事情があるにせよ、もう少し考えれば方法があるだろうに。
自分を傷つけることで理性を保ったことは過去にはあるノアですが、ならより一層ルアンの前ではそうすることで理性を保ってほしかった。
それと、ルアンが大人の姿になってから、ルアンのためと言いながらルアンに見聞を広めさせ「本当に好きな人と番になるべきだ」みたいなやつ。
ノアのこういう、優しさゆえの優柔不断さと、優しさゆえの人を傷つける鈍感さに、イライラしてしまいました。
個人的にBL作品の攻にはスパダリさを求めてしまうので(特に小説は)、受を不安にさせたり傷つけるノアをあまり好きになれず。
BL作品として萌えたというより、ルアンの可愛さで星3つにした感じです。
※結末ネタバレあります
世界観や設定、優しく可愛いルアン(受け)は魅力的でした。
特に小さいルアンの愛らしさは凄まじかったです。
でもノア(攻め)が微妙。
ルアンが子供姿の時の温かい溺愛は完璧!
ですが当て馬への対応が…すごく嫌でした。
相手のヒートに抗ったってことになってますけど、
最初の時の服越しのあれはアウトでは?
そしてルアンが大きくなってからが、とてつもなくヘタレ!
終盤の盛り返しは良かったですが、
それでも取り返せないくらいモヤモヤが大きかったです。
結局想いを繋げるのがルアンのヒートなのも残念。
ルアンがずっと一途に想っている分、
発情関係ない場面で愛情を伝えてほしかった。
竜の話を微妙に挟むよりも、
もっとルアンを好きな当て馬とかに登場してほしかったです。
あとがきで書きたかったと言われていた庭師の子との再会が読みたい。
当て馬はあそこまで救済しなくていいと思うくらいに嫌いでした。
あと過去の事件についてノアに責任はないと言っていた兄王が、
あそこで「償え」って言葉を使ったことが納得できません。
いくら頼みたいとはいえ、その言葉だけはだめだと思う。
ラストは超ハピエンでした。
作家様買いです。
最初、タイトルの意味がわからなくて
どういうことなんだろう?と思っていたのですが
そのままの意味でしたね(*´▽`*)
ファンタジーオメガバースをこれでもかと言うぐらい味わうことが出来ました(*´▽`*)
推定二歳の幼子のルアンと、ナインス王国の王の弟のノアとのお話です。
ルアンは竜の子で、実は22歳なのですが見た目が幼子のままです。
ルアンことルーがすごく可愛くてとても癒されるお話だったのですが
癒しだけじゃなくてハラハラとした展開もあるし
ルーの過去のお話は切なくて悲しかったです。
辛い過去を経験したルーがノアと出会えてよかった…!
ずっとモノのような扱いしか受けてこなかったルーが
ノアによって愛情を知って、ノアのことを好きになって
大人になりたくないと思っていたのに、大人になりたいと思うようになって…。
ちゃんとハッピーエンドで沢山ほわほわした気持ちにさせてもらうことが出来ました(*´▽`*)
ルーもノアも幸せそうでよかったなぁって心から思う作品でした♪
竜の子の幼児ルアンが何度も婚約者を変えながら流れ着いた引きこもりの王弟の番になるまで。
将来絶対オメガになり、誰もが求める美貌で異能を持つと言われる竜の子。
古代遺跡で見つかった竜の子ルアン(受け)は金持ちの間を婚約者という名の商品となって次々と渡り歩いてきました。慈しんでもらうわけでもなく大人になった時につがいにして欲望の対象にするためだけに飼われる生活を続けていたルアンでしたが、通報により王家に保護されます。ある事件により引きこもってしまった弟ノア(攻め)に王が婚約者にと連れてきます。
初めは拒否していたノアですが、ルアンの今までの生い立ちを聞き、自分も風除けが必要なこともあり婚約者になることにします。
ショタを通り越して幼児って大丈夫?と思いながら読み始めのですが、ちょっと賢すぎない?2歳児は10まで数数えられないと思うんだけど、とか、もしかして転生ものかととか思いながら読んでしたら、まさかの22歳!
とはいえ幼児のルアンは可愛すぎる。そして健気。
可愛すぎて大人になるにが残念に思うくらいでした。
でも大人にならないと始まらないというジレンマに悩まされた不思議な作品でした。
大分削ったとは後書きにも書かれてありましたが、特に最後の方はちょっと早送りでかつ色々端折った感じで、もうちょっと読みたかったと残念に思いました。
兄王のところも幸せが来そうだしめでたしめでたしで良かったです。
大人になれず、竜の力と発情期を狙う貴族たちからたらい回しにされる竜の子のルー。素敵な旦那(王弟)に出会って、今までの不憫さを癒されたり、大人になれない歯痒さや美人が付き纏う嫉妬にかられたりと、読みたいところではあったものの予想通り過ぎるというか、気になるところが多くて萌えは浅かったです。
文章の一文が長かったり、設定盛り沢山な割に其々あっさりしていて想像するのがちょっと難しい。
ルーが大人になっちゃったらもう普通のオメガバで、成竜の出番は一回きりでカタルシスは薄め。
番になったのが突発的な発情期だったのも乗れませんでした。ノアのトラウマは何処へ…
しかもヒートなのに普通に会話してるし。
クリスティアンは国外追放すればいいのに。
子供のルーは言葉遣いはともかく、ノアとのほのぼの&溺愛シーンは可愛く甘々でいくらでも読めるくらい良かったです。
