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表題作PlatinumBlood プラチナ・ブラッド

アルカード,要に育てられた吸血鬼
要,神父

その他の収録作品

  • one more bice

あらすじ

“アル”ことアルカードは、神父の要に育てられた吸血鬼!
かわいかった子ども時代も過去のこと、マイペースな美男子に育ったアルは血も吸わず、
夜な夜な要の精液搾取にお熱で…?!
気分屋吸血鬼×堅物神父のエロティックラブ♡

作品情報

作品名
PlatinumBlood プラチナ・ブラッド
著者
市ヶ谷モル 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
NUUDE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784864425049
3.6

(103)

(33)

萌々

(35)

(14)

中立

(13)

趣味じゃない

(8)

レビュー数
17
得点
360
評価数
103
平均
3.6 / 5
神率
32%

レビュー投稿数17

絵は綺麗

ごめんなさい、絵は綺麗で素敵なんですけどファンタジーで設定がごちゃついてる上上に時系列がバラバラ?でついていけないまま読み進めました、、、
そこまでツッコミどころがあり、キャラを嫌いになるようなことはありませんでしたがとりあえずよく分からないまま終わりました。
神父なのに1話の方から流されてて、後半なら分かるんですけどいきなり??という感じ。
逆に後半でごちゃごちゃ葛藤していて展開逆の方が良かったのではないかと感じてしまいました
絵は魅力的なのですが謎のタイミングでエッチシーンがハマっていたように感じます

0

攻めが大型ワンコで可愛かった

初めて読む作家さんです。
おねだりに弱くて流され絆されしてしまう受けと、真っ直ぐな大型ワンコ攻めの相性はどうしてこうも良いのだろうか!!

ヴァンパイアになるならないの話もあり、
途中切ない場面もあるんですが、最後はまあハッピーエロです。おめでとうございます。

ところで途中で出てくるショタとお兄さんの関係は…?!?!正直こっちの方が気になるわ…

音声化もされてるんですね…?
小野友樹さんとの相性は非常に良いキャラかと思います。聴いてみたいですね。

0

吸血鬼x神父

 吸血鬼は受けのほうが好みなのですが、この作品の受けの外見がストライクだったので読みました。
 メインカプはもちろん良いのですが、途中出てくる当て馬っぽいキャラの相手? のショタとの関係性が気になる……。

0

えっちシーンが秀逸でキャラクターも素敵

銀髪のアル×黒髪メガネの要

子供頃に教会に連れてこられたアルは神父の要に育てられる。吸血鬼なのに素直で愛らしくいつも後を追ってきてかわいい天使のようだった。今や要の背を立派な青年になったが、血を吸わずに精液を吸うようになってしまっていた…

昔読んだアメリカのティーン向け小説「トワイライト」シリーズではヴァンパイヤが日光に当たらないようにするのは体がダイヤモンドのように光り輝いてしまうから。ですが、こちらの作品では火傷を負ってしまうので日傘を差しています。他にも細々した特性が違っていそうです。同じヴァンパイヤものでも設定がそれぞれ異なるんですよね。

昨夜ヴァンパイヤものを読んだのでだいぶ前に読んだコチラをもう1回読み返してみました。これこんな良かったんだ!
(すみません。読み手が未熟だっただけなのです)

すっかり忘れていましたが、聖職者の要が乱れたり欲情している姿がとてもエロいです。修正甘々で(刻み海苔は太めではあるものの)細部まで丁寧に描かれてうっとりしました。私は要の雄っぱいとモルの○毛が美しくて好きです。(最初に読んだ時はそういうところあまりちゃんと見れていなかったんだな)

ストーリーは吸血鬼ならではのエピソードが展開されますが、難しいものでも重いテーマでもなく、グロテスクな表現もほぼないので気軽に楽しめるものだと思います。

市ヶ谷モル先生のデビュー作ということですが解説にもあるように「艶やかな画力」素晴らしかったです。2人のキャラクターもとても美しくて続編も読みたいくらいです。他の作品も出たら是非とも読んでみたいです!

1

背徳的な神父様

聖職者である神父様が淫らになってしまったり、
親代わりに育ててきた青年に抱かれてしまったり、
背徳感的エロスの詰まった1冊でした。

神父の要は孤児だった吸血鬼のアルを拾い、育ててきたけれど、
成長するとアルのスキンシップ過多に悩むようになり…。

初っ端から過激な吸精シーン導入にびっくりしますが、
どうやらエロではなく、アルにとっては食事だったようです。
※本書における吸血鬼の食事は血液以外にも精液でもOKという設定です。

それは要を傷つけたくないアルの配慮からの行動だったのですが、
アルの執着っぷりや要に向ける眼差しから欲望がだだ漏れで、
あ、この子食事にかこつけてエロいことしたいだけだな、と察せました(笑)

外見は筋肉が逞しい美青年なのに、その中身は
ひたすら要ラブな大型ワンコで可愛らしかったです♡

要もそんなアルを親代わりとして育ててきた手前、
拒みはするものの内心ではアルに迫られればときめいてしまい、
アルが他人と親密そうにしているだけで動揺してしまう始末。
無自覚なだけで、完全両片思いなんです。

そして、ある事件をきっかけに一線を越えてしまった二人は恋人関係に。
けれど、そんな甘い日々は長くは続かず、要の吸血鬼化が発覚。
そこでアルに関する新たな事実が判明したことで、
二人の寿命差が明らかになり、切ない展開に…。

人間に戻るか、吸血鬼となるか、生き方の選択を迫られ葛藤する要。
ここで重要なのはアルと生涯を共に過ごせるか、なのですが、
どちらを選んでも永遠に添い遂げることはできない、というのが辛い。
最終的に全てを解決できるような代替案もなく、片方を選び取った要。

せめて、そのときが来るまでは共に生きることを誓い合う二人ですが、
やっぱり、いつかやってくる別れを想像せずにはいられないんですよね。
正直何か全てをまるっと解決できる展開が…?と期待していただけに、
結局はこの道しかないのかぁ、と切なくなってしまいました。
ラストのイチャイチャと描き下ろしの無邪気エロな二人に救われた気がします。

2

美しい!

まず、表紙買いされた方も多いのではないでしょうか?
ビジュアルが本当に魅力的な作家様です!特にカラーは独特な色使いで、すごく作家様の色が出ていて大好きです。

ストーリーには王道の良さがあります!途中ハラハラするシーンもありますが、読後はハッピーな気持ちになりました。
えっちシーンもたくさんあるので、見応えたっぷりです!絵が本当にお上手な作家さんなので、人体にデッサンの狂いがなく、えっちシーンにとても安心感があります。描かれる体ががっしりしていて、個人的にはガッシリした人体の方が好みなのでドンピシャでした!

吸血鬼ということもあり、爪が長いので要さんの中を傷付けてしまわないか気になっていたのですが、表紙裏でそのことについての秘密が書いてあり、安心しました!笑

年下ワンコ攻め×絆されえっちなお兄さんが好きな方にオススメです♡

3

顔面偏差値百億点

(同人活動している時から大好きな作家さんです)


は〜好き。もう絵が綺麗すぎませんか
とても好み!絵もストーリーもドストライクでした!!!
キャラクターが可愛く魅力的でエロがしっかり多めなのも好みです。

4

絵は好み

作家インタビューと表紙を拝見して購入を決めました。
体格の良い絵柄は好みだし、カラーも綺麗でしたので期待していました。

が、なんというか、すごく読みづらかったです。

受けの要が攻めのアルからのエッチを拒否したあと、場面転換後にもう1週間食事(=精液摂取)してないというようなアルのセリフがあり、1週間時間経過したのだと解釈したのですが
要がアルを拒否するきっかけとなったジルが再登場した際には、ジルがアルに会うのは昨晩ぶりと話していて混乱しました。
2〜3日に1度で良いはずの食事なのに、もっと高い頻度で求められて困る!という導入だったので、ジルに会う前も散々エッチしてるのにジルに会ってから一晩しか経ってない、なのに1週間食事してない???と、ここで没入感が切れました。

アルに牙が出て要が驚くシーンでは、まずこれまでのアルには牙がないという前振りが無かったので、なぜそこまで要が驚くのかが分かりませんでした。
牙が出ると吸血鬼としては成人したことになる、そして成人するには吸血か吸血と同等の精液摂取が必要、という設定の前振りも無かったのに関わらず、当然のように話が進んで行くことが違和感でした。

とにかく、違和感を感じることが多く、読み飛ばしたかと思って何度もページを遡るため、集中して読めませんでした。

要が育った施設を訪れた際に、アダムという少年と出会うのですが、そこでアダムとジルの関係を匂わされるのも、教会が関わってる施設の少年がなんで吸血鬼と浅くは無いであろう関係なんだ…と、脇キャラだとしても説明が無さすぎて唐突だなぁという印象です。

アルがなぜ施設に来て要に育てられることになったのかの掘り下げも無いですし、吸血鬼が人間の2倍の速さで成長する設定も特に物語に必要無かったと思います。

色々目を瞑ってエロ特化作品として読むにも物足りないなぁと感じました。

3

こう見えてこの攻め…

市ヶ谷モル先生のデビューコミックス。
作画がタイプでカバーも素敵
悪そうな年下攻めインモラルな神父受けに惹かれ
1話を読んで絶対単行本買うって決めてました。
期待の新人ととらのあなの小冊子付きを勇んで購入しましたが…
全然私には萌えが足りませんでした!
攻めの雄みが全然足らんのよ。。
カバー詐欺かな?ってなくらい
帯も煽りすぎですね。
このど攻めみたいな顔した吸血鬼年下攻めが
優しい攻め?いい子すぎる攻め?優等生?
マイルドすぎて吸血鬼ならもっと淫靡?なの欲しいし
いやもっと身勝手であれ
もっと求めろやってあれれ?な感じでして
決して面白くなかった訳じゃないんだけど
なんでこんなラスト?になるんだろう。
執着とか溺愛とかBLを愛する腐女子の大好物が
こんなにおいしい設定なのに足りないよなと。
ネタバレですがなんで人間にもどるエンド?
2人で生きてこうそばにいてって言って
そんなスムーズにそのエンドになるなんて
いや愛してるから吸血鬼になってほしくないんだろうけどちがいますよね?綺麗事よそれ。
しかも人間に戻る手段も簡単にすぐ見つかるし
出た時は当て馬ぽい吸血鬼もいい人で全然活躍しないし。。
転生して見つけてみたいなのは
え?どゆこと?って2人は納得してるけどこれでいいの?納得してたらハピエンかい?
これ私には微妙エンドで
美味しい設定だし作画やキャラデザが最高なだけにかなり残念ななんだかもったいない作品でありました。。
次回に期待かな。

1

肉感が良い

今回がデビュー作みたいですが、身体が肉感的で大変良かったです!
えっちな神父様がエロいです。

ストーリーは、過去の話が1年前とあまり年齢が変わらなかったので、現代に戻った時も過去も(過去の冒頭だけ1年前とあります)同じように見えてしまい分かりにくく、もう少し身体年齢を下げても良かったかなと思います。

あと個人的に、アダムくん攻めのジルさん受けが読みたいなと思いました!
アダムくん良いキャラで、登場シーン少ないのがもったいないなーと。
スピンオフお待ちしております!


















紙本購入
修正は白短冊でナニがとは言わないけど大変良いです。

2

流され神父様と吸精ワンコ

デビューコミックとの事です。
美しい吸血鬼×神父様に惹かれて購入しました。

吸血鬼がテーマの作品は数作読みましたが、人間と吸血鬼が共存(?)してる世界観は初めてだった気がします。
海外っぽいのに神父様は名前が日本人風なのはなんでか、アルはどういう経緯で教会に引き取られたのか、設定にはややすっ飛ばし感有りでした。

あとがきに「宗教的アレコレはフィクション」と書かれてますし、上記の設定うんぬんもふんわり読むのが正解なのかもしれないですね。

良かったのは神父様なのに、育ててきた子とこんな事しちゃってる!という背徳感と程よい肉感的な身体が描かれてるところかな。
あとアルに2回血を吸われた要が、理性を失ってアルを誘うのがエッチな神父様で良かったです。

続編がありそうな雰囲気があるのですが、どうなんでしょうね。
ジルとアダムも中途半端な登場だったし、アルと要のその後も気になって不完全燃焼感が強いので続きを期待しています。

2

天然受けとワンコ攻め

初めての作家様でした。
こちらが初コミックスとのことです。
表紙に惹かれて購入しました。

神父の要と、そんな要に育てられた吸血鬼のアルのお話です。
要はかなり天然でアルの好意を
あまりわかっていないようなタイプです。
ですが、アルの食事の為にセックスをします。
要はそれでいいのか?と思いました。

ちゃんと最後は両思いになるのですが
個人的にはなんと言うか少しお話が薄く感じました。

最後のアルと要がした選択もお互いには良かったと思うのですが
結局アルが置いていかれちゃうので
要が亡くなったあとの事を考えると切ないなぁと思いました。

2

美味しい設定がいっぱい

吸血鬼×神父で、それだけでもコスプレっぽくて素晴らしいんですが笑、他にもいろんな設定に美味しいと思われる要素が詰まってました。
主人公は吸血鬼の子供を育ててきた要です。この子供アルガードは成長速度が速くすぐ青年になります。そして数日に一度要の精液を摂取。吸血鬼BLの王道設定って美味しいんだなあと再確認…笑。
アルガードは精液だけだと万全でいられないのに、血液を飲まないのは要の負担を考えての健気な行動です。そんなアルに絆される要。Hシーンは体格差がほぼなく、二人とも厚みがあって筋肉質で、とても好みでした。
吸血鬼といえば長寿命ですが、吸血鬼化してしまった要は、アルとの将来を考えます。当て馬かと思われた男は、説明役になってくれたり将来の選択肢をくれたりと、ストーリーを面白くしてくれました。要は吸血鬼としてアルと生き続けるのか、それとも…?という展開。
個人的には要の選択はとても良かったと思います。ここは好みが分かれるのかな…どうなんだろう?描き方がすごく良いので、どっちエンドでも納得の作品になってた気がします。先の物語の余地が広くて、私はここがとても好き。
神か迷いましたが、何度か細かい点はスルーしなきゃ、と思うところがあったので萌え2。とはいえ次回作もぜひ読みたい作家さんです。

2

途中で読むのをやめようかと思った

申し訳ないですが、購入したことを大変後悔しました。

まず1話の掴みから、わけがわかりませんでした。
途中まで読んでいくと、吸血鬼の子が神父に預けられたのだと理解できましたが。
この部分についての描写が数ページで内容に乏しく、1話で読むのをやめようかと思うくらいには苦痛でした。
私の理解力がないだけかもしれませんが。

かなり唐突に物語が進み、時系列もバラバラなのでわかりにくい。
けれどえろシーンだけはふんだんに盛り込まれていて、修正が少ない。
正直エロ本読んでいる気分になりました。

エロが先行しすぎて心理描写が少なく、神父と吸血鬼が恋愛感情を持つという禁忌にも思える行為を許すようになったのかがわからない。
当たり前に吸血鬼を受け入れている世界のようなので、そういう禁忌も存在しないのかもしれませんが。

吸血鬼の食糧として必要だとはわかりますが、仮にも神父ですし意識が低すぎます。
設定も薄く、ただただエロを描きたいだけに感じてしまいました。

エロを求めていて、筋肉質な描写が好みの方にははまるかもしれません。

5

次回作に期待

初買いの作者様です。
そして作者様の初コミックスだそうです。
絵柄はお上手です。
ただ筋肉質な絵柄なのでそこで好みが別れるかと思います。

受に育てられたワンコで一途な年下のヴァンパイア攻×鈍感で天然な神父受というカプです。

お話は要(受)は預かったヴァンパイアの子供アル(攻)はすくすくと成長し毎晩血を強請るのではなく要の精液を強請ってくる。
そんなアルの育て方を間違ったと要は頭を悩ませ………という感じで始まります。

すみません。
以下少し辛口です。

ヴァンパイアは今までも多く描かれている設定なのですがこちらの作品はヴァンパイアであるアルがワンコで要大好きというのが特徴でヴァンパイアモノでありがちな薄暗さは皆無でソコは安心して読むことが出来ました。
ただ物凄く勿体ない。
時系列が現在→過去→現在とあっちこっち飛ぶので導入の段階で置いてきぼり感があります。
正直、人間である要の両親云々よりも人外であるアルの過去を掘り下げて欲しかった。
アルはダンピールだから捨てられたのか?とか要との出逢いとか幼少期にアルが自分と他の子が違って悩んだりいているのを要が導いたりとか…そういった魅力的なエピソードが丸々と端折られているのが本当に残念でした。
吸血鬼と人間の寿命差に2人が悩むところも個人的にはイマイチ…。
2人が決めた答えに対しても要が転生したとしてダンピールであるアルは250歳~300歳までしか生きられないんだから次の要に出逢ったとしても今度はアルが要を遺す事にならない?とか生まれ変わった要に記憶は無いわけだから要はそれでも良いの?とか色々ツッコミが浮かんでしまい消化不良。
個人的に最後は要の最初に言っていた吸血鬼になって一緒にいたいっていうのが一番しっくりくるしアルにもそう思ってもらいたかったなぁと…。
エロに関しても中途半端に感じてエロ特化ともいえず今一つでした。
画力はとても高い作者様なだけに本当にお話やエロがもう少しの工夫で神作なのになと…。
作者様初のコミックスだということで次回作に期待したいと思います。

7

いい意味で王道の良さが生きている

表紙が綺麗でジャケ買いしました。
絵柄ももちろん綺麗なのですが、紙質とか色合いとかもとても素敵。電子も良いけれど、こういう楽しみ方ができるのは紙媒体ならではだなとしみじみ。

帯の文句とか、あらすじとか表紙から、なんとなくエロ度の高い作品なのかな?と思いつつ手に取ったのですが、いい意味で裏切られました。純愛です。一途です。攻めがワンコでとっても可愛いです。

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





神父の要は孤児だったアルカード(愛称はアル)を引き取って育ててきた。小さかった頃は要の言うことをよく聞き可愛らしい少年だったアルも12年経ちイケメンに育った。

が、アルは実は吸血鬼。
2~3日に一度、体液を摂取しなくてはならない。人の血を吸うことを良しとしないアルは要の精液を飲むことにしている。成長期で栄養がたくさん必要なアルは、毎日のように要から精液をもらいたがるが―。

精液を飲む、ということは、つまりアルは要に口淫をするわけですね。そのたびに要の身体も触りたがるけれど。要にとってアルは子どものような存在で、そこに性欲を含んだ愛情は存在しない、と思っている。けれど子どものころから要一筋のアルにとって要は唯一無二の存在。お互いに相手を大切に想ってはいるけれど、そのベクトルはすれ違っていて―。

王道のストーリー展開と言える作品です。
先の先までスーッと見通せるっていうのかな。今作品のキモは、吸血鬼と人間という、生きる時間の長さが異なる種族の2人がともに生きていくために選択することは何か、という点だったように思います。

王道、と書きましたが、それは悪い意味ではなくって、萌えツボがきちんと押さえられてる。年下ワンコ攻めに、綺麗なお兄さんに、人間と吸血鬼の種族を超えた愛。多くの腐姐さまの萌えを刺激しそうな作品です。

個人的にはもう少し捻りのあるストーリーが好きで、シリアスさももう少し混ぜてくれた方が萌えたな、という感はありますが、それ故に痛い展開になることはほぼほぼなく、登場人物たちも良い人達ばかり。そういったこともあって、温かな作品でした。

要の精液を飲みたがるアル、という関係は序盤からずっと変わらずありますが、だからと言ってアルが要に無理強いすることはありませんし、あくまで奏ファーストを貫くアル、といった展開なので程よいエロが堪能できました。なにしろ絵柄が綺麗なので濡れ場も綺麗。神父さまがあれこれ致されてしまうという背徳感も非常によろしかったです。

今作品がデビュー作なんですね。
次回作も楽しみに待っていようと思います。

4

年下攻め吸血鬼がかわいい(∩´///`∩)

紙本で購入したんですが表紙が+゚。*美しい*。゚+
パール紙がプラチナの輝きを放っていて、
美麗な絵に華を添えてめっちゃキラキラしてる…!!

中の絵もとっても綺麗でエロくて、
綺麗でエロくてエロくてエロくて綺麗で…∞
紙本は神修正でtnkも+゚。*美*。゚+でした(﹡´◡`﹡ )


さて、あらすじをザックリ。
神父様に育てられた身寄りのない吸血鬼の子供が、
大きく成長して神父様を美味しく食べちゃうお話です♡♡

受け:要は、非常に真面目で人望が厚い神父様。
ちょっと(?)天然で流されチョロイン素質あり。

攻め:アルは、身寄りがない吸血鬼。
要と出会った時は4歳ですが人間の2倍の速度で成長。
優しい要に愛され大切に育てられ、ワンコ気質あり。


要:「育て方を間違えました…」
のモノローグから始まるストーリーにガッツリ萌えました(∩´///`∩)

要にとってアルはいつまでも子供だったんですね。
大きくなっても子供の時と変わらない扱いをして
一緒にお風呂、一緒にお布団なんですよーー(∩´///`∩)
(同衾萌えでニヤニヤゴロンゴロンが止まらねぇ)

アルは密かに要に片想いをしているので、
も~~辛いの極み。蛇の生殺し状態。可哀想かわいい。

しかしある日とうとう抑えきれなくなってーーーー。

初エッチで吸血鬼のアルにとって精液も食事と判明し
以降、精液を飲んだりエッチする関係に発展します。
が。恋人になったのではないんですね。
要はアルの食事になっているに過ぎないと思っています。
(アルの気持ちが通じない片想いに萌える…////)

そんな中、要が他の吸血鬼に狙われたり
吸血行為の影響で要に身体に異変が出たりと展開していくストーリーとなってます。


萌えポイントは多々あるんですが、
1番は要がアルを育てたってところがすごく好き。
子供だった攻めが大きく成長して受けを食うシチュが大好きなのでめっっちゃ萌えた~!!
(いつまでたっても子供扱いされて拗ねるとこもシッカリ描写があって完璧だよ…好き…)

そんで要が鈍感すぎて通じない片想いしてるとこもニヤニヤするんですよー!

アルが思い切ってキスしてアピールしても、
要は子供のじゃれ合いだと思ってスルーする鬼畜さw
まったく意識されてなくて落ち込むアルが可哀想で萌!
涙目で顔真っ赤にしてるアルが可愛くて可愛くてッ!!

もうね。年下攻めスキーに性癖にブッ刺さり。
楽しいぞ…これは楽しい。萌えの宝庫や…(∩´///`∩)ハァハァ

で。
吸血行為の後に要の身体に異変が出るんですね。
色んな変化があるんですが、顕著に表れる異変は淫乱になるっていう。

清廉潔白な要が乱れまくるギャップがすごくて、
最初は ∑(゚◇゚///)ウマー!!! って読んでたんですが…。
あまりにも"要"とかけ離れてて幸せエッチじゃないっていう…(;ω;)ウウウ

そもそも寿命がまったく違う要とアル。
少しずつ重みになっていくのが切ないです。
その辺りに関してはアルのほうが覚悟決めててカッコよかった!!

うーーん、私は切ない余韻が残りました(;ω;)
でも天然で鈍感な要に完全スルーされてた片想いを思えばすごくハッピーなんですよ。
これが数十年先より今を大切にする異種族ラブの刹那的な美しさなのかもしれません。
(注※一応ラブラブハッピーエンドです。単に深読みして考え込んじゃっただけ…;)

アルが要に引き取られる経緯がないのが気になりました。
4歳までどうしてたのかなぁ…とモヤモヤ。

少しマイナスなことを書きましたが
上にも書いたように年下攻めスキーには萌えの宝庫でたっぷり楽しめました♡♡

7

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