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手負いのライオン、囚われのバンビ

teoi no lion toraware no bambi

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表題作手負いのライオン、囚われのバンビ

葛城玲央,高校生,人気者の優等生
更科花鹿,高校生,地味な特待生

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき
  • カバー下漫画

あらすじ

学園の王様(キング)に愛される

記憶を失くしたスクールカーストの頂点(トップ)×孤独な底辺
嘘から始まる恋

特待生として高校に入学した更科花鹿は、スポーツ万能、容姿端麗で人望も厚い葛城玲央と出会う。
皆の注目を集める葛城と、地味でガリ勉の更科は、まるで「スクールカースト」の頂点と底辺。
住む世界が違うと知りながら葛城に惹かれてしまった更科は、ある日学校での自慰を葛城に見つかり、脅されるようになる。
しかし、葛城が事故に遭って事態は急展開──!?

「何言ってんだよ、俺たち付き合ってんだろ?」

作品情報

作品名
手負いのライオン、囚われのバンビ
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784815501921
3.9

(59)

(21)

萌々

(19)

(16)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
231
評価数
59
平均
3.9 / 5
神率
35.6%

レビュー投稿数9

進学校でもガリ勉は下層なのか

スクールカーストってのが、中高生から遠く離れすぎてピンとこないんだけれど(昔はヤンキーといじめられっ子以外に区別なんてなかったと思うので)葛城がみんなの真ん中でてっぺんにいることに納得がいくキャラクターで良かった
彼は裕福な家庭で育ち、遺伝的に優れた物を受け継いでいる
それでいて末っ子で愛されて育ったことが見受けられる
ケガで夢を諦めていたりしているのに、好きだからって理由で打ち込むことをやめないようななんか凄く魅力的な人物
成績で2位になったときの様子からも捻くれたところがないのがよくわかる
ただ、自分の方から先に好意を持つことに慣れていなくて勝ちの意味を間違ったまま獲物として捕らえてしまったのね
きっと、その状況を悔いていたんだ

事故にあって、気になってたってことまでは記憶があって、知らん間にうまいことやれてた自分のこと疑いもせず、本来の好意を表す機会が訪れてラッキーだった

更科も「好きな人の家族の話」とか、状況に乗じて気持ちを表すときに素直な言葉で言えてて良かったよ
こじれずに済んだ
更科はお母さんの記憶はないんかな、甘えないように暮らしてたみたいだけれど、学力が高くなる方向にばかり影響したみたいで、医者になれそうだし良いね

二人共が頭が良くてバカな選択をしないからなのか、割と色んなことが詰め込まれてる割に最適な道程で上手く行ったみたいな感じ

指輪がステキじゃなくて変に目立つ感じなのが高校生らしくて可愛かった

1

カースト

カーストの頂点にいる玲央と、特待生で真面目な花鹿とのお話。
一人でしているところを玲央に見られた花鹿は、それをネタに脅されてー…。

ここまではよくあるお話といえばよくあるお話なのかもしれませんが、
その後玲央がまさか記憶を失うなんて思いもしませんでした。
お話はどうなっていくの!?と、夢中で読みました。

幸せだから記憶を取り戻して欲しくない花鹿。
そんな彼の気持ちを考えると切なかったです。
このまま身体を繋げるとなると、花鹿がもっと悲しい気持ちになっちゃうから嫌だなぁと思っていたのですが、
身体を繋げる事になったのは、全てが解決したあとだったのでよかったです。
玲央もちゃんと元から花鹿のことが好きで良かった〜!


描き下ろしで花鹿がピアスをつけていたのですが、
これは玲央が開けたのかなぁと勝手に想像してニヤニヤしました(*´ω`*)
幸せなお話を読めてよかったです♪

0

BLらしい

カースト上位肉食獣(玲央)×下位草食動物(花鹿)という、BLらしい設定でした。下位と言っても特待生になるくらい学力は高いんですけどね。でもなぜか自信がなくて、オールマイティーな玲央に憧れて…あんまり見ないようにと避けていたら、玲央の方が花鹿を気になっちゃったっていう。

両片想いからの無理やり関係からの記憶喪失からのハッピーエンド。パターンではありますが、王道だからこそ楽しめるものもあると思います。

地味受け好きには花鹿はたまらなく可愛いですね!束縛強そうな玲央ですが、自信のない花鹿にはぴったりじゃないでしょうか。しっかり甘やかされてほしい。

0

ジワジワ良い

じつは絵は好みじゃないし、何となくスッキリしない部分があるのよね~と
すぐポチるのを躊躇ってしまう作家さまなのですが
ジワジワ良いお話だった・・・と嚙み締めちゃって結局ポチるのよね。
今回は割とすぐにジワジワ切なくて泣けてしまった!

2

疾走感

アップテンポな展開で、物足りないとかついていけないと感じる方もいそうですけれど、私にはこの疾走感心地良かった。

表紙から見てお分かりの通り、ルックスも良い受けは底辺という程の事は無く、とても成績優秀な上にそれを維持していかなければならない特待生の為勉強ばかりしておりますが、一般市民の範疇です。本人が底辺と卑下しているだけで、他の登場人物達からも蔑まれたり不当な扱いを受ける場面も無いです。

攻めはホンモノ THE TOP OF TOPS です。

受けは一貫していますが、攻めは最初の出会い編→事故の後遺症編→解決編と態度や性格に変化が起こりますが、素の状態が後遺症編なのでしょう。ですのでこの話のその先は解決編→後遺症編の二人になるのは間違いありません。

2

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