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あたる先生作品初読みです。
絵がとても好みです。キャラやお話も。
特に聡一。無愛想無口男前長身短髪…めっちゃタイプ。
派手さはありませんが、とてもいい作品でした。
最初は無表情だった聡一が阿部と接するうちに笑顔になったりかわいらしくなっていくのがよかったです。
表には出さなくても仕事に対する不安や迷いがあったんでしょうね。それをプロであり人生の先輩の阿部から認められ励まされうれしかったんだろうなと絵で伝わる作風が好きなので。
そんな聡一の変化と共にストーリーが進むのが自然で。
阿部なりの葛藤や心情の変化も見せつつ流れがお上手です。
キスシーンがめちゃくちゃよかった。超好みな描き方です。
そして聡一のスキンシップの仕方、阿部の髪にキスしたりバックハグしたり…身長差や触れ方が好みすぎる。
寡黙で無表情だった聡一がこんなに甘い愛情表現するなんてーと萌えでした。
設定や仕事内容もストーリーに沿っていてお仕事BL(好き)としても楽しめました。
脇キャラもメイン2人との関係性がいいしそれぞれ個性的であたたかく、作品のよさとなる重要な要素でした。
すごく好きな作品でした。
あずき、というのは攻めさんのお仕事場に関係していて、和菓子やさんにあずきを製造して卸す会社です。
ふとしたことで出会い、仕事としてこの会社のコンサルティングを請け負うことになった主人公、阿部さん。この阿部さんがくたびれた感じの40才なのが最高です!
一方の攻め、百井さんは若手経営者。新しいことに挑戦したいけれどやり方が分からない。そこにベテランコンサルタントの阿部さんとの出会いがある。
お仕事の進み方がしっかり描かれると同時に、二人の関係がゆっくり進展する様子が自然に描き出されてすごくよかったです。
今後も注目の作家さんになりました。
青年漫画っぽい絵柄が好きなので、表紙に惹かれて買って読みました。
面白いかつまらないかといったら面白いとは思います。
でも、正直にいうと、主人公(受け)と攻めのキャラクターに私の好きな某作品の攻めと受けみを感じてしまい。
主人公、特に……。
そう感じてしまった時点で単体で評価できなくなっちゃったなと。
商業BLの場合、どの作品が優れているかどうかというよりも自分の性癖や萌えポイントに刺さるかどうかっていうのが大事なんじゃないかなと思うんですけど。
でもやっぱり、似てると思うとどうしても比較したくなるし、自分の贔屓目で某作品の方がいいとジャッジしたくなります。
ごめんなさい、私は某作品の方がずっと好きなので! しかも攻めと受けの愛すべきキャラクターが好きなので! 似てるなと感じた時点でこちらはnot for meとさせていただきます、本当にすみませんが!!
という訳なので、商業BLを読むのが初めての方や、某作品は未読の方は面白く読めると思います。いや、もしかすると他の方は某作品を読んでも似てるとは感じないのかもしれませんが。
しかし、私はどうしても某作品とその攻めと受けを思い出さずにはいられないので、つまらないとは思わないけど、好評価はできません。
ほんわか年の差お仕事BLでした。
製餡所の若き社長代理・聡一と、PR会社の管理職・阿部。年の差15歳。一緒に新商品を開発していく中で徐々に聡一→阿部の様子が。キスをきっかけに恋愛へと発展していくのでした。
雰囲気は好きだし、お仕事もばっちりしてるし、話は面白いし丁寧だし、いつもなら言うことなしの名作なのですが、なんか物足りない。なんだろうなと考えてみると、男同士の葛藤がほとんどなかったからかな、と。
最後まで読めば、おそらく聡一はゲイで、恋愛感情に疑問はなかったんだと思います。でもそういう描写がなかったのでノンケ同士だと思ってて、それにしてはスムーズに行き過ぎだよねー、葛藤は?となりました。ノンケだと思われる阿部も、男同士ということに関してはあまり引っ掛からず進んでいました。そこが物足りなかったのかな。
甘さ控えめのほんわか年の差カップルかと思いきや、描き下ろしでは激甘聡一が見れたのが良かったです。スパダリの香りがする…(笑)その調子で今後年の差に葛藤するであろう阿部を安心させてあげてほしい。