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製餡所社長代理百井聡一25歳✕PRコンサルタント阿部たかお40歳、うちのあずきの良さを知ってもらうにはどうすれば?から始まる恋の話し。
自社製品をPRすべく2人で試行錯誤するうちに居心地の良さを感じつつ、逆に年齢が離れているからこそ、話しやすいところもあり…。
でお仕事漫画として楽しめました。
ここからどうBL展開がくるのかなーと思っていたら聡一君のいきなりのキス。
たかおは聡一君周りの人達の顔がチラチラつきます。
巻末のイチャイチャ編で付き合って2ヶ月、そーいう雰囲気になったところでたかおが「準備必要らしいので」の言葉に聡一君が「前も大変だったので今度はちゃんと」でやっと、確信が!
聡一君やはりノンケではなかったか…。
前も…ってこのタイミングでこの言い方で言うんだー。
入院先でおじいちゃんが、たかおの話しを聞いてて仕事相手が男性だって分かった時も不思議がってないから、あーたぶんおじいちゃんは聡一の性的嗜好は分かっているのかな。とは思っていました。
BL作品なので、そこらへんのことをちゃんと触れた上でストーリーを進めて欲しかったです。
その辺が分からず、どう読み取ればいいのかと最後まで分からずじまいでした。
2人とも、恋愛面において肝心な話しもないし。
2人なりのゆっくりのんびりも分からなくもないけれど、それとお付き合いをしていく上での肝心な話しをするは別問題で。
ちゃんとお互いに思っていることは言うようにしようとか、ラブな面での萌えなかったです。
これもう、お互い好きじゃん!
の熱量が伝わってきませんでした。
あたる先生作品初読みです。
絵がとても好みです。キャラやお話も。
特に聡一。無愛想無口男前長身短髪…めっちゃタイプ。
派手さはありませんが、とてもいい作品でした。
最初は無表情だった聡一が阿部と接するうちに笑顔になったりかわいらしくなっていくのがよかったです。
表には出さなくても仕事に対する不安や迷いがあったんでしょうね。それをプロであり人生の先輩の阿部から認められ励まされうれしかったんだろうなと絵で伝わる作風が好きなので。
そんな聡一の変化と共にストーリーが進むのが自然で。
阿部なりの葛藤や心情の変化も見せつつ流れがお上手です。
キスシーンがめちゃくちゃよかった。超好みな描き方です。
そして聡一のスキンシップの仕方、阿部の髪にキスしたりバックハグしたり…身長差や触れ方が好みすぎる。
寡黙で無表情だった聡一がこんなに甘い愛情表現するなんてーと萌えでした。
設定や仕事内容もストーリーに沿っていてお仕事BL(好き)としても楽しめました。
脇キャラもメイン2人との関係性がいいしそれぞれ個性的であたたかく、作品のよさとなる重要な要素でした。
すごく好きな作品でした。
あずき、というのは攻めさんのお仕事場に関係していて、和菓子やさんにあずきを製造して卸す会社です。
ふとしたことで出会い、仕事としてこの会社のコンサルティングを請け負うことになった主人公、阿部さん。この阿部さんがくたびれた感じの40才なのが最高です!
一方の攻め、百井さんは若手経営者。新しいことに挑戦したいけれどやり方が分からない。そこにベテランコンサルタントの阿部さんとの出会いがある。
お仕事の進み方がしっかり描かれると同時に、二人の関係がゆっくり進展する様子が自然に描き出されてすごくよかったです。
今後も注目の作家さんになりました。
青年漫画っぽい絵柄が好きなので、表紙に惹かれて買って読みました。
面白いかつまらないかといったら面白いとは思います。
でも、正直にいうと、主人公(受け)と攻めのキャラクターに私の好きな某作品の攻めと受けみを感じてしまい。
主人公、特に……。
そう感じてしまった時点で単体で評価できなくなっちゃったなと。
商業BLの場合、どの作品が優れているかどうかというよりも自分の性癖や萌えポイントに刺さるかどうかっていうのが大事なんじゃないかなと思うんですけど。
でもやっぱり、似てると思うとどうしても比較したくなるし、自分の贔屓目で某作品の方がいいとジャッジしたくなります。
ごめんなさい、私は某作品の方がずっと好きなので! しかも攻めと受けの愛すべきキャラクターが好きなので! 似てるなと感じた時点でこちらはnot for meとさせていただきます、本当にすみませんが!!
という訳なので、商業BLを読むのが初めての方や、某作品は未読の方は面白く読めると思います。いや、もしかすると他の方は某作品を読んでも似てるとは感じないのかもしれませんが。
しかし、私はどうしても某作品とその攻めと受けを思い出さずにはいられないので、つまらないとは思わないけど、好評価はできません。
