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表題作しまちゃん家の番事情

黒賀茜,α,高校生〜,元唯我独尊ヤンキー
白崎葵,Ω,高校生〜,元一匹狼ヤンキー

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

しまちゃんにはパパが二人いる。能天気でマイペースな茜パパ(α)と、理性的で優しい葵パパ(Ω)。
今は娘のしまちゃんにも恵まれてラブラブな番関係だけど、昔の二人は少し様子が違うようで…?
パパたちの運命の出会いから結婚までを紐解くオメガバヤンキー回顧禄。
描き下ろしは夫夫の久しぶりエッチ

作品情報

作品名
しまちゃん家の番事情
著者
三日ミタ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイオメガバースコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784799755303
4.1

(117)

(55)

萌々

(34)

(20)

中立

(7)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
16
得点
478
評価数
117
平均
4.1 / 5
神率
47%

レビュー投稿数16

ちゃんと男同士感がある

この本の1番の魅力は、なんといっても2人の体格の良さです。
受けのなかではダントツといえる、がたいのいい葵。その日本人離れした大きな胸筋に拍手を送りたい茜。
その2人が交わるシーンは最高です。しっかりと男同士が絡み合っとるんです。えろいっす。
そのシーンが見れただけで私は天にのぼっていきました。

ストーリーは、2人の娘であるしまちゃんに2人のなれそめを話していくというものです。ほとんどなれそめメインで子育て要素は少しだけ。
荒れた高校にかようヤンキーの茜(α)は、他校の葵(Ω)に後輩がボコられていることを知り喧嘩をふっかけにいきます。というのは、建前で自分よりかっこいいと言われている葵に八つ当たりしにいきます。挑発的な態度の葵と殴り合いをはじめる茜ですが、どうにもお互い調子がおかしい。そう、なんと葵はΩで、このタイミングでヒートがきてしまったのだ。思わず、葵を組みしいてしまいそうな茜だったが…。

基本コメディタッチで進んでいきます。
焦れったい少女漫画のような恋の進み方。
徐々に近づいていく2人の気持ち。
それでもやっぱり2人はヤンキー。一筋縄ではいきません。あと、2人とも中身はちゃんと男です。男同士の恋愛です。

ただ、表紙のような厳つい顔の葵はほぼでてきません。乙女のようなかわいらしいお顔になります。茜といると、より顔も性格も乙女になります。
えっちのシーンの葵のお顔は、もう美人な人妻にしかみえません笑
表紙のような厳つい顔の男2人のBLが読みたいなら少し違うかな?ただ体はがっつり男です。全然かわいい体ではないです。
他のBL作品の受けのように小さくてかわいらしい受けと比較すると、葵の体格はがっつり男ですし、性格もちゃんと男です。茜といると恋する乙女なだけで。

葵は、ヤンキーというより自分の信念に反する相手をボコってるだけです。茜に恋する姿は完璧に乙女ですが、思考回路は男です。基本男らしいキャラクターです。
ネタバレになりますが、敵校にのりこみ茜に自分から好きと伝えにいく男らしさは他のBLの受けではなかなかお目にかかれません。
何度もいいますが茜のことになると、もう、ただのかわいい女の子です。冷静な葵からみるとバカで素直すぎる茜ですが、そんなところが大好きでたまらないんです。

茜は、若干ポンコツですがめちゃめちゃ喧嘩は強いガチヤンキーです。ただ恋愛童貞で、恋心にふりまわされているのがかわいいです。
すんごくピュアで一途。素直でアホで欲望に忠実ですが葵を傷つけることは絶対にしない。もう葵がすきでしょうがない。恋する乙女葵に対して、すごく男前です。気持ちをちゃんとぶつけてかっけーです、まじで。
ネタバレになりますが、それでもやっぱりアホエロな男子高校生なので好きな子の裸に鼻血を出してしまうのも最高です。
ちなみに、アホですが頭はいいタイプのアホです。

あと、ヤンキーものだけあって、2人はちゃんと殴り合います!
ですが、非人道的な行いはそんなにしてないです。いいヤンキー!最高!

0

茜の真っ直ぐさと葵の孤高で可憐さ

ヤンキーでオメガバースで。でも良いヤンキーで良かったです!

ヤンキー物だけど絵が繊細な感じですね。葵が美しい!
変にズルかったりクズじゃなくて、正々堂々としてて良かった。ロミジュリ感もあり。

茜がαで優秀なはずなのになぜあんな荒れた高校に行ってるのかな?葵はΩだけどそこまで悲壮感なくケンカも強く寡黙で。
惹かれ合って友達になって助けて告白して。
卒業式の日。ひゃー!

無事に結婚して子供も授かり良い家族で楽しく仲良くやってて良いですね。卒業から何年後なんだろう。

ところであの女子はどんな関係だったんだろ。

0

続きが出ないと!

子育てBLしかもオメガバースヤンキーケンカップルで運命の番
ともりもりすぎるお話ですが三田先生の絵柄がより洗練されてよかったです

ただなぜ子育てBLなのかと言うと
子供に
パパとパパはどんな出会いだったの?
と尋ねさせるためだけな気がしてしまいましたのでこの評価です

敵対し合う高校のヤンキー2人が出会って恋におちて
だとありきたりになってしまうからこの展開かなと深読み
なのでこれは続いてなんぼのお話かなと思ってしまいました
子供を介さないエピソードだけでも充分魅力的です

二人を取り持った猫が可愛いです

1

確かにオメガバース作品として珍しいかも。

試し読みで、茜によるパパ達のなれそめ話の導入部の、のどかな語り口と画の険呑さのミスマッチに思わずお茶噴いてしまい、これは買わなくてはw と思い購入しました。

ケンカシーンの容赦ない感じの絵柄と、恋愛部分の純情ぶりのギャップがとてもよかったです。

オメガバース設定だけど本能に振り回されてヤって子供が出来てさあどうしようって話じゃないっぽい所に珍しさを感じました。

お互いに相手を思い遣っているところがいいです。

1

続編をください!!

三日先生、作者買いです。
表紙を見て「子育てBLかな?」と少しだけ購入を悩んだのですが、まさかの回想からの出会い編。ヤンキー最高でした!
この3人家族の話がもっと読みたいです。
時系列気にせず、間を埋めていく形でもいいのでぜひ。
三日先生、絵柄もかなり安定してきて、前より読みやすくなってますし、何より前から思っていたのですが黒髪のイケメン描かせたら色気が最高すぎませんか?
続編でも新作でも活躍を楽しみにしてる漫画家さんです。応援してます。

2

いかついヤンキーが恋する様子が可愛らしい一冊

娘に二人はどうして結婚したの?と質問されて過去の回想が始まる。
殺伐とした出会いのシーンを子供向けにめちゃくちゃマイルド表現にして可愛く言い換えてるのが面白い。過去エピソードの合間に現在の様子も挟まってて、今と昔の二人の関係のギャップも楽しめる。

仲の悪い高校同士のヤンキー版ロミジュリ系ではあるんだけど、ヤンキー色はそこまで濃くなくて読みやすかった。 攻めが理性を失いかけると自らを殴って正気に戻るタイプの硬派なヤンキーだったのも推せる。受けが好きだと認めて告白するまでの流れとかプロポーズも潔くて良い。
攻めの真剣さが可愛い。
初エッチで攻めが鼻血出すのもツボ。

お互いに惹かれあっていく甘酸っぱい高校生の話はもちろん、大人な二人のラブラブっぷりも良かった。

2

※これは良いヤンキーです。そしてオメガバース♥

……スゥゥ。
あまりの尊さに気づいたら1日中見てたオタクです。(割とガチなので親族が困り果ててました)

この2人既に結婚してる所から始まるのですが
2人の子供がどうしてパパ達は結婚したの?
という所から結婚するまでの流れを話すストーリーなのですが

そこからがヤンキー度爆発!!!!!(ありがとう先生)

初めはめちゃくそ仲が悪く勘違いから殴り合いするのですが勘違いが解けた途端からなんだコイツただの良い奴じゃん(※こちら片方の感想です)となりましてどんどん構い倒していくというもう既にイチャこいてるやんけ!と鼻血出てまうぞとヤンキー狂いはテンション上がってしまいます。
そしてこちらオメガバースなのでαΩな場面もあり、そちらも……スゥゥ
愛溢れていてこの2人性格がとてもいい子達なので是非皆さん心で一緒に愛でましょう。

ヤンキー好き、オメガバース好きな方は是非チェックしてみてください!!

続編が出ることを期待しているオタクなので2人の子供しまちゃんの子育て編期待ということで
神評価です!!(出してくれ出版社!!)

以上!ありがとうございました!!

11

オメガバヤンキー最高です。

唯我独尊ヤンキーアルファ×一匹狼ヤンキーオメガ
のお話です

黒賀のアルファと思えない行動、コロコロ変わる表情最高に面白かった。

反対に、白崎は落ち着いていて表情が崩れる時は照れてる時くらいかな(?)照れてる顔は最高に可愛かった。

2人のバース性、逆なんじゃないかとも思った笑

黒賀が白崎に振られる覚悟で告白した場面。
白崎が自分の気持ちに気付いたあとの行動。
この2つの場面は本当に感動しました(泣)

しまちゃん両親に似て素直で、心の強い子で…泣

オメガバ、ヤンキー…
私の好きなジャンルが詰まりまくった作品。最高でした

続編で家族のお話が沢山読めることを期待します!

3

導入は完璧

読後すぐに続編情報を目にしたので、この先が読めるのだとわくわくしています。

表紙に子どもが出てきてタイトルにもなっているのに、その要素が少なくほぼ空気だったのは残念でした。
子育てものを想像していただけに、もの足りなさを感じてしまいます。
ただ、導入としては完璧。

ヤンキーなαとΩが、どのようにして番となったのか。
喧嘩要素もふんだんに盛り込まれていて、きちんと活かされていました。
強いΩって、良いですよね。きちんと立ち向かっている感じがあります。

脇キャラたちも良い人ばかりで、ほとんど優しい世界。

2人の馴れ初めは十分に堪能できたので、今度は家族としてのやりとりや子育て模様を読むことができるのかなと楽しみにしています。

5

表紙は

初作家さんでした
絵は好きな方かも知れないですが
内容は
思っていたのとは違ったかな??
ほぼ
回想話しで
子育ての話しはないかな
できれば
元ヤン2人の子育て奮闘を
読みたかったです。

2

この先が読みたい!

あらすじとカバー表紙に惹かれて購入しました。今年に入ってから初めてコミックスが出て、こちらが2作目なので新人作家様なのでしょうか?


ほとんどが茜と葵の過去話なので正直言ってしまえば物足りないし、もっと家族としてのお話が読みたかったという思いが強いです。


でも高校生だった葵が強いのに色気があって可愛いし、そんな葵に最初は反発していながら惹かれて行く茜がチャラそうに見えて格好良くて萌えました。
二人が友人達の前で告白するシーンなんて、それぞれ素敵でした。


二人の娘であるシマ(紫万)ちゃんが真っ直ぐ育っていて、またとても可愛らしかったんです。

だからこそもっともっと家族になってからのお話が読みたかったし、子煩悩ですぐ泣いてしまう茜や冷静でいて情が深い葵の甘々な夫夫生活をもっと読みたいと思いました。

是非とも続編をお願いしたいです。

4

しまちゃんという設定の活かし方

❝しまちゃんにはパパが二人いる❞ から始まる、パパたちの運命の出会いから結婚までを紐解くオメガバヤンキー回顧禄───というあらすじに惹かれて購入。

あらすじと〖 しまちゃん家(チ)の番事情 〗というタイトルから、二人の子供である紫万(シマ)ちゃんベースで現在・過去に展開が進むお話かと、ストーリーテラーの神作な予感&期待をして購入した為、二人の過去編が9割で現在(しまちゃん)は添え物的な内容の情報量しかなかった事に、少し拍子抜けしてしまったのは否めないかも。

外側の情報から『(展開が)新しい。今までに読んだことのないBL作品だ』という期待で買ってしまったので、期待していた展開と中身が違っていた所が読了後の満足度を下げてしまったような気がします。タイトルのミスリードが痛かった。
作品の内容が悪い訳でも無いのに……タイトルと本編の齟齬が勿体ないと思ったのは自分だけでしょうか。

子供の頃のしまちゃんの回想+本編+大人になったしまちゃんに『あの時の馴れ初め──』などと突っ込まれたりする作品内容だったら〖しまちゃん家❝の❞ 〗感があって良かったのかもしれないです。

とにかく、タイトルに対して、しまちゃん成分が足りなかった。
オメガバBL作品でこれほど子供ちゃん成分を求めた事があっただろうか(いや、ない)。

しまちゃんに馴れ初めを伝えている前提の回顧録であるからだと思うのですが、オメガバース作品であるもののオメガバース的エロ度はそこまで高くない。
喧嘩シーンが魅力的ではあるのですが、そこも同じ理由からか、ひどく痛々しい訳でも無い。

しまちゃんという設定をつけてしまったが故に、オメガバースやエロや喧嘩のどれもが❝ほどほど❞の表現になってしまい、結果、突き抜けて刺さるものがなくなってしまっている印象を受けました。

オメガバの二人のキャラ設定も素敵、過去編のヤンキーバトル展開も素敵───全体的に悪い所はないのですが、上記の理由から少し物足りなさを感じましたのでこの評価となります。









8

葵が可愛い

しまちゃんから「なんでパパたちは結婚したの?」と聞かれ、
そこから過去のお話になり、主にしまちゃんの両親の出会いのお話です。
出会いから両思いになるまでが書かれているのは良いのですが
個人的には性格が丸くなった今の二人の話を
もっと読みたかったなぁと思いました。
しまちゃんが出来るきっかけとか…(*´ω`*)

葵が途中から可愛くて可愛くて
なんでこんなに可愛いの!?って思いながら読んでたのですが
描き下ろしもすごく可愛かったです(*´ω`*)

0

出会いを辿る

αの茜とΩの葵、そしてふたりの子供の紫万。
仲良し家族のほのぼのしたシーンから
娘に自分たちの馴れ初めを話す流れのなか
茜と葵の出会いから番になるまでが描かれていました。

勘違いで喧嘩を吹っ掛けた出会いや
殴ろうとしたらお互い相手のフェロモンに反応してしまうエピソード、
仲良くなるつもりはなかったのに近付く距離…
萌えどころがないわけではないけれど
同じような設定の作品がいくつもあるので
何か少しでもこのお話にだけ光るものがあれば
もっと入り込めたかなと感じました。

現在のふたりのエピソードがあまりなかったのも物足りない感じがしてしまったし
タイトルに娘の名前が入っているのに
作中では存在が薄かったのも残念だったなと思いました。

4

ギャグ寄り!

三日ミタ先生、初読みです!
イラストがとっても綺麗です!
美人!!

まず、注意して欲しいのが、オメガバースという点と、回顧録という点です。

表表紙の2人が、若い頃(高校生、裏表紙にイラスト有)の時の話を、愛娘に聞かせるという形でお話が進んでいきます。

絶対的ハッピーエンドなので、山場は無いかな、、。あと、かなりギャグテイストです。
若い頃=昔の時代の話なので、高校のヤンキーのノリや、携帯など、随所にちょっと古いなと思う部分が散りばめられています。

ハマる人は良いですが、シラケる原因にもなるかなと、、。

何も考えずに明るい話読みたいなーって言う方にオススメです!

6

辛口ですみません

書影が出た時に表紙に一目惚れ。

オラついた男+子供のミスマッチが可愛い~ッ!!
元ヤン夫夫が育む家族モノというのも新鮮だし
コレ絶対面白いヤツでしょヾ(*´∀`*)ノ ウホホ

・・・っていうテンションで購入したんですが、
うーーーん?なんかちょっとイメージと違ったな、と。

子供に昔話を聞かせる形で回顧録が展開するんですね。
あらすじにもそう書いてあってわかってはいたけれど、
ほぼ全体を占める回想に既視感しかなくて斬新さがなにもない…;

だったら元ヤン夫夫が子育てしている方に重点を置いた話が読みたかったなー
という感想しか出ませんでしたm(_ _)m

あとホンット個人的な好みで申し訳ないですが
表紙は好きだけどモノクロ絵がちょっと見辛いなと。
線の細さに対しトーンがクドくて苦手な画面でした。

インタビュー記事のサンプルでは気にならなかったので
電子書籍のほうが読みやすい画面なのかもしれません。

評価が難しいな…。
設定や目の付け所はすごく良かった。面白い。
回顧録部分はワクワク感も萌えもなかった…。
描き下ろしは大好き!こういうのが読みたかった!!

とりあえずど真ん中評価で萌え。中立寄りです。
(時間置いて再読し、変更する可能性あり)

辛口なことばかり書いてすみません。
苦手な画面処理で読み辛かったフィルターのせいかも…;
オメガバヤンキーあるあるが大好物な方なら楽しめると思います。


レビューは内容に触れながら感想を書くんですが、
うーーーーん、どう書いていいのかわからない。

ヤンキーが出会って、α×Ωで惹かれ合って、
喧嘩しつつも仲良くなって、番になって、
ーーーという昔話を子供に聞かせるお話です。
(一応ヤバイところは伏せながら話しているらしい)

個人的に好きだったのは間に挟まれる現在軸。
子供ちゃんが「つづきつづき!」とねだるのが可愛い。
まるで絵本の読み聞かせをねだっているような構成が新鮮でした(﹡´◡`﹡ )

受けは威嚇オーラ全開で尖ったナイフみたいなのに
攻めに見せる顔がだんだんと緩んで可愛くなるのがイイ!
キョトンとした顔なんてバブちゃん並みに可愛かった!!

んで受けが心許した表情を見せると、
攻めはキュンとして顔を赤くするギャップもイイ!!

喧嘩シーンは表情に迫力があって良かったです。

描き下ろしは萌えました(﹡´◡`﹡ )
現在軸で浮気を誤解した受けがブチキレるお話です。
ハチャメチャに強い受けさんってワクワクする~!!

13

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