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成美輝一(なるみあきひと)27歳,カメラマン✕穂村春樹21歳,農家のピュアラブ。
カメラマンが性癖です。
性癖って言い方かなりおかしいけど、BLに限りグッとくるんだよねー。
好きを目に焼き付けたいって視線が好きなんだと自覚しております。
輝一が、春樹の心の隙間にある一旦溢れてしまうと止まらなくなるからずっと蓋をしていた感情を溶けていくのが、ただいまとおかえりの数に比例していくストーリー展開が良かった。
風景描写がダイヤモンドダストのようにキラキラしていた!
一瞬で世界を変えてしまう相手、心が動いてるっていいなって思えて、私の心が綺麗になった気がしました(笑)
ただ、カメラマンが仕事で長期滞在するのに手違いで宿泊施設が取れてなかったは無理があるのでは?
ってところと
お互いの性的対象が分からず、恋人というよりも家族に感じてしまったところがマイナスポイントになりました。
どちらかというと庇護欲に見えてしまって。
親が子供を見守りたいに近い。
恋人から家族になっていくのは良いんだけれどね
動物写真家×農家の青年。
動物写真家の成美が北海道に「妖精」の写真を撮りに来て、地元で農家をしている春樹と出会って恋に落ちる、一冬のお話でした。「妖精」はシマエナガのことです。
春樹は子供の頃に両親を大雪が原因の交通事故で失くしていて、冬が苦手です。隣におばあちゃんが住んでいて、幼馴染の友人もいますが、その幼馴染の友人二人が結婚するということで、孤独感も感じています。
そんな春樹の孤独に成美がそっと寄り添い、万年雪がゆっくりと溶かされてようやく春になるような、優しいお話でした。
成美は妖精の写真が撮れたら東京に帰る予定でしたが、帰る前に思いを伝え合って、最後は春樹の家に引っ越してきて、二人で暮らすことになります。
エチなしでしたが、好きな作品として心に残る素敵なお話でした。
ピュアな愛って感じで本当に素敵なお話でした!
作中でのカメラの使われ方が本当に上手で、写真には撮った本人の気持ちが映るというセリフには心打たれました;;
その後に出てきた写真に無意識の愛が写りすぎてて…
冬にトラウマがある受けの心を溶かして行く攻めの言葉や表情、行動が本当に素敵でした。
そしてとにかく情景描写が美しすぎる!動物たちの絵や風景が本当に綺麗で読んでて心も綺麗になるような作品でした!買って損は無いです!
お互いに惹かれていく過程が丁寧に描かれていて良かったです。
絵柄も綺麗だし展開も無駄がなく、最後まできゅんきゅんさせられました。
性描写はキスまでしかありませんが、ハグするだけでもドキドキしたしエロがなくても2人の控えめなラブラブな雰囲気?が尊くてもうそれだけで満足しちゃいました。
どちらかというとブロマンスに近いので、初心者の方におすすめしたい作品だなと思いました。
素敵な作品を作ってくださりありがとうございました!
