電子限定おまけ付き
面白かったです。
タイトルの通りの出来事から始まった意外な共通点。お気に入りポルノ動画が配信サイトから軒並み削除されてしまって意気消沈。
ショック受けまくりの主人公 羽生、何度も未練がましくサイトを開いてはひょっとして復活してないかなとチェック。
そのスマホ画面をうっかり部下の江久に見られて詰んだ…と思いきや、どうやら同士だったようで同じ動画をお気に入りブクマしてたとわかり意気投合。急速に仲良くなっちゃって、ないなら自分らで撮っちゃえばいいやん!とばかりに撮影大会繰り広げちゃうんですわ。
数年前に某動画サイトの動画削除ありましたね。それをうまいこと漫画に取り入れておられる。この2人の性癖を刺激するジャンルっていうのが、拷問系なんですって。めちゃくちゃ物騒じゃないか!ハードになってしまって殺人に至ってしまわないの???なんて思っちゃうけど、そこは大丈夫みたい。R18指定で話題の拷問シーンのある映画を2人で観に行ったらエロシーンでのR18ではなく、残酷シーン(殺人)での成人指定だったんですって。
そこは興奮材料じゃないらしく、映画見終わったふたりはゲンナリしてた。
拷問っていうか、凌辱シーンに興奮するって事ね、理解。
普通のSMよりも拷問器具寄りな初めて見るプレイが満載。
拷問具[スカベンジャーの娘][苦悩の梨]なんて初めて聞きました。圧縮プレイとかマニアック〜。
自分達のお気に入りだった動画を再現していくのですが、上司の羽生がチョロ可愛いです。
快楽堕ちしちゃうし、動画なんて撮るなー!と言いつつ完成動画転送されたら出来栄えに大満足で自分の動画をオカズにしちゃうわ、次はどんな動画撮ろうかと無意識に妄想したりして。
好きな性癖は変態的だけど、部下の江久くんは世渡り上手で甘え上手。上司の羽生を上手い事転がしてたりしてるけど、根がいい子だから執着やじっとりねっとりした陰湿感が全くない。
不思議とおバカラブコメ。
同時収録の鬼と人間のお話も一見シリアスなのかと思いきやこちらも超絶ハッピー。
境遇はシビア。鬼の子だから迫害されて1人でひっそり山奥で暮らしてた主人公。
人減らしで山奥に捨てられていた全盲の男の子。
なんだかほっとけなくて拾って帰って育てる事になって愛着が湧いちゃったけど…ってな話。
こちらもちびっ子時代がかわゆくてほっこりしました。
どちらのお話ももっとドロッと描ける設定なのに、とっても明るくて光属性な作品に仕上がっていて不思議。他にはないものを感じました。
きっと作者さんのお人柄なんだろうな。
未読の方試してみて欲しいです。
シーモアで購入
白抜き修正
SM好きには堪らない1冊でした。
表題作は話も明るくてとても読みやすく、登場人物の関係性なども可愛くて終始ニヤニヤしながら読んでしまいました՞っ ̫ ⊂՞
プレイ内容も特別特殊ではないのでSM系が好きな人には絶対読んでもらいたいなと思いました。
もうひとつの作品の「恋をお返しいたします」はSMシーンはなく、比較的セックスの描写も少なめで読みやすい作品でした。
大正を舞台とした優しいストーリーがとても刺さりました。ストーリー重視で作品を好む人におすすめしたいです。
絵もとても可愛らしくて綺麗ですごくすごく良かったです(語彙力)!
このコミックは、表題作の「エロサイトが死んでしまった」と「恋をお返しいたします」の2編組です。
「エロサイトが死んでしまった」は、特殊な性癖が好きな羽生と江久が意気投合する様子のお話です。
私は、「恋をお返しいたします」の鬼の燎と山に捨てられた子ども、小太郎のお話が心に残りました。小太郎は目が見えないことで山に捨てられますが、大きくなった小太郎は、燎を探して会いに来ます。小太郎が大きくなって、燎のために命を使うと言ったのが切なかったです。燎、小太郎は小さな鬼との出会いますが、きっとみんなで暮らしているんだろうなと思わせてくれるお話でした。
性癖の不一致・・・!
上司と部下がセーヘキでつながってエロビデオつくっちゃう下剋上(もりだくさん!)とかおもしろそうじゃん?と思って読み始めたんですが、、自分のセーヘキとの不一致でたのしめませんでした_(:3 」∠)_
同時収録作は、人に恐れられ避けられている鬼と、幼児のころその鬼に救われた男の話。立派に成長して鬼のところに戻ってきて恋に落ちる、はあるあるなんですが、ムテキになってるところがファンタジー・・・!