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単話11巻まで読みました。
今のところ最終回がいつになるのかは予想がつきませんが、だんだん核心に迫りつつあるので、あと何話かで「幸福者」編は完結するのかなー?と思ってます。
砂漠で奴隷商人の長として集落を束ねる「サハラの黒鷲」ロキ。
とあるきっかけで「調教師」アルキルと出会い、出会った当初こそ人質と調教師の関係だったけれど、お互いに惹かれ合い、やがて恋人同士になるのが一つ前のシリーズ『サハラの黒鷲』でした。
その後、スピンオフ『サハラの隻眼狼』を挟んで、『サハラの幸福者』に続きます。
このシリーズはロキの父親を呪いで殺した呪い師との確執、ロキの母親ジェネシーナに固執する砂漠の監獄の女主人・マダムとの見えない駆け引き、ロキとアルキルの愛の深まり、イングルとビャクの恋模様などなど・・・
これまで敷かれてきた様々な伏線が少しずつ回収されていっていて、見応えがあります。
特にアルキルのロキに対する愛の深さ・ロキが背負う重荷をともに背負っていこうという覚悟と、ロキのアルキルに対する愛と信頼がどんどん深まっていっていて、感動的ですらあります。
アルキルが常に、「黒鷲からロキを解放してあげたい」と思っているのが、非常に胸を打つんですよね。
アルキルは優男に見えて、実はとっても情熱的で熱いものを秘めている素晴らしくイイ男です。
もともと絵の上手い作家さんではありますが、作画は『サハラの黒鷲』シリーズ当初からどんどん洗練されていっていて、本当に美しい。
この作品の世界観は独特だし、美人設定のキャラクターも多く、五月女先生でなければ描けないだろうと思います。
最新の11話はイングルとビャクが好きな人には相当嬉しい展開だったはず!
私もとても嬉しかったです。
このままいつまでも幸せでいて欲しいな・・・。
マダムの存在と呪い師の存在だけが不気味で、この先どんな風にロキとアルキルに関わってくるのか非常に心配ですが、どうかキャラクターの死や別れに繋がらないことを願うのみ。
異国・褐色キャラ・美形長髪が好きな方にはおススメのシリーズです!
2022/03/03現在、1話しか配信されていないのでそちらの感想になります。
『サハラの黒鷲』、『サハラの黒鷲2 sideアルキル』の続編のお話です。
相変わらずロキ中心のアルキル。
高価な布を買って盗賊に襲われそうになります。
そんなアルキルたちを助けたロキたち。
アルキルはロキのにあげたくて布を買ったのですが
その二人のやり取りを見ていた盗賊がロキに
「砂漠の民を裏切ったこと、必ず後悔するぞ」と言います。
その言葉が個人的に凄く胸に引っかかっています。
その後も少し気になる部分が何か所かあり
何もなく平和に過ぎていけばいいのになぁと思いました。