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星空を見つめたそのあとで

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表題作星空を見つめたそのあとで

天瀬冬吾
新進気鋭のフォトグラファー
宮沢すばる
デザイナー

その他の収録作品

  • エピローグ
  • 描きおろし
  • キャララフ(カバー下)

あらすじ

星空専門フォトグラファー×車いすのデザイナーのピュアBL☆

膝下の麻痺により車いすを利用するデザイナー・宮沢すばるは、
憧れのフォトグラファー・天瀬冬吾の関わるプラネタリウムのパンフレットを作成することに。
仕事を無事に終えたすばるがプラネタリウムの試写に訪れると、そこにいたのは冬吾本人だった。
ふたりで見上げる星空に、心臓が高鳴るすばる。
上映が終わったあと、思わずすばるは冬吾を呼び止める。
「また、会えますか――?」
星空専門フォトグラファー×車いすのデザイナーのピュアBL!

作品情報

作品名
星空を見つめたそのあとで
著者
季田ビスコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784046812780
4.4

(164)

(103)

萌々

(41)

(18)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
15
得点
734
評価数
164
平均
4.4 / 5
神率
62.8%

レビュー投稿数15

爽やかがいっぱい詰まってる

pixivコミックで連載追ってたので、ほぼ描き下ろし目当てで購入しました。
描き下ろしだけでも買った甲斐がありました。

すばるは、憧れていたフォトグラファーの冬吾に、プラネタリウムの仕事をきっかけで出会い、憧れから恋へ感情が変化していきます。

この2人の恋愛は爽やかで、汚れた心が洗われるようでした。

無邪気に真っ直ぐに全身で感動を表すすばるに、人物は撮らないと言っていた冬吾が思わずシャッターを切る、純愛って感じできゅんとなりました。

冬吾が良い人で、すばるが惚れちゃうのも分かります。
障害者だと差別もせず、ぐいぐい外の世界に連れ出し、必要なサポートはさらっとする、完璧な人でした。

せっかくいい関係を築けていたのに、すばるが一方的に別れを告げてしまいますが、それに対する答えのような個展の熱烈な写真とインタビューで、冬吾が気持ちを伝えるのです。
公開プロポーズみたいでドキドキしました。

描き下ろしには吃驚でした。ライトBLだと思っていたので、そういうシーンはないと思ってました。
でもエロスというよりは、心が満たされる、繋がるみたいな爽やかさだったので、納得と同時に2人の幸せを噛み締めました。

11

清涼感にやられます。

一見とっつきにくい感じの人気星空フォトグラファー✕ハンデがある健気なデザイナー。

以下ネタバレあります。


すばるは、元々ファンだった冬吾と仕事を通じて出会い、憧れが恋に育っていきます。
これね、冬吾が最初から優しくて甘くてイイ男なんですよ。
憧れていた人から、こんな扱いされたら、そりゃ惚れますよ~、恋しちゃいますよ〜とほぼ冒頭から萌えます。
すばるに同化して、キュンキュンしました。
すばるも素直で明るく、お仕事にも真摯に向き合うとても良いコです。
登場人物達に嫌な人がいないので、変なストレスを感じることなく読めたことも、私としては嬉しかったです。

冬吾とすばるは、思っていたよりも早めに両想いになります。
恋人として順調に愛を育んでいたのですが、すばるの心に刺さった小さなトゲをきっかけに、二人は別れることに…。
とても切ないシーンにグッときたのですが、そこから先は、冬吾が更にイイ男で…というか、冬吾はずーっとイイ男でした。最後まで。完璧。

というわけで、話、キャラともに新鮮味は無い(失礼)のですが、いい感じのノスタルジックが疲れた心に沁みわたりました。
心洗われたい方にオススメします。
ちなみにえっちシーンは最後の最後に少しだけ。
なくても良かったかもしれません。

5

恋をするってこんな感じだった

何だこのアク〇リアスのような補水液感は!?から始まり、見事なまでのハッピーエンドで感動しました

自分ではどうすることも出来ない障害って、こと恋愛においてすごく高い壁になるし、そこから1歩踏み出して相手に飛び込むのにも勇気がいると思います
私もハンディーキャップがあるので共感する部分が多くて、泣きそうになりました

「俺を許して」
自分にも相手にもかけてた呪いを少しずつ溶かしていくような、やっぱり好きだと思い知らされて自分から勇気を出して1歩踏み出した描写が心に刺さりました
大好きです!!

1

背中に泣かされた。めちゃ泣きました。

めちゃくちゃ泣いたー……
最後のなにあれ。すばるのバックショットとのシンクロ……鳥肌ぶわぶわ立ちました!!

感動するなんてもんじゃない。あんな公開告白みたいな演出されたら、冬吾のすばるへの想いが本物だって信じるしかないです。
顔の表情を撮ってるわけじゃないのに、後ろ姿だけでも冬吾がすばるを大事に想っているのが伝わる素敵な写真。主役は星空じゃなくて、すばるになってることの存在感がいいですね。
冬吾からのこれ以上ない愛のメッセージに強く胸を打たれました!
(何度見ても泣くー…)


冬吾が腕のいい写真家というのが証明されましたよね。この写真に込められたすばるへの愛がダダ漏れですもん。
2巻も更に良かったし、この作品は名作だと思う。
星空のようにキラキラしたすばるがとっても可愛かったです!

1

やってみたいという気持ち

車椅子の青年が出てくる作品という事で、健常者と障害者の恋愛の難しさについて焦点をあてた話なのかと思ってました。重い話になりそうだなと読むのを躊躇していたんですが、すごく前向きで爽やかな作品だなと思いました。
障害者、というより、相手との社会的立場の違いから一旦身を引くのですが…。仕方ないですよ、冬吾さんは有名なフォトグラファーですからね。

この作品の素敵なところは、勇気を出させてくれるところです。
やってみたいという気持ちがあれば、挑戦したらいい。
すばるが、いつか行きたいと思っていた海の向こうに連れて行ってくれた所がすごく良かった。
そして、好きな人とデートしたり。

すばるがすごく素直で前向きな所が冬吾さんも好きなんじゃないかな。
車椅子だからと偏屈な所がなくて、それを受け入れ、前向きに生きている。

これから、続編を読むところです。
この2人がとても好きなので、続編も幸せいっぱいだといいなぁ。

1

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