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表題作咲かない花に水やり 上

櫻庭岳人
高校生→出版社の
浅水洋
高校生→出版社の営業

その他の収録作品

  • 芽吹くまえ(描き下ろし)

あらすじ

浅水 洋27歳。
転職のために引っ越してきたマンション。
お隣さんは、まさかの初恋の相手――
高校生の頃に恋をしていた櫻庭岳人だった。

過去にすれ違った櫻庭と再会し、
もう恋はしたくない。掻き乱されたくない。
そう思っていたはずなのに、どうしても
見てしまう、胸が高鳴ってしまう。
惹かれてしまう心は、止められる――?

描き下ろしも収録!

作品情報

作品名
咲かない花に水やり 上
著者
yoshi 
原作
阿賀直己 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスデラックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784799757185
3.8

(114)

(41)

萌々

(35)

(22)

中立

(14)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
14
得点
425
評価数
114
平均
3.8 / 5
神率
36%

レビュー投稿数14

面白い!

まだ上巻までしか読んでないので、上巻のみの感想になります。

冒頭から攻めの櫻庭の女性関係のだらしなさが描かれてて、この男のどこが良いの?って思ってしまうんです。
顔が良くて格好いいので元から好みのタイプなんでしょうね…。再会してからも浅水が櫻庭の格好良さにヤラれてましたから。

でも浅水の一方的な思いかと思っていたら、櫻庭の方にも浅水への執着心というか独占欲みたいなものもあって、浅水の心情は分かり易いですが櫻庭という人物が分かりそうで分からないんです。

再会して簡単に浅水を抱いたと思ってましたが、高校時代も簡単にキスしてました。

浅水もずっと櫻庭ひとすじだった訳ではなくて、年齢なりの恋愛を重ねて来てるのがリアルでした。

コミックスの帯に「恋を信じないイケメン×恋に臆病なクールビューティー」とあるんですが、櫻庭がそうなったのは家庭環境なのかなと、終盤の母親との電話で想像出来ました。

高校時代にキスまでしといて二人がどんな風に疎遠になったのかで、浅水が恋に臆病になった理由が分かるのではと思いました。

 
二人の恋の行方がどうなるのか?このまま神評価が続くのか?これから下巻を読みたいと思います。

4

なかなか咲かない花。

真っ直ぐで素直な浅水と思ってても周りの目を気にして本当のことが言えない性格の櫻庭。
対照的な二人。

高校で出会い、初恋。転職で再会。
作品のタイトルのように浅水が一途な愛を示してもなかなか素直になれない櫻庭。
①浅水に惹かれているはずのに素直になれない櫻庭がクズに見えて仕方ない笑。
②浅水の一途さに健気すぎて切なくなる。
③高校の放課後の教室での画がすごく好き!
風が入ってカーテンが揺れてる中でのキスシーン。
もうキュンキュンです!
④描き下ろしの高校時代の2人のお話。もう、ほんっとに青春してる~!キュンでしかない♡´・ᴗ・`♡
⑤コミコミの上巻リーフレットは、浅水が櫻庭の言葉に乗せられて1人でドキドキしながら準備してるお話笑。可愛かった♡

3

ああもう!なんだかくやしい…///♡←

攻めが極めたクズ男だったんです。
彼女らしき人に浮気を咎められたら、実際浮気してたわ、「そもそもお前に本気って言ったっけ?」みたいなこと言ったりするわで。そして罪悪感のかけらもない。
ひどい!!こんな…
受けちゃんを本当に幸せにできんのか?!
って思ってたんですよ。

でも、、、くやしい!ほんとにくやしいけど!!
賛否分かれるのかなって思うのですが、結果的に私はこの攻めにすごくハマっちゃいました。もはや沼です。

そもそも、受けに強く惹かれて手に取った作品だったんです。
色素が薄くて、パーツ全てが美しくて、張り詰めたように綺麗な受けが、憂えげな表情をしている表紙。とんでもなく美人な上に意地っ張り属性ってもう最高じゃないですか!!///

だからこそ本当に任せられる攻めなのかって、浅水の親みたいな気持ちで櫻庭を見てました。

高校の入学式で初めて出会った浅水(受け)と櫻庭(攻め)。
浅水の転職先が、偶然にも櫻庭の職場だった。それが、11年後(二人は現在27歳くらい?)で、元同級生同士の再開リベンジラブなお話です。

櫻庭は、先述した通り貞操観念ゆるいクズ男。
イケメンでコミュ力激高で、人気者のスケコマシ。
そんな櫻庭に過去に痛い目を合わされたことがあるのか、浅水は再会して、櫻庭にちょっかいかけられても全くなびきません。「ベタベタさわんなよ!ウザい!」って水をかける程のトゲトゲ対応。かなり強気で爽快です。
でもそんなトゲトゲ対応なんのそのな櫻庭。いつもけろっとしてて余裕の鋼メンタル。
そんな感じで櫻庭はなんにも気にしてないけど、浅水は言い過ぎたなとかちょっと気にしてる。それに気づいてる櫻庭は、浅水が気まずくならないように持ち前のコミュ力で歩み寄ってきます。

そして、そうゆう時に櫻庭から自然に出る言葉にふと、浅水をよく見てるなって気付かされるんです。昔からここは変わらないよな、とか変わったなとかって前の相手のことよく知ってるからこそ出る感想じゃないですか。
でもどうしてだろうって、再開した時すぐに気づかなかったし、同級生の浅水だって思い出しても動揺しなかった櫻庭。誰でも良さそうというか、誰にも興味なさそうなのに。
浅水に、自分以外の男の影がみえるとおもしろくなさそうな顔するんです。「ふーん…」って。
浅水の携帯にきた着信が、浅水の元彼だってわかったとたん勝手に出て、「しつこいぞ、ウザいぞ」って、意味深な発言まで残して切ったんです。これには驚いた。。

浅水は浅水で、櫻庭の前では強気に取り繕ってるけど、本当は動揺しまくりで。実はずっと櫻庭ことが好きなんです。好きになったら辛い相手ってわかってるから抑えてるけど。
でも期待しちゃいますよね、、好きな人に独占欲とか向けられたら。

その一瞬の気の緩みを絶対に見逃さない男、櫻庭。そうゆう雰囲気になって、流れで致しちゃうんです。
あぁ…。
やっちゃったかーーってなったけど、ここの駆け引きすっごい好きでした。。

身体は重ねたけど深い意味はない。でも期待しちゃう、、いやだ。って葛藤してる浅水に、相変わらずけろっとしてる櫻庭。
思い返してみたら、好きとか本気とかって言葉を櫻庭から聞いてないから、こうやって他の人にもやってきたのかって読者からしても不安が募ります。

とか思ってたら、今まで遊んだ女の人全員清算したとか言うんです。
えええええ!!逆になんで?!
いやでも決定的なこと言われてないし。スケコマシだし。期待するのはまだ早い…。

とか思ってたら、「俺と付き合う?」って。
なんかもう、、ほんとに?、、信じられない、、

いつからか浅水に感情移入して読んじゃってて、櫻庭の一挙手一投足に揺さぶられて、振り回されてる。
気づけば沼です。

しかも、、上巻の終わりがああぁ。。
自分が付き合う?って言ってきたくせに、期待したらしたで、意味深な感じに表情半分隠れてて……
櫻庭の心が見えないんです、、、
ええ〜勘弁してくれぇ…ゆるされないぞ、、、

下巻読まなきゃ。安心して眠れない。。

1

お上手♥

初めましての作家様♪
表紙の二人と目があって?!お買い上げ♪
出戻りの腐死鳥こと私をジャケ買いさせるだけの絵力…………♥
うっとりしちゃいますね♥

さてさて、内容はと言えば……
上下巻作品には神作品が多数存在するため
期待しすぎちゃう私がいけないんですがっ
悪いところもないし絵はお上手だし下巻まで読了済ですから
始まりと終わりのキャラの印象は全く違いますけど
やっぱり攻め様が好きになれませぇん…………泣
何故って、BLに出てくる女の子の扱い……
うんうん、BLではよく見る光景です?

そこだけ除けば顔のいい二人がドラマチックに動く良作♥

1

上下2巻の作品です

yoshiさんの絵柄がとっても好きでして。美しすぎる表紙に吸い寄せられるようにしてお買い上げしました。今作品は上下2冊完結のお話で、下巻も同日発売されました。上巻は受けさんが、下巻は攻めさんが表紙に描かれていますが、どちらも美しい…!

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






主人公は出版社の営業の浅水。最近転職したばかりの27歳の男性。
そこで彼は一人の男と再会する。高校生の時の友人・櫻庭という青年に。しかも彼は引っ越ししたマンションの隣人でもあった。高校生だった時、浅水は櫻庭に好感を持っていたが、とある出来事をきっかけに仲たがいしてしまった相手だった。そんな櫻庭と仕事上でも絡むことが多くなって―。

というお話。

「咲かない花に水やり」というタイトル、そして所々で挟まれる描写で、浅水は櫻庭に恋心を抱いていて、でも、それは咲くことがない花のように、恋も実を結ぶことはない。そんな展開で浅水の報われない恋心を描いたお話。

そう思って読み進めたのですが。

二人は早々に身体の関係になります。身体先行のお話ではありますが、きちんと甘い空気も漂います。んー、上下二巻のお話だよね?どう話が続いていくのかなあ、と思いつつ上巻を読み終えましたが。

上巻の表紙は浅水、ということで、浅水視点というか彼の感情がメインで描かれた巻。現在、高校生時代(過去)が交差しながら、浅水の櫻庭への想いが綴られていきますが、それと並行するように上巻の終盤に櫻庭が浅水に並々ならぬ執着心を見せるシーンがあります。ラブラブじゃん、と思いきや、それと同時に不穏な空気も漂いつつの下巻へ続く!となりますので、どうなるのか気になること請け合いです。下巻もまとめて購入されることをお勧めします。

6

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