電子限定描き下ろし付き
「夢精」がテーマの作品。そこはすでにオリジナリティ。
読んでみると、確かに入り口は夢精。だけどストーリーの出口に向けて「幼馴染の片想い執着」が強くなっていく感じ?
確かに夢精って気持ちいいらしい、ですね。知らんけど。
だけど現実のHよりずっと良くて彼女とうまくいかず、最近はしょっちゅうエロい夢を見て夢精して、それを苦にしてる…っていう状態は確かに問題がある。
しかし綜汰本人が以前に夢精サイコー!みたいな事を言ってるんで、周囲はまともに取り合わず。
さて。同居している幼馴染の輔(たすく)は、夢の相手が自分である事を知っているようで…
綜汰が夢精ニスト(?)になった原因が実は輔だった…という真実、そしてその直接の行為に…正直引くわ〜…
ずっと好きだった、っていうのはいい。けどね、という。
まあ種明かしはどうであれ、綜汰はコロっと輔に落ち、輔も長年の片想いが実って丸っとラブラブ、めでたしエンドでした。
基本甘々溺愛だしエロもガッツリで読み応えはあり。「萌」で。
え?ムセイ?夢?
人力でしょ????(絶対的自信
中学卒業後攻くんの転校(親の仕事の関係?でドイツへ)により離れ離れになる→大学で再会という幼馴染の再会ラブ。甘酸っぱい感じではなくて執着攻です。呪いです。確信犯です。でもおもーい感じではなくて読みやすい。
個人的には攻くん受ちゃんともにキャラがハマりました・・・!Sみのある執着攻くん(だが基本は受ちゃんに甘い)とちょっとおバカだけど的確に煽ってくる素直受・・・二人の関係性もサイコーです(*´◒`*)
服がオシャレなのとかスッキリ系のお顔にバッキバキなお腹とか、作画も好みです♡
エアコン壊れて友達の家にわざわざセックスしにきちゃう二人ならもっとエロのバリエーションがほしいところ・・・ここは不完全燃焼ですが、セーヘキにブスブス刺さる本で2回連続で読みました。
もしかして、ミルクドリームって夢精ってことなんですか?そうなのかな?
綜汰の彼女に振られる理由が最低だなと思いましたが、それは呪いだったんですね。
そんな強力な呪いをかけられるなんて、輔は一体何者なんでしょう?
綜汰がチョロいだけなのかもしれませんが。
しばらく夢精をしていなかっただろう綜汰が毎晩のように夢の中で輔に会って、エッチするようになったキッカケってなんだったんでしょう?
輔に彼女に振られる理由を話したことがキッカケで、また時間は回り始めたんでしょうか?
輔は執着系彼氏だと思うんですけど、心の切り替えの早い綜汰となら、プラマイゼロな感じで上手くいくかもしれませんね。
付き合ってても、数日離れるだけで夢精しちゃうっていうのも困りますね。
この呪いは恋人になっても治らないのか。
射精管理以外で解決策が見つかりますように。
チョロい受け!強かな執着攻め!!大好き!!!
最高の夢精を超えられずに悶々とした日々から親友に…どこからどこまで夢で現実なのか…どんどん開発されてくのに状況が飲み込めずに追いついてかないのがなんとも可笑しい。
親友としてのかかわり合い方も面白い!
感性がちょいずれてる綜汰とそれを軽くかわしたり受け止めたりする輔の掛け合い良いです。
そんな塩な輔の押すとこで押して容赦しないところ…良いです。良い攻めっぷり!!
今回、初めてdrap作をDMMで購入したんですが、真っ白~めちゃくちゃ質量あるtnk、カブト合わせもあったから紙で見たいタイプでした…
重ためなお話からガッツリなエロまで、振り幅が大きい作品を描く印象のこん炉先生。
今作はたくさんの夢精シーンが出てくるので、エロに偏りがちになってしまうのかと思いきや。
輔と綜汰それぞれが葛藤している場面はちょっぴり切なかったり、大学生らしいやり取りにクスっと笑えるところもあって。
すごくバランスよく楽しめたお話だったなと思いました。
"夢精信者"として明かされる綜汰のエピソードは本人にしてみたら真剣な問題なのが逆にすごく面白かったし、その始まりの夢精に輔が関わっているという話の繋がりもあって、ストンと気持ちよくふたりが両想いになる展開は読んでいて気持ちよかったです。
甘々なまま終わるのではなく、輔の執着が見えるようなラストも最高だったなと思いました。