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表題作ふたりあそび 1

三上 廉
高校3年
工藤 夏稀
高校1年

その他の収録作品

  • 描き下ろし なっちゃんのおきにいり

あらすじ

幼馴染以上セフレ未満の廉と夏稀。こんな二人の関係は幼い頃に始まった。いつの間にか好きになってしまったけど、想いを伝えるのが怖くてーー…。

作品情報

作品名
ふたりあそび 1
著者
あがた愛 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801978706
4.5

(403)

(272)

萌々

(95)

(22)

中立

(5)

趣味じゃない

(9)

レビュー数
29
得点
1811
評価数
403
平均
4.5 / 5
神率
67.5%

レビュー投稿数29

罪な無知?無知は罪?

この有名作、ようやく読めました。
事前情報無しに読み始めましたが…こういうお話だったんだ…

思った以上にヤバい。
背徳感ハンパない。
幼稚園児の時のなっちゃんの可愛らしさよ!これがあんな事〜⁉︎というヤバさ。
しかし…
無知というのは罪なものですね…
確かに、教わる前にパンツに白いドロッとしたモノが付いたら、ボク病気なの⁉︎とはなると思う。先生にも父親にも聞けないいつも優しい廉くんに聞こう、となるのもまあ納得。でもねぇ。
なっちゃんは知らなすぎるでしょう。
廉が付け込んでない(←本人は罪悪感持ってるけど)のがまた残酷さを加速させてるというか。
だから、なっちゃんがあられもない姿でイくシーンは多数あるけれど、エロというよりもあくまでなっちゃんの手助けというテイであって、そんな事をしている影での2人の心の内を考えると、実に痛々しい。
誤解とすれ違い極まれり、という1巻。萌えられず。

0

メガネちゃんの可愛いさに開眼!

真面目な、なっちゃんが幼馴染みの廉に助けてもらいながら性を学んで気持ちよくなって変わっていく様子を、初めて出会った小さい時から中高一貫生になった現在までを丁寧に描いたお話。
こんな作品今まであった?読んでいてドキドキする成長物語です。

廉がなっちゃんを手伝う描写が沢山ありますが
なっちゃんの方からのお願いに廉が答えてるというスタンスなので無理矢理な感じは全然ないです。
恥ずかしくて戸惑いながらも止まれない赤面してるふたりが可愛かったです。

いろいろ経験していく中、新しい感情が生まれ今まで疑問に思わなかった小さな事に気持ちが振り回されて苦しくなっていくなっちゃん。
なーんか全てがいいっ!
「真面目メガネ受け」の良さがだんだん分かってきた良いところで下巻へ。

一方、近づいてくる女子がいれば断りはしないけどきちんと付き合うわけでもない廉。
なっちゃんとそれ以外はみな同じって考えてるほどの執着心を隠しもっています。
なっちゃんも自分の事好きかも?なんて全く思ってないんです。
幼馴染みだけに変わっていく関係をどう捉えたら良いのかお互いに悩んでるのがすごくじれったい!
モテ男が好きな人に振り向いてもらえなくて落ち込んでるのっていいですね。

優しいピンクカラーと体育座りのなっちゃんの表紙もストーリーにマッチしていて素敵です。電子で買うつもりが装丁の美しさに惹かれて紙で購入しました。

0

実は攻めの方が愛が深い……♡♡♡

こういう、精の芽生えとか自慰とかめちゃくちゃ大好き好きでした〜!!

両片思いの幼なじみに○ナニーの仕方を教えてもらううちに気づく初恋。だけど、実は攻めの廉君の方が愛が深い。(最高!!)

なっちゃんが純粋故に無自覚な煽りになってるのが廉君にはきついだろうな。
先生の描くショタっ子がめちゃくちゃ可愛いくて好きなんだけど、二人の子ども時代がたくさん描かれてて尊かったです。
廉君は子ども時代もかっこいい……。
自分を慕ってくれる可愛い幼馴染が恥ずかしい所を見せてくれる優越感と罪悪感……。
はぁぁぁ早く2人のラブラブになる所見たい!!

0

いろんな「欲」の話

BL作品はストーリーや言葉のやりとりを重視するので、エロ度「エロエロ」は普段、買わないのですが、あがた先生の作品なので購入しました。

たしかにエロいシーンは多いのですが、カタカナでエロエロ、というよりも情欲、色欲、漢字の熟語で表したくなるような、深み厚みがあるお話だと思いました。

2歳差の幼馴染の2人、年上の廉と年下のなっちゃん。
最初は成長に伴う男の子のあれこれに戸惑うなっちゃんに廉が指南をしたところから、2人の秘密の「ふたりあそび」が始まります。
なっちゃんは頭がよくて純情、廉に対しては時々妄信的、気持ちのいいことが好き、という安っぽいAVの主人公みたいな設定の少年ですが、表情や言動、ひとつひとつが丁寧に描かれていて、いやいやいないでしょ、こんな少年、しらけるわ、となるギリギリ手前のところでものすごく萌えてかわいらしい少年になっています。
あがた先生のこういう、あとちょっとで安っぽいAVの登場人物みたい、あとちょっとでしらける、となる一歩手前ぎりぎりのところのキャラクター設定、素晴らしいと思います。

なっちゃんに対する気持ちを自覚し、大事にして傷つけないように手を出さないようにしているのがいじらしいです。でも性欲はあるし、寄ってくる女子もいるから適当に発散してて。
なっちゃんに頼られると必死で下心を抑え込みつつ、なっちゃんにあれこれ手ほどきしてあげて、気持ちよくしてあげて、こんな強烈な我慢を繰り返している執着、情愛、すごいと思います。

両片想い、という言葉でけでは表せない複雑で何段階もの気持ちが丁寧に描かれています。

2

いけないことだと分かっているよね

 後半の攻めである廉視点の話がなければ中立評価にしていたと思います。家が隣で幼馴染同士の廉と夏稀。この1巻の5分の4くらいがほぼ夏稀の性処理描写に割かれています。もちろんこの歳の男の子にとって逼迫した問題なのは重々承知していますが、それにしても廉への求め方があまりに自分本位で廉が可哀想なくらいでしたし、そういうシーンばかりなので食傷気味になりました。ネットで調べられない、父親や友達に聞けないからといって、本能で背徳的な行為であることは心のどこかで感じているはずなので、もう少し廉の気持ちも考えられなかったのかなと。逆に廉の方は、昔から夏稀に一途で、無理矢理ことを進めることもしないし誠実に対応していて好感が持てました。夏稀視点と廉視点が交互になっていたらもっと読みやすかったかもしれません。

1

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