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「このキスは記事にできない」と「この背中に爪を立てて」が良かったし、美しい表紙の攻めがくっそイケメンなので2024年の超年始に読破。
いやぁ~これは新年早々良いものを読みました。
「36歳元ヤクザx春を売る獣医志望の大学生」。
もともと絵柄は好みではなかったんですが(ごめんなさい、本当に個人の好みの問題です)、西本さんはいつも男らしい手の甲の血管まで描き込んでくださるというのもあり、注目している作家さんなんです。
刺青の攻めがめちゃくちゃカッコいいし、初恋に浮足立つ姿が本っ当~に可愛い!
ゆるふわメガネ男子に生まれて初めて恋をする強面男のほのぼのストーリーか?と思いましたが、「デリホス」「売りセン」を表す不穏なワードも並びます。
受けがマフラーをリボン結びしたり しょっちゅう泣いたりで女っぽいのがやや不満だけど、意外とメンタル強いし、小柄なのにちゃんとうっすら筋肉もある細マッチョなのが良い。
<モヤった点>
①「家を買うための大金」設定がちょっと…最終的なその大金の使い方もビックリした
(いくらなんでも払い過ぎでは?)
②大学生がデリホス利用しただけでそんなに借金が?
③ヤクザを辞める理由や、攻めが連れ去られた後の展開など、ヤクザに関する設定や展開がちょっとガバい
④時々パースが…
<注意点>
上記①~③、とにかくリアリティが…だったので、細かいところが気になる方や、設定がしっかりしたヤクザものをお求めの方にはオススメしません。
ただひたすらピュアっピュアCPの美しさを愛でる作品です。
えぇ、私のニーズにはカッチリハマりました。
攻めの髪型が古くs…と思ってるそこのあなた、えぇ、覆りますよ(ニヤリ
しかもカリスマ元頭、南條さん登場!しかも!過去の現役時代のお姿がー!
これだけでも読んだ価値がありました(拝む
ってなわけで(?) オススメです。
5.5話がすごく良かった!
組長の死をきっかけにヤクザから足を洗った間宮。組長は愛する人のために命を落としたけれど、恋をした事がない間宮にはその気持ちが理解出来ず…。そんな時に見かけた彼氏と一緒に幸せそうな笑顔の青年翔。後に翔が彼のためにデリヘルで身を売り働いている事を知り、その時間を買い占めて他の客の相手をさせないようにする間宮。
実は翔の相手は本当の彼氏ではなくかなり拗らせているのだけど、恋を知らない元ヤクザの間宮とお互いに不器用でもどかしいながらに気持ちを通わせていくのが良い〜。
初めての本物の恋。心から愛し愛されるのって素敵な事だよね。
おじさんと大学生の恋が、とてもピュアに描かれている素敵なお話でした。実は西本先生初めて読みます。表紙に惹かれました。
はじめの恋というタイトルながらも、恋も愛も実感したことの無いはじめが恋に落ちて行く過程だけじゃなくて、叶わぬ恋ばかりしかしていなかった香坂くんがはじめと一緒に過ごすことで、温かい気持ちや、幸せな気持ちに目覚めて行くのが、とっても萌えがありました。それに香坂くんは、無自覚なセクシーさがたまりませんでした。
そして、脇役で出てくる、タピオカ屋の店長や、動物病院の院長、元ヤクザの頭などみんな好感が持てて、一人一人がみんな色々な角度で好感持てる人達。そして、何より出てくるネコちゃんがとっても可愛くて。そういう様々な要素が、ヤクザに失望していたはじめの心を温かいものにしていくのが、とても良かったし。そういうはじめに恋心をどんどん感じていく香坂くんが可愛くて美人で。でも、香坂くんをはじめは美人とか、美しくしていて欲しい等とは思わずに、メガネ姿のままで良いって言ってあげるのが、はじめは優しいなぁと。
「幸せ」
という言葉とは縁のなかったはじめが、穏やかな同居生活で「幸せ」な顔を向けてくる彼にトキメク所は、本当にピュアな恋心を感じました。
そして、はじめはヤクザを辞めた時には分からなかった、愛する人の為に行動する気持ちを理解しました。孤独なヤクザが人間らしい感情を知って、人の為に生きる気持ちを理解したのが、とても嬉しくてほっこりした気持ちで、読み終わりました。とても好きな作品に出会いました。
上半身に派手な刺青をしている元ヤクザの真宮が獣医学生の香坂とピュアな恋をするというギャップを楽しむお話でした。
しかし、ヤクザはそう簡単に辞められないし、真宮が1千万を持っている理由が分からないままだし、香坂の売掛金を払う為に1千万を出すのは後先考えなさ過ぎだし等々、細かいところが気になりました。
組が組から離れた真宮を家族扱いする優しい世界観に最後まで馴染めなかったです。
シーモアは白抜き修正でした。
前戯長め挿入短めな初夜でした。
あの「トワイライト」の作者さんで合ってるよな?と何度も確認しました。
すごく印象が違ってびっくりです。
辞めヤクザと純情くんの恋物語か?と思っていたら、そんなもんじゃなかった!
1冊でこんなにも心を揺さぶられ幸せを感じられるなんて!久しぶりな読後感です。
人物の描き方がはじめは硬質なのに香坂は細くて柔らかな線で対象的ですね。
内容も熱い片想いの香坂の熱に惹かれたはじめ。恋ってやつを教えてくれよ…な元ヤクザなはじめ。元ヤクザにこだわり過ぎなのは自分で、関わる人たちはそんなことかまってないのに。
香坂のきゅんかわと思いきや、ズルいところも等身大な感じで善き!!
胸の謎の動悸に戸惑うはじめ。
いい!いいよ〜!
好きな人にはどうしたいか?どうなりたいか?
とーっても良かったです。あと一歩なにかあればもう一歩のところが惜しかったです(何様?)
年の差のゆっくり初恋ピュアラブでした。