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  • カメレオンはてのひらに恋をする。

カメレオンはてのひらに恋をする。

chameleon ha te no hira ni koi wo suru

  • 電子単話
  • 電子書籍【PR】

表題作カメレオンはてのひらに恋をする。

ケイト,難聴の大学生
藤永,売れない俳優兼大学生

あらすじ

【難聴の大学生×売れない俳優。手話を通じて心を繋げるハートフルラブストーリー。】
「何年も聴きたかった言葉を、出会ったばかりのお前から聴くなんて」――俳優の藤永(大学2年)は演技が大好きだが、オーディションに落ちまくってしまい、自信を失っていた。そんなときに先天性難聴のケイト(大学1年)に出会う。ケイトの第一言語は手話。藤永は手話に初めて触れるものの、これまで「伝えたい」という気持ちを人一倍持って演技し続けてきたため、手の動きを一目見ただけで読み取ることができた。そして、手話を身振り手振りでやってみることになるが、ケイトは藤永の感情表現を見て、その才能に驚かされる。「こんなに”目”で聴こえたの初めて。」――これは”伝えたい者同士”が手話で心を通わせていく、優しくて温かい恋の物語。
※この商品は「カメレオンはてのひらに恋をする。」を1話ごとに分冊したものです。
(C)2023 Rinteku

作品情報

作品名
カメレオンはてのひらに恋をする。
著者
厘てく 
媒体
漫画(コミック)
出版社
スクウェア・エニックス
レーベル
ガンガン BLiss
電子発売日
4.8

(16)

(14)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
77
評価数
16
平均
4.8 / 5
神率
87.5%

レビュー投稿数3

手話は二人を繋ぐ言葉

ろう者のケイトと俳優志望の藤永
電車の中のアクシデントの後大学で偶然再会した二人は手話を通じて関係を深めていきます。
相手を知りたいケイトと伝えたい藤永
求めてるものが同じ二人は必然的に惹かれあっていきます

ケイトの表情豊かな大きなてのひらと藤永の魅惑的瞳が凄くすてき
常に相手を思いやる二人の気持ちが近づいていくのが丁寧に描かれてます
画面から感情が溢れています

絵が凄くきれいで文字にならない言葉や感情が読み取れてとても素敵な作品です

二人の言葉にならない感情が絵から溢れて読み取る楽しさもあります。

そして読み返すと藤永の感情とケイトの感情がシンクロして恋に向かっていくのがわかり、プラス手話がその時のケイトの気持ちを表してて一層面白く読めます

とてもとてもおすすめです。

単話配信ですが単行本が近々でるので物凄く楽しみです。

3

やばいぞこれマジで神作

YouTube見てたらコミックシーモアか何かの広告で流れてきて、普段は気にせず飛ばしてるのに見入ってしまった。
最初の10ページで一気に引き込まれて電子書籍まで飛んで読んだけど本当に神作。泣けるって言われる作品で全然泣けないのに、これは気付いたらポロポロ涙出てる。スト重さんにも大ウケすると思う。
本当にピュアな2人だから、歪み系やドロドロ系の話が読めない時にもピッタリだと思う。

3

こんなに視覚的に訴えてくる漫画初めて

インスタなどで散々広告を見てきて単行本化を今か今かと待っていました。
本当にめちゃくちゃインパクトのある作品。

何よりも印象的なのは健聴者とそうでない人言葉の書き分け方。
手話を使っている使っていないだけではなく、健聴者から聞いた耳が聞こえない人の言葉の聴こえ方や、聴こえない人が読み取った言葉はどんな風なのかが、吹出の中で文字として織り交ぜて書かれているから、今どっちの気持ちが描かれているのかがわかりやすいだけでなく、通じているようで完全に正確には届いていないという事実を目の当たりにします。

そして手話を使っていても手で会話しているのではなく、目で会話しているという表現。ものすごく納得させられました。確かに目の前の人が見えない状態で手話を使っても決して通じないし、そうでなくても相手が見る気がなければ成り立たないんだなと。だからこそなのか、作中の2人の眼が、とても力強くキラキラしているのも印象的でした。

2人が出会い気持ちを通わせるところが描かれている1巻です。自分勝手に主張しても伝わらない、伝えることの難しさと伝わった時の喜びを人一倍知っている2人が出会ったのはものすごく運命的で、ここから2人がどうやってお互いにとってより不可欠で大事な存在になっていくのか見るのが本当に楽しみです。

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