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表題作恋染龍雨衣

石神地架
龍の眷属になった人間
天玻瑠灘命(あめ様)
龍と人のハーフ

その他の収録作品

  • 〝愛しい〟なんて(描き下ろし)
  • カバー下(設定裏話・衣装解説)

あらすじ

「お前は今日からおれの下僕(もの)だ。よく仕えよ」

龍神の息子・天玻瑠灘命は、訳あって妖怪専門の遊郭・かすみ楼を訪れていた。

その帰り、妖怪に襲われて今にも死にそうな人間・地架と出会う。

霊感ゼロで妖怪の姿すら見えないのに、想い人を助けるため命がけで立ち向かう地架のことが気になった玻瑠灘は彼を眷属にするが――

主従関係なのに、まるでケンカップル!?

幽世に迷い込んだ一途な青年と男前で初心な龍の半妖が紡ぐ、人外和風ファンタジーBL。

後日談の描き下ろしも収録。

作品情報

作品名
恋染龍雨衣
著者
朔ヒロ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
シリーズ
明烏夢恋唄
発売日
電子発売日
ISBN
9784575381306
4.6

(210)

(161)

萌々

(37)

(9)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
25
得点
982
評価数
210
平均
4.6 / 5
神率
76.7%

レビュー投稿数25

「かすみ楼」シリーズの3作目

父・龍神の暴走をとめようと、息子の玻瑠灘は弟の黒御津、「かすみ楼」の狐春とともに急いでいたところ、森の中で人間が妖かしに殺されそうになっているところに出くわす。
というところから始まるお話。「かすみ楼」シリーズの3作目。

朔ヒロ先生の作品大好きなのですが、特にこの「かすみ楼」シリーズは、作品の雰囲気も登場するキャラクターもストーリーも何かもが気に入っています。
今回メインとなる龍神の親子、それから成り行きで眷属になった人間の地架。みなバックボーンがそれぞれにあって、ストーリーを追う中でにそれらが自然に紡がれていき、気付くとその世界観にとりこまれ皆のことも好きになっていくという、脳にも心にもビシバシ届きすっかり掴まれてしまいました。
まず、玻瑠灘がいいです。強がりばっかりで口を開けば偉そうなんですが、背負っているものが大きくて、悔しいと頑張るが同居している。途中で子供時代の回想シーンが出てきますが、このときの、大怪我しながらも悔しくて全然負けてない様子が実によくて、やさしいお母さんで良かったし、その後お母さんがいなくなってもこうやって生きてきたんだろうなと思えます。地架がお兄さんみたいな感じなので(下僕ですけどね)、懐いて甘えているところがとても微笑ましかったです。
そして弟のくろみつもとっても可愛くて、なんであんなに表情が豊かなんだろう。地架が遊んでくれるのがすごく嬉しいのですね。もう無限に遊んでもらうといいよ。子供の龍の姿がこんなに可愛くていいんか、くらい可愛いです。
シリーズ2作目の、陰陽師の紺がちらっと出てきたのも嬉しかったし、かすみ楼といえば、私はもう白うかりさん推しなので、お姿を見られて幸せでした。
玻瑠灘はビジュアルもとても好みです。続編出ないかなー。また3人に会いたいです。

0

とても可愛い

表紙に惹かれて読んだのですが、人間の石神地架と人間と龍のハーフのあめ様
あめ様がとにかく可愛くて、地架とであって少しづつ変わっていくあめ様
かすみ楼シリーズはこの作品以外まだ見たことがありませんが、この作品は二人が惹かれていく過程から眷属になる夫婦になるまでの話が、丁寧に描かれていて、高身長の無愛想な地架と見た目可愛いのにかなり男気のあるあめ様その2人が交わるお話 とても素敵だなと思いました。
主従関係でケンカップル
人外BLやファンタジーBLが少し苦手な人や見たことない人でも見やすい作品だと思います

0

龍神様が健気でかわいい

めっちゃ性癖に刺さる受けちゃん!気が強そうに見えるけど、外見はエロかわいい!それにえっちなシーンでのちょっとした稚拙さがゾクゾクするほど良い…!「子供10人作る」宣言にもグッときた!その無邪気さと健気さに惚れちゃう!
攻めもめっちゃ男前で、好きになったらちゃんと言葉にするし、ちょっぴり強引なところも、受けに甘々なところもあって、スパダリ感が高くて最高!
シリーズの3作目らしいけど、この素晴らしい世界観をもっと味わいたくて、他の2作も読みたくなった!

0

とにかくこの超絶美麗な表紙を一目見てほしい。龍好きにはたまらん!しかもマッパーカー!

発売と当時にソッコー読破、ってゆーか ずっとコミックス化するの待ってました。
かすみ楼シリーズ「明鳥夢恋唄」「羅城恋月夜」に次ぐ第3弾なんですが、帯の「シリーズ累計10万部突破」ってすごいですね。

表紙をご覧のとおり、「人間x龍と人間のハーフ」です。
シリーズの中では本作が一番好きなんですが、特にいろんなテイストの龍がいっぱい出てくるので龍好きにはご褒美でしかないです。
最初は攻めの目つきがあまり好みではないな…受けも見た目がちょっとだけ女の子っぽいな…と思ったんですが、読んでるうちにそんなことどぉーーーーでも良くなりました。
受けは見た目に反して意外と中身が男っぽく、しかも細マッチョなのがすごく良いです。
しかもマッパーカー!萌えー!和と洋の美しい融合ですよ皆さん…
「羅城~」でくっそイケメンの鬼さんにボクサーショーツを履かせてくださった時も、なんて心得てらっしゃる作家さんなんだ…神か…と思いましたが、今回も見事にやってくれました(拝む
(マッパーカーとはなんぞや?という方はぜひ、束原さきさんの「Powder Snow Melancholy」をご一読ください)

「ルビーレッドを噛み砕く」(BL AWARD 2023ベストコミック賞19位)の時も思いましたが、朔ヒロさんの描く世界観は非常に独創的で幻想的、なおかつ壮麗というか…もぉおとにかく美しいんですよね。
さらに家族愛も萌えも感じられるという、とんでもない高コスパ作品です。

唯一難点を挙げるとすれば、意外と早い段階でえrいことしちゃうぐらい。
(できればもうちょっと後にやってほしかった)

以上、本作も上記に挙げた作品もすべて、ものすごくオススメです。

1

”愛しい”のカタチがたくさんある1冊(ღ˘͈︶˘͈ღ)

シリーズ3組め
地架(ちか)×玻瑠灘(はるなだ、あめ様)
人間×半神(龍と人間のハーフ)

3組めにして初めて「かすみ楼」と直接関与しないキャラです!
でもちゃんと「かすみ楼」はお話しの起点になってるのでかわいい妖たちは楽しめますし、世界観も理解し易くってちゃんとシリーズ感はバッチリ!
でも今回はあめ様の弟の龍、くろみつの可愛さが私の中で爆発してました♡

とは言え!ブッチぎりの萌え可愛さはあめ様一択ですね(≧◇≦)‼
小っちゃい努力型スパダリ受けとでも言いましょうか?
すごく好き!!!!!

そんなあめ様の眷属から嫁(婿?)となる地架も大変好み♡
心は一途だけどそれなりに経験もしてる雄味ある三白眼(ΦωΦ)フフフ…

この2人の体格差からのお世話焼きとかは「萌え」以外何もなかった…!
そしてお互いを知り近付いていく流れもすごく自然

お互い根っこの部分はすごく近くって愛情深いんだと思います
きっと自分の事より誰かの為に強くなれるタイプの2人だから、自己肯定感自体は本当は諸刃の剣なんでしょうね、、、
そんな2人だからこそ一緒にいるからこそ強くなれるし、素直になれる
だからこそ2人が早々に「家族」になったのに納得と言うか、すごく自然だなって思えて幸せな気持ちになれました (ღˇ◡ˇ*)♡

シリーズの中で1番安心出来るCPな気がします
暁人×翠蓮も安心感あるけど、パワーバランスで言うと本当は翠蓮の方が強いハズなのに暁人と共に現世で暮らしてるから何とな~く気苦労もありそう?な気がしてる(という勝手な妄想w)けど、やっぱり私にはあずかり知らぬ幽世で過ごす2人(地架とあめ様)なら何でもアリ!って思えるからこその安心感を感じるかな?

勿論恋もあるけど、それ以上にたくさんの愛(家族愛、友人愛、仲間愛)を強く感じるお話しですごく”愛しい”1冊でした
♡地架×あめ様…恋愛、家族
♡龍神ファミリー…夫婦愛、家族
♡地架&狭山…恋愛、友情
♡かすみ楼界隈…仲間・同志愛

修正|細めライトセーバー白抜き

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