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表題作リブート 下

崇宮蒼
大学生
白石冬真
高校3年生

その他の収録作品

  • シンクロニー現象(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

自分の世界の全てだった恋人・蒼との
いびつな関係をリセットし、
高校3年生になった冬真。
別れるきっかけをくれたチームメイトの槙とは、
本音をぶつけ合える親友として
いい関係を築けている。
ある日、大学受験に向けて槙と共に
塾の見学会に参加することに。
そこで出会ったのは、講師をしているという
大学院生の水無瀬だ。
明け透けだけど不思議と嫌な感じのしない
水無瀬と対話する中で、
冬真はまだ過去と向き合えていない
ことを自覚する。
できるなら、元の幼馴染みの
関係に戻りたい――。
ようやく一歩踏み出そうと思った矢先、
新任講師として紹介されたのは、
まさかの蒼で!?

作品情報

作品名
リブート 下
著者
いちかわ壱 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
リブート
発売日
電子発売日
ISBN
9784199609381
4.6

(105)

(82)

萌々

(12)

(7)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
482
評価数
105
平均
4.6 / 5
神率
78.1%

レビュー投稿数6

イラッとして最高!

面白かったぜ!この野郎!って感じです。
1番スッキリしたのは槙がちゃんと反省してた点でしたね。まぁ、謝罪に関しての冬馬の返事は想定内でしたけど。

この2人の蟠りが無くなって本当の親友になれて、雰囲気が変わったのを勝手に蒼が誤解してましたね。
前巻とは違うのはちゃんと冬馬が蒼から逃げないで向き合うべく行動した事でした。

それにしても蒼が全然変わって無くて、個人的には嬉しかったです。拗らせ執着攻め大好物ですから。まぁ、冬馬の視野を広くする為に離れる事は必要だったと思います。

ただ、会えない間に蒼が自分に課した課題が切なかったです。冬馬に信じてもらう為に必死でした。健気攻めですよ。涙

そして水無瀬の扱いが想像通りでした。綺麗に纏め過ぎてちょっとイラッとしましたが、最高に面白かったです。www

今までと違い冬馬が強くなってたので、この2人はこれからも安定したCPになると思いました。
個人的には蒼が新歓コンパに迎えに来たことで、大学で女子に質問攻めにされる冬馬が見て見たかったですね。どう切り返すのかとても気になりました。

3

蒼くんは蒼くんのままで…

一年以上会ってなかった蒼くんと冬真が、通う事になった塾で講師と生徒として再会。
ニコッと笑う他人行儀な蒼くんに戸惑う高校生コンビの冬真と槙でしたが…
違和感にモヤモヤする槙は自分が冬真に告白した事を告げると、ちょっと牽制する蒼に「ちゃんと宮さんじゃん!」と安心されるヤンデレ蒼くんて…

そんな蒼くんですが、冬真に「リセット」された事からもう失敗したくないと冬真と距離を置いて接しています。
今作で登場する大学の先輩である水無瀬さんは、蒼の事を気に入っているので、冬真が彼の忘れられない元彼だと気付きちょっかいを掛けてくるのを、逆に冬真が誤解し自分は幼なじみに徹しようとしましたが…

『リセット』では蒼くんが槙に、『リブート』ではいい子ちゃんの冬真が水無瀬さんに怒られていて、この二人はやっと自分の気持ちや、見た目や言動だけで相手の気持ちを推し測れない事に気付く描写があったので、続編読んだ価値があります。

そして『リセット』では、もうこんなスーパー当て馬見た事ないってくらいの格好いい槙が、今作で「あの二人を壊した」って自分を責めていた事に少し涙しました…

もう蒼くんはヤンデレ蒼くんのままでいいんです!それが格好かわいい。
好きの覚悟決めた冬真に拍手を送りたい。

2

イケメン!だけど不器用なド執着攻め

「絶対にお前じゃないとだめなんだ」
という、激重ド執着な攻めが好きな方なら絶対に好きだと思います!

個人的には、過去に付き合っていたけれど1度別れて、数年後に再開し復縁するって展開が大好きなので、この作品の展開はまさに私が大好きな展開でした!

別れている間も、お互いがお互いのこと引き摺りまくってるのも最高です!

再開してからもなかなかくっつかず、ひたすらモダモダしたりすれ違ったり...
見ていて焦れったくなったりするけれど、その不器用さや臆病になってしまう弱さもまた愛おしかったです!

2

甘えたな攻めが至高

久しぶりに再読し萌え倒したので感想を。

リセットで終わらず、リブートまで描いてくださり先生には本当に感謝しかありません…

幼馴染の共依存、ここに極まれり、という一言に尽きるくらい最高でした。

ビジュアルからは華奢で弱そうに見える冬真とクールで執着が薄そうに見える蒼くん。精神面だと真逆になるの本当に良い。
上巻では冬真のことが好きなのはわかるけどその態度からは何を考えてるのか不透明な要素があったのが下巻後半で爆発し、泣きながら世界には自分と冬真しかいないと縋り付く姿、痺れました…いつか冬真と暮らすために部屋も家具までも2人用にしてるのもはや怖いほどの執着。けどそんな中で1人過ごすのは逆に精神がやられただろうなぁ。。好きだってずっと言ってる、というニュアンスの台詞にも涙が出そうでした。冬真が揺らいで周りが色々言ってただけで蒼くんはリセットの最初からリブートの最後まで一途すぎるくらい一途に本気で好きだって言ってたんだと思うと切ない…

一方冬真は周りの言葉にも耳を傾け揺らいでしまうこともありながら、でも重すぎる蒼くんを好きだとちゃんと向き合うことができて本当によかったです。幼い頃から蒼くんの重い愛を一身に受け強くなったのだと思うと萌え…蒼くんのどんな姿を見ても結局蒼くんがそばにいないのに耐えられない冬真も中々に重めの愛を抱えていることでしょう。

OB訪問からのエピローグとおまけエピソードで蒼くんのクールキャラが一掃されていたのがまたさらによかったです。愛することを許され本心を表に出していいなら彼はこんなにも明らかに甘えたなんだと思うともう好き…一生いちゃいちゃしててくれ…

そして結局最後までいい人だった槙。我々に公開されていない蒼くんが卒業してからの間に冬真との恋愛フラグはしっかり折られリブートではひたすらに冬真の親友ポジ蒼くんの後輩ポジとして奮闘してくれることにどれだけ安心し、かつ絆されたことか。本当に幸せになってほしい1人です!

蒼くんと冬真のイチャイチャな日常とか何パターンでも浴びたいのでぜひまた2人が描き下ろしとかでも描かれたらと思います。リブート、本当に最高です!!

1

蒼くんよかったね

個人的に溺愛執着攻めとx年下しっかり者受けが
大好きなので、ドンピシャでした。
作者さまのサイレントノイズが好きで、そこからこちらも読んでみたら、とてもよかったです。

溺愛執着の蒼くん、冬真と元サヤでほんとうによかった。
2人だけの世界から外に目を向けるのに、必要な期間だったはず。
また付き合うようになり、溺愛が薄まるかと思いきや、まったく変わらず、愛を向けられでも、執着攻めのままで、それもよかった!!

蒼はブレずに冬真を思い続け、自分を律し、また冬真も離れていた期間で強く成長して、、双方お互いに必要だと認識できて、よかったです。

まだまだ2人を見ていたい、素敵な作品でした。

0

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