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表題作つごもりの夜にもういちど

向葵(こうき・愛称はひまわり)
4歳→26歳
吉乃
療養のために別荘で暮らしている青年,23歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

別荘で暮らす吉乃は「よそ者」の向葵と恋に落ちる。だが彼は会うたびに急速に成長していて、まるで違う時間を生きているようで!?

作品情報

作品名
つごもりの夜にもういちど
著者
中原一也 
イラスト
小椋ムク 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784576230481
3.9

(41)

(16)

萌々

(13)

(9)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
14
得点
160
評価数
41
平均
3.9 / 5
神率
39%

レビュー投稿数14

No Title

切ないけどあたたかい、とても素敵なお話でした!
カップルの2人はもちろん、サブキャラの柊も相手を思う気持ちに溢れていてとても良かったです。

確かにネタバレ無しで読むべきお話でしたね。こちらのレビューをチラチラ見ていて、そのように書いている方が多く、ネタバレ回避で読むことができました。ありがとうございます!!あらすじを見て、ファンタジー寄りなお話だとはわかると思うのですが、それがOKな方はぜひ読んでみて下さい。
文章も読みやすく、読んだ後も2人のことをなんか考えてしまうよう、そんなお話です。

0

BLで叙述トリックやるな

驚きとか欲しくないし、BLだからこそすごいって評価される風潮にうんざり。受けにも攻めにも魅力がない。花火をバックにセックスするシーンはエモいのですか?エロくはなかったけど。人柱かぁ〜〜不憫ですねぇ。。

1

ネタバレなしでじっくり味わうのが相応しい作品

何を書いてもネタバレになってしまいそうで悩ましいのですが。。

悲しみと共に胸に沁み入るお話でした。
一度読み始めたらページをめくる手が止まられず、一気読み。

以下、あらすじなしで、感想のみを。(大きなネタバレ要素に触れていますので、未読の方はご注意下さい)





2人の間に立ちはだかる、人の力を超えた大きな壁の存在、その正体には薄々気が付いていたものの…
いざ真相が明かされて…という場面はやっぱり切なさで「ぐぅ…」と喉から声が出ました。

2人がようやく時間や年齢差を気にせず一緒にいられるようになっても、その機会は年に一度、つごもりの時だけ。織姫と彦星を地でゆく2人のストーリーに、胸が締め付けられます( ; ; )

ただ、制約はあれど、これからの2人がずっとずっと同じ時間を共に歩んでいけることは事実。切なさと悲しみを感じさせつつも、そこに救いが見出せるお話でした。

4歳での出会いの頃、少年の頃、青年期、そして最後の姿までその変化も魅力的たったひまわり(攻)。小椋ムク先生の描かれた最後の攻め様の姿が大好きです。

読後しばらく余韻から抜け出せなくなるような、悲しみと切なさ、人間の儚さを感じるお話でした。

0

ファンタジー過ぎるファンタジー

舞台は現代なんですが、ガチファンタジーでした。
えっ?なんで?えっ?どゆこと?と、引っかかったらもうダメです。世界から弾かれてしまう。脳が固くなってしまって序盤に弾かれたままそのまま読了。
受が攻に恋に落ちた過程もよくわからんうちにそうこうなって、とにかく細かい事を気にするとダメな話でした。

0

泣いた。泣き疲れた。

泣いた。泣き過ぎて。目の周りが痒いわ。

攻・向葵
受・吉乃

あらすじ割愛。

読んでいて、多分こういうことよね?という予想はつく。つくのだが!
じゃあ、この2人が幸せになるにはどうしたら良いのだろうか、と読みながら悩む。。

わからないんです。出会うはずのなかった2人、
恋に落ちるべきではなかった2人…

と、思うのだけれど。
出会って、恋に落ちたからこその痛みであり、
何も知らずに過ごしていた方が幸せだったとは、決して言えないと思うのです。

ネタバレしたくないけど、タイトルの意味、泣ける。
あまりにも切ない、切なすぎるハピエンです。
愛とはなんぞや、と考えてしまったわ。

1

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