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表題作千秋 1

晏無師、浣月宗宗主、50前後
沈嶠、玄都山掌教、20代後半?

あらすじ

(攻)悪を信じる魔門(魔教)の主 ×(受)善を信じる純真な美人

正派の一門玄都山を司る沈嶠(シェン・チアオ)は戦いに敗れ、崖から落とされてしまう。大怪我を負った彼を助けたのは、魔門、浣月宗の主・晏無師(イエン・ウースー)だった。
どんな状況でも人の心にある善を疑わない沈嶠。
晏無師は自らの目的のために、そんな沈嶠を翻弄していく…

複雑に絡み合う人物の関係やそれぞれの思惑、
重厚な武侠の世界から目が離せない!
アニメ化もされている古風中華BL!
夢溪石先生が描く千秋の雄大な世界をどうぞお楽しみください。

あらすじ
天下一の道門玄都山の掌教〔注1〕・沈嶠(シェンチアオ)は、突(とっ)厥(けつ)〔2〕最強の男・昆邪(クン・イエ)との戦いに負け、瀕死の重傷を負う。
偶然通りかかった晏無師(イエン・ウースー)に助けられるが、晏無師は自らが宗主を務める魔教・浣月宗(かんげつしゅう)に沈嶠を引き入れようとしていた。意識が戻った沈嶠は、視力と記憶、掌教の地位まで失っていたが、晏無師の誘いを断り、過去を確認する旅に出た。だが、その美しい容姿と、卓抜した武功のため、魔教の者に追われたり、極悪人の郡王の男寵にされそうになったり試練が続く。
そこに再び現れたのは晏無師。昆邪に敗れたのは玄都山の仲間による裏切りのためであることを知り、帰る場所を失った沈嶠は、晏無師と旅をすることにした。
気まぐれな晏無師は、武功が弱っている沈嶠を冷たく突き放したかと思うと、見た者がふたりの仲を誤解するほど甲斐甲斐しく世話を焼く。晏無師の狙いが分からぬまま旅を続けていた沈嶠は、晏無師から昆邪との戦いで失くしたはずの「山河同悲剣」を差し出され……。
注〔1〕門派を司る者〔2〕現在のモンゴルに住んでいたとされる民族名

作品情報

作品名
千秋 1
著者
梦溪石 
イラスト
高階佑 
翻訳
呉聖華 
媒体
小説
出版社
日販アイ・ピー・エス
レーベル
VOILIER Books(ヴォワリエブックス)
発売日
電子発売日
ISBN
9784865055405
4.6

(15)

(11)

萌々

(2)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
69
評価数
15
平均
4.6 / 5
神率
73.3%

レビュー投稿数2

もっと攻を知りたい。一気読みしてしまった。

人間の善い部分を信じ続ける美しく清らかな沈嶠(シェン・チアオ)、人間とは悪い部分が本性であると考える冷酷非道な晏無師(イエン・ウースー)。

晏無師の仕打ちには何で?となるけど、沈嶠のへこたれず前を向き飄々と淡々と生きる姿が眩しく感じました。

まだ1巻なので恋愛あれこれはないけど、酸いも甘いも知ってるお年の晏無師が沈嶠に執着がある。

沈嶠が美しいので接近しつい触る。
甘い雰囲気も吹きかける。かなり気に入ってる。
きっと出会いから物凄く気になる存在だったんだろう。

話が面白く読み応えがあります。武侠小説です。
戦います。そして2人ともかっこいい。
攻はもちろん受の危機を見逃しません。熱いです。
そして情景が美しい。

墨香銅臭作品並みに登場人物が多くキャラも立っている。

カバーイラストの2人が雰囲気にマッチしてます。
挿絵もキレイ。沈嶠が美しい。

2巻で2人がどのように変わるのか凄く気になります。知りたくて苦しいくらいだ。

この小説にはアニメ山河剣心、ラジオドラマも存在しているけど、どれも日本語版で来て欲しいです。オリジナルも日本の声優さんの演技でも聞きたいのです!

2

見事な作品

壮大な世界観と規格外のキャラたちを描ききっている見事な作品。
歴史、政治、バトル、冒険、人間模様などたくさんの要素が詰め込まれていてBL要素がなくても面白い。でもBL要素もめちゃくちゃ良い。
1巻は世界観や人物の紹介も兼ねられており、情報量が多く感じられるかもしれないが、それを越えた先には心が揺り動かされるような展開が待ち受けているので、是非読んでみてもらいたい。

1

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