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受けの設定は面白い。自分の攻めへの思いを勘違いしちゃうアホな子。読んでいて痛々しいアホではないし、イライラするわけでもない、ギリギリのラインを守ってる可愛げのあるアホ(笑)
攻めもかっこよかった。
でもなんだろう。この先生は初めて読んだんですけど、ドキドキとかワクワクするような胸に響くものがあまりなくって、ただ場面を追って書いているような文章なんですよね。だからそんなに長い本ではないのに長く感じたし、ここが名場面!というようなシーンもなかったように思いました。
もっと2人の感情が伝わって、ドキドキしたかったです。
幼馴染同士、3つ年下の友也にムラムラしてしまった悠紀が小さい子を好きになってしまった!と中2で勘違いします。友也と距離を取ろうとする悠紀。そして物語は面白い方向へ大学生になって追いかけてくる友也との攻防戦がめちゃくちゃ面白かった〜! 悠紀のちょっと斜め上方向にズレてる感じ大好き…でも気持ちを自覚してちゃんと伝えることをし始めたら素直で可愛い。 後半は友也視点だったけど、そりゃあもう激重感情色々抱えてたわよね。みーくん(当て馬…??な悠紀のお友達)への嫉妬よ…
「恋のゴールがわかりません!」でハマって以来、新刊が出るたび読んでますが、乗り切れないまま終わってしまいました。
幼馴染に抱いた幼き恋心を「自分はショタコンだ」と勘違いして、こんな害悪な自分は遠ざけるべき!と、幼馴染から逃げ回るお話なんですね。
いくらでも思い込みを訂正する機会はあったはずなのに、自分はショタコンだという思い込みが最後まで続くので、その勘違いにひたすら付き合って読むのが辛い。
この受けに、んなわけねーだろ!!と思ってしまうか、生暖かい視線を送ってニヤニヤしながら読めるかで評価が分かれる気がします。
「恋のゴールがわかりません!」の勘違いは絶妙で違和感なく楽しく読めたけど、今作も前作もその勘違いを成立させるための設定が、ちと強引というか違和感をねじ伏せて読む必要があるのでハマりきれませんでした。
年下攻めが好きなので、永遠に縮まらない年の差を気にしたり、受けよりも背丈の小さい己に歯噛みするちびっこ時代の攻めの姿などはかわいらしくて楽しめたので萌えで。
でも、後半は私の大好物である攻め視点だったのに、イマイチ萌えなかったなぁ……
攻めが受けの言動を見ながらこーゆーとこ、ほんと好き!!みたいに思うポイントが、全然わたしのツボではなかった。
そもそも受けが私の好みじゃなかったんだと思う。
そして思っていたよりも攻めが暗いというかどんよりしてて、ここも微妙にツボじゃなかった。
悠紀と友也2人の(悠紀の)もだもだ感が焦れったく、必死な様子は可愛く、ラブラブはエロ買った♡(❁´◡`❁)
悠紀の友也への全幅の信頼と無意識の一途さは素敵、だけど斜め上の発想には笑った。何でショタコンって話になるのww
進路まで変えて避けたのに全然忘れられないって時点で分かりそうなのに、頑なに恋愛だと思わないのが謎でした。友也のお兄ちゃんとして彼を守る気持ちからかな。みひろは解ってそうだけど悩む悠紀が可愛かったのかな。友也の一途さも伝わってたので想いが通じて一安心。花火デートが楽しそうできゅんとして最高でしたദ്ദി˶˙ᵕ˙˶ )
切江先生だったので購入。軽やかなクスクス笑える可愛らしいテイストなんだと思うのですが、身近すぎたのか、ちょっと年が若かったのか、今一つ萌えあがらなかったので、中立にしました。雑誌掲載の本編170Pほど+その続き70P超+あとがき+おまけの小編。
隣家に三男坊が生まれ、お兄ちゃん♡になったような気持ちの悠紀。友也も悠紀のことをとても慕ってくれていましたが、いつしかその友也に恋心を抱いていることに気付いて、ちょっと距離を置こうとし・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
攻めの兄、みーくん(受けの先輩、ゲイ)ぐらいかなあ?ちょこちょこモブはいるけど。
++攻め受けについて
攻めは受け一筋、お子様のころから全くよそ見しない尽くし系な感じ。小さいころは受けより身長低いことを気にして不機嫌になったり、受けが自分の兄のことを頼りにするところを見てやっぱり不機嫌になったり。歳の差は永遠に縮まらないのに、そこに一喜一憂するところが可愛いかも。学生で受けより時間あるからあれこれ面倒見てあげていて、頑張るなあ。
受けは天然、アホ?系美人さんなのかな。能天気?あれこれ考えず、ついぽろっと言わない方がいいことを言ってしまうタイプです。攻めに恋心抱いちゃって、ダメダメ俺変態じゃん!とびびって地元離脱したのに、追っかけてきた攻めにさっさと陥落させられて。悲壮感ゼロです(笑)
ファンタジーや特殊設定が好きなタイプなので、今一つ萌えあがらなかったですが、ライトな味わいの年下攻め、現代日本もの、特殊設定一切なしなので、小説初めてな方でも読みやすいんじゃないかと思います。