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ブラック社員の転生先はDom/Subユニバースの世界でした

black shain no tensei saki ha Dom/Sub universe no sekai deshita

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表題作ブラック社員の転生先はDom/Subユニバースの世界でした

梁川恭司
化学企業のサラリーマン・営業部,28歳,Dom
瀬上幹人
化学企業のサラリーマン・営業部,28歳,Sub

その他の収録作品

  • ライトフル・パートナー
  • あとがき

あらすじ

残業やストレスから幹人が会社で意識を失った後。なぜか社風が変わり、世間の様子もおかしい上、勝手にライバル視していた同期の梁川と親しくなっていた。どうやら過労死の後、パラレルワールド=第二の性であるダイナミクスのある世界へと転生していて、ここでの幹人はSubらしい。そして会社の同僚たちに己がSubだとうっかり明かしてしまった幹人は、転生を信じてくれたDomの梁川と便宜上のパートナーシップを結ぶことになるが……?尽くし型×無自覚M、パラレルワールド転生リーマンズ・ラブ!!

作品情報

作品名
ブラック社員の転生先はDom/Subユニバースの世界でした
著者
栗城偲 
イラスト
篁ふみ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784403525803
4

(43)

(15)

萌々

(19)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
173
評価数
43
平均
4 / 5
神率
34.9%

レビュー投稿数11

プレイシーンも少なめ

ブラック企業ものは気になるのとドムサブの甘いものが読みたくて購入。
名前が馴染みないものばかりで慣れなかった…毎度ルビあってもなんか覚えられないのと、転生の把握があるためなかなか関係が進まないのとドムサブシーンが少ないのが少し物足りなかった。もっとサブスペースが読みたいんだよー。
ドムサブ初心者でお仕事や関係性をしっかり読みたい方向けなのだと思います。
甘えさせるのが上手いDomなのは良かったのだけど、ツンデレSubなのでプレイの糖分補給は思ったより出来ず、でも期間限定の関係や片思い定番の切なさはとても良かった。攻め(名前が…)良い男だった?

0

先にコミカライズを読んだけれど原作はさすがのクオリティ

コミカライズ作品の方から来ました。
元々Dom/Sub大好きなので、アノ作品の元の小説も読んでみたい!となりました。
読んでみると…
コミックスもすごいですね。余す所なく、世界観も空気感もそのまま画になっていたという事が分かりました。
ということは、どちらから先に読んでもほぼ同じ読書体験ができるのではないか、という実感。

やはり小説は状況描写や、細やかな心情描写がさすが。
記憶混乱の不安。
ダイナミクスがイマイチ理解できないところ。
梁川に惹かれていくのに近づけない心。
転生前とは真逆な職場環境。
また、コミックスの方のレビューにも書きましたが、梁川が「今の」瀬上だから好きなんだ、という部分も丁寧な文章で読むと一層際立っていたと感じました。
エロ描写は……梁川ってご奉仕Domと言いながら実際はお仕置き好きっぽいじゃん!

1

こういうのを読みたかったんですよ!

ドムサブがどうしても理屈の上で理解しがたく、毎回挑んではやっぱり向いてない…の繰り返しでした。

が!今作は素晴らしいです!そんな自分みたいな存在を知ってたの?なくらい入りやすい設定で世界観で展開でした。

なかったところからの異世界転生オメガバースはよく読みますが、異世界転生ドムサブは初めてです。
だからこそ主人公と一緒にダイナミクスの仕組みを習い、コマンドを体感しやっと納得というか飲み込めました。

しかも攻めこと梁川が、なんていいドムなんだ!こんな世話焼き気遣い屋さんなドムがいるなんて〜。しかも策士(笑)

こちらは瀬上視点でコマンドに従う喜びを一緒に体験?共感し、便宜上のパートナーで下心がいっさいないことに切なくて。

もしかして?と思ってた通りな梁川に最後は幸せで震えます。
エッチでまさかのコマンドを使いだして、まさか?本当はそうしたかったの?ベッドでは別人?と心配したら…。
策士なところもとっても良かった。
お互いに今のお前だから好きになったんだ!なところも良かったです。

お仕事描写もダイナミクスがある世界観だからこそのホワイト企業になったのも良かったです。

ドムサブ苦手な初心者さんに至れり尽くせりな作品でした。ありがとうございます!

3

なるほど~(๑' ꒳​ ' )

Dom/Subユニバースの設定を初めて読ませて頂いたのですが。
へぇーそんな世界観なのかぁ、と勉強になった一冊でした。

受け様はブラック企業に勤める瀬上。
1人深夜残業中に酷い頭痛に襲われ、これはヤバいかも、と意識を手放す。
次に目覚めると病院のベッドで、同期の保原と梁川が心配げに見守っていて。
この同期の1人、梁川がこの度の攻め様。

ここが倒れる前にいた世界ではなく、ダイナミクスなるものがある世界だと知る瀬上。
梁川はDomで瀬上はSub。
危なっかしいから、と梁川に提案され、暫定的にパートナーとなる2人。

私、このDom/Subユニバースなる世界初読みなので、瀬上と一緒に学ばせて貰いました。
で、正直、なんだかSMじみてるイメージが強くて手が出なかったのですが、違いましたわ~。
すまなかったねぇ。

奉仕型、世話焼きDomなる梁川がよきかな♡ですよ(*^^*)
そーゆー攻め様、大好きです。
ホント、面映ゆい( *´艸`)

でもって、瀬上がグレアをあてられた後の話し合いの時、自分が呼ばれなかったからって、悔しがる梁川ににやにやしちゃった(´∀`)

雑誌でも読んでいたのですが、前編ではウーン、だったのが、後半でぎゅーんと盛り上がったのでした。
文庫での書き下ろしが、梁川視点なのも、はなまるです。

篁ふみ先生のイラストも甘く柔らかく、好きでした(≧▽≦)

1

世話焼きDom最高

とても面白かった。
ブラック企業で酷使されていた受けが、Dom/Subユニバースのある平行世界(オマケに会社もホワイト化)の自分に成り代わる話。

便宜上のパートナーで下心ゼロだと強調してパートナーになったからお互いに気持ちを言い出せずに両片思いなカップル。

ハイスペでソツのない攻めが受けの前ではあたふたしたりちょっとカッコつかない感じがあるのが萌える。受けにはバランス良く鍋の具を取り分けてくれるのに、自分の分は雑だったり受けに餌付けしたがったり好きな人のお世話大好きな攻めも良かった。Subの面倒を見たい構いたい系のDom好き。ハードなプレイがないのも読みやすい。コマンドで受けを甘やかす系。でもDomの独占欲はあってすぐ嫉妬する重い彼氏なのも良い。

8

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