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作家買いです。
7年ぶりの新刊~!待ってました~~~!!!
久々に日塔さんの作風をタップリ浴びて大満足です♪
個人的にビッチ受けはそこまで嗜好じゃないんだけど
日塔さんの描くビッチはなぜか胸を疼かせるというか。
なんか切なキュンを感じちゃうんですよね…。
(切なさに振り切った話じゃなくても、)
(表情や感情をダイレクトに描かれる上手さのせい?)
(絵も含めて良い意味で全てが濃いんですよ…!!!)
表題作が2話しかないのでちょっと寂しいけど
他のお話もドツボにハマったので結果オーライ♪
既刊「愛に血迷え!」の番外編も収録されていました。
◆もっけのさいわい (前後編+巻末描き下ろし)
ケモ耳尻尾が生えてる「人間」と
人間に紛れて生活する「神様」が混在する世界。
(ケモ耳尻尾生えてたら獣人じゃんと思ったけど、)
(ケモ耳尻尾が標準の世界と考えたら人間ってことか?)
(とりあえずケモ耳尻尾で動物種族あるけど人間です!)
攻め:墨星
ビジュアルは俺様!強気!傲慢!って感じなのに
態度は尊大でも気遣いが出来る優しい人です////
しかしさすがベースが動物というべきか…。
執着心はハンパなくて相手の話を聞かない押しの強さがあります。
受け:春太
性に奔放な淫乱ビッチな三毛猫。
パパ活は性欲と実益を兼ねてる感じなのかな。
ビビりなところが等身大の猫っぽいくて良き!
今日も今日とてパパ活に励むべく待ち合わせ場所へ。
相手は褐色のイケメンで大当たり!
ウキウキとホテルに入った後に相手が神様だと知ってーーー。
神隠しとドスケベの掛け合わせ…!!!
情緒もへったくれもないようでしっかり胸キュンを味わいました♡
墨星はハイスペイケメンですが
やっぱり神様なのでテンポがズレてるところがあって、
春太の都合お構いなしにグイグイ押してくるのですが。
それは両想いだと勘違いし浮かれてたからで、
実は春太に嫌われてた!?となった時のしょんぼり感!
そんでスッと身を引く健気さにキュンキュンしちゃう!
も~~~~!!そういう優しさズルイ~~~ッ!!!!
春太は最初「神様怖ぇ~;;」って感じで
墨星のやることなすことドン引きだったんですが、
少しずつ絆されたあとの涙にキュンキュンします。
(私はビッチ受けに萌えツボがないんだけど、)
(春太の泣き顔で一気に落ちた…切なキュンだった…)
コメディ色満載のエロエロで物語はスタートするのに、
切なキュンで愛タップリに昇華していくのがお見事…!
好きぃぃぃ!!!(∩´///`∩)
あと墨星の側近の狐が良いキャラしてました。
描き下ろし部分で怒濤のエロ解説に笑っちゃいますw
他、脇CPで人間×神様も登場するんですが
そちらのスピンオフがないのが不思議で仕方ない。
(ネガティブな神様受けめっちゃみたいよ…)
(泣き顔が可愛いので絶対萌えるやつでしょ)
◆愛に血迷え! -聖夜とバンビーナ編- (1話)
千ちゃんパパ・ママが不在になるので、
家に未成年だけではマズイとの理由でおじさん召喚。
ロレンツォ×西川も加わって騒がしい聖夜のお話です。
千ちゃんのオカンっぷりに磨きがかかってました。
登場人物の中で一番大人なんだよなぁ…(ФωФ;)
(おじさん筆頭にダメな大人ばっかりwww)
相変わらず公開浮気されてるし
ホンマ千ちゃんドンマイ!がんばれ!って感じだけど、
殺す選択肢はあっても別れる選択肢はないんだよねぇ。
プチ浮気がおじさんと別れる理由にならないとこに愛の重さが感じられて良き。
千ちゃん…強く生きておくれ…! ╭( ・ㅂ・)و ̑̑
◆若気の至りとあなどるなかれ (3話+番外編)
ルームシェアをしている友人に片思いしている大学生。
ノリでエッチなことをする流れになって、
エッチしたら恋の風向きが変化してモダモダなお話です。
個人的にこのお話もめっちゃ好き…!
日塔さんの描く"友人に片思い中"の健気さがツボです。
めっちゃ好きなのに付き合うのは怖いって臆病さや、
めっちゃ好きなのに立場が逆になると逃げ腰なトコ、
ホンッッッット可愛くてキュンキュンしちゃう。
攻めのビジュアルはヤリチンっぽいのに純なDTで、
好きアピールが雑誌のマニュアル通りという慣れてなさも良い。
ドヤ顔で好き好きアピールしてるとこがアホ可愛くて仕方ない。
受けは攻めにずっと片思いしてるけれど、
攻めからの好きアピールにはちょっと冷静で引き気味w
こういう所は友人の距離感が出るんですよね。良き。
友人としての冷静さを保ちつつも
好きな男から好意を向けられる嬉しさもダダ漏れてて、
めっっっちゃ可愛かったです(∩´///`∩)♡(∩´///`∩)
番外編は攻めと受けの仲を見守ってた友人ズのお話。
こちらはほんのりクズ風味が利いてて、
受けが完全に割り切ったセフレ嗜好でちょっとヒドイ。
けど口で言ってるだけで単に意地悪なだけっぽいのか?
その後が気になりました。
(っていうかカップリングが思ってたのと違った…;)
はーーー♡
久々に日塔さんがガッツリ浴びることが出来て大満足♡
日塔さんの作品でしか得られない栄養があると再確認。
良かった~~~~~!!! (∩´///`∩)♡(∩´///`∩)
試し読み増量中で読んでからずっと気になってたんですが、以下の理由から購入を渋っておりました:
・表題作が209ページ中 半分ぐらいしかない
・同時収録の②に前作があり、そちらを未読である
・(表題作) もともとビッチ受けがあまり好きじゃない
…でもあまりにも表題作の攻めが好みすぎるのでポチリ。
収録作は以下3つ。
①表題作(90ページ+6ページ):
攻めがどストライクです。
褐色!黒髪ウェーブ!色気ムンムン!
スタンドカラーシャツの間から胸元の義経(またの名を胸筋)がチラ見えもします。
首のスジや鎖骨も美しい…!(同意してくれる人 目下募集中)
こんなハイスペ神様、もう最強のスパダリでは?
しかもおっきなもふもふバージョンまで!
2回戦へ導くセリフが「今度はゆっくりしようか」だなんて、破壊力つよっつよ。
しかもピアスの場面で現れる「前編●END」の文字。
…え?まるで遊園地一日楽しんだみたいに充実してたと思ったら、まだたったの40ページ?!と驚きました。
密度濃い…お得すぎるこの話…!
神社にまつわるストーリーも良かった。
キツネも可愛いし、激辛麻婆豆腐と厚揚げが食べたくなる良作でした。
てか「もっけ」って「勿怪(もののけ)」って書くんですね?!
②「愛に血迷え! -聖夜の夜とバンビーナ編-」(28ページ):
前作「愛に血迷え!」(2015年発売) の絵柄があまり好きではなく(顔が長くて…スミマセン)、本作ぐらいの絵柄が好きです。
ロレンツォと西川オモロイw
③「若気の至りとあなどるなかれ」(76ページ):
中高とずっと一緒だったDTの大学生同士とその友人CP。
9年前に他社で描かれた作品を、今回収録するにあたって なんとほぼ全部ペン入れしたそうです。
すごい熱意ですね…そんな丹精込められた作品をこうやって読めることに感謝いたします。
「ケガは?」の攻め顔と(イケメンすぎる!)「うっイきそ…」の攻め顔が(目閉じる+汗+赤面)サイコーでしたありがとうございました。
以上、②③は☆4なんですが、表題作の攻めと②のロレンツォ(ウェーブで暗い髪色、しかもタレ目!)があまりにも美しかったのでおまけの☆5。
作家買い。
日塔さんの新刊、お久しぶりな気がします。とても嬉しいです、はい。
日塔さんてもともとお綺麗な絵柄を描かれる作家さまですが、もう、美しさが突き抜けてる…!表紙もエロ美しいし、日塔さんらしい汁っ気たっぷりな濡れ場が麗しい絵柄で紡がれていくのでとんでもなくエロいです。けしからんです。
ということでレビューを。
タイトルの「もっけのさいわい」。
物怪の幸い、かな?と思いつつ手に取りましたが、物怪、というタイトルに偽りのない人外ちゃんのお話でした。全部で3CPのお話が収録されている短編集です。
表題作『もっけのさいわい』
「三毛猫」の春太は大学生。
気持ち良いことが大好きなビッチさんの彼は、趣味と実益を兼ねてパパ活に勤しんでいる男の子だ。
ある日、マッチングアプリを介して会うことになったパパ活のお相手の男性は、褐色の肌を持つイケメンさん。あれよあれよと彼の性技に翻弄されてしまう春太だったが、どうやらそのお相手・墨星は神さまだったようで…?
というお話。
春太と同じ大学に通う生徒が神隠しにあってしまった、とか、ちょいオカルト風味(あくまで「風味」です。怖くはない。)も盛り込まれたお話ですが、それらがきちんと繋がっているので読み進めていくうちに、ああ、なるほど!という展開になっていて面白かった。
ただ、短編集だからでしょうか、ちょっとあっさりした終わり方だったのが残念な気がしました。神さま絡みの「あの」エピソードをもう少し膨らませて描いてほしかったなあ…、と。奈々ちゃん×鼓麻ちゃんのエピソード、プリーズ。
そして、2CP目は「愛に血迷え! -聖夜の夜とバンビーナ編-」
日塔さん作品の『愛に血迷え!』の千ちゃん×おじさん、そしてロレンツォ×西川さんが登場するお話。
千ちゃんパパが怪我をしてしまって、一子ちゃんを千ちゃんと敏ちゃん(おじさん)の2人で一晩お世話をすることになるが…。
えー、ロレンツォ、イケメン!やば!
と思ったのはさておき、相変わらずの千ちゃんのオカンっぷりが楽しかった。
そして、おじさんの可愛さも。あんなに「おじさん」って感じなのに、あほの子なのに、とにかく可愛い。千ちゃんのことが大好きなんだなあ…。
後半は『若気の至りとあなどるなかれ』。
ほぼほぼ、1冊のうちの半分くらいの分量を占める作品です。
大学生の佑太は生粋のゲイ。
中学生の時からの友人である仁のことをずっと想っているが、自分の恋が成就することはないとあきらめてもいる。が、そんなある日、とある出来事から二人はうっかり身体を重ねてしまい…?
というお話。
ストーリーや設定としてはさほど珍しいものではないですが、良い意味で王道の良さが生きていて、萌えどころがしっかり押さえられている作品でした。日塔先生があとがきで書かれていますが、9年前に描かれた作品とのことです。拝見した記憶がないのですが、日塔先生の根っこともいえる作品なんだろうな、と思いました。
『若気の至りとあなどるなかれ』は3話完結のお話ですが、その後に「番外編」も収録されています。仁×佑太の恋のキューピッドとなった友人のお話。
これ、めっちゃ萌えた…!
攻め受け反対だと思っていたので、思わず「え、そっち?」と声が出てしまった。
が、こちらの2人も可愛いの。無自覚、両片思い、の可愛らしいお話でした。
ストーリーとしてはですね、どれも純愛と言っていいんじゃないでしょうか。
その純愛に、ドエロをミックスさせる日塔先生の手腕よ。最高。エロあり、萌えあり、純愛ありとてんこ盛りな一冊。
めっちゃ楽しんで読ませていただきました。
ケモ耳!神様とパパ活!おもしろそう!表紙が美しい!!と惹かれて購入しましたが、表題は2話と最後の描き下しの数ページのみ。新旧3作による短編集でした。
「愛に血迷え!」は1話。「若気の至りとあなどるなかれ」は3話とスピンオフ。この2作はかなり前に描かれた作品のようです。
また番外編やスピンオフなのでしょうか?「愛に血迷え!」は登場人物や設定がよくわからず、1度読んだだけでは話の内容が入ってきませんでした。
「もっけのさいわい」をとても楽しく読んでいたので、「え?これで終わり?これからじゃないの??」という気持ちのままだったせいかもしれません。その為、全体的に不満の残る単行本になってしまいました。
「若気の至りとあなどるなかれ」が3話で一番長いし、定番の内容ですがおもしろかったのにこれを表題にしなかったのは、古い作品だからかな?わたしのように表紙買いの読者は、販売的な戦略にまんまと引っかかってしまった感じです。(あとがきを読んだら他社で描いていた作品だったからのようです)
それでも2度目から割り切って読んでみると、日塔てい先生らしい作品ばかりなので楽しく読めました。
三白眼やギザ歯、受けもしっかりと男らしい身体つきで、わりとチョロかったり性的に積極的だったりするキャラが多いです。その為、好みが分かれるかもしれません。
でもぜひ読んでみてください。とってもかわいくてエッチで楽しい作品です。
インタビューを読んで面白そうだなーと思ったので購入。7年ぶりのコミックスとのことですね。
最新作から過去に描かれたモノまで読めるのでめちゃくちゃお得な作品でした。
表題作は狐神の墨星と猫人間(?)の春太のお話。
パパ活をしている春太がその日会う人との待ち合わせ場所にいくと、そこにたまたまいた墨星を待ち合わせ相手だと勘違いしてホテルへ向かってしまうわけです。
墨星もとくに春太を不審がることなくあっさりと身体の関係を持ってしまうけれど、神様と交わったことによって春太自身にも変化が起きていく様子がファンタジー色強めで面白かったです。
がっつりファンタジーな世界ではあるのだけど、トンデモ設定すぎない展開もまた良くて。
それぞれの気持ちを大切にしている感情がしっかり見えるので、一方通行にならない優しい愛を感じられました。
墨星が神様としての不思議な力を発揮するときと
人間に紛れて人間らしくしているときのオーラの差とか、なんかズレてるのに憎めない感じがめちゃくちゃ好きでした。
前後編なので仕方ないけれど、駆け足な感じと「もっとこの先を知りたい!」的な物足りなさがあったな、と。
同時収録作品も面白かったのですが表題作のふたりが好きだったので、もっとじっくり長く読みたかったなと思いました。