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上巻に続いて下巻もレビューします。全238ページ。以下ネタバレあります。
上巻は幼いハーリドとイリヤが心を通わせていくところに大変心惹かれましたので、中盤でハーリドがいなくなって残念でした。
下巻で格好よく成長したハーリドが再登場!ワクワクして読んでみました。
しかし一読して、どうも上巻以上にちょっと自分には合わないな〜と感じる部分が多く…。好きなところと、う〜んなところを書いてみます。
【好きなところ】
・冒頭成長して、軽々とイリヤを横抱きするハーリドにキュンとします。ハーリドに擦り寄る虎のタルジュに優しく語りかけるシーンも好きです。
・二人がこれまでのことを話してキスするシーンは、美しいキスシーンにキュン!
・敵のチェンからハーリドがイリヤを奪い返すシーンも格好いい!
・終盤、8年ぶりに改めてハーリドがイリヤに愛を違うシーンが素敵です。ハーリドはスパダリ攻めですね!
・ハーリドはイリヤに一目惚れなんだろうなと思ってたらやっぱりその通りで、濡れ場でそのことを伝えるシーンにもキュン♡
もう一度上巻前半を読み返したくなりました。
【う〜んなところ】
・そもそもだけど、ハーリドが王の座を兄から奪い返すというストーリー自体が自分の好みではないようで、あまりストーリーに入り込めなかった(初めから弟の勝利という結末が見えてるからかもしれない…)。
あと大罪人の兄を殺さないのはまだしも、逃すというのはいくらなんでも甘過ぎると感じる。
・二人が再会してイリヤが発情しても、簡単には性行為はしないエロは少なめの作風。ストーリー全体にグイグイ引き込む力があればそれでもいいが、そこまでの魅力を感じられず、全体的に物足りなさを感じた。
・上巻レビューにも書いたけど、ハーリドの兄のザインがあまりにも愚昧過ぎて、これでよく8年も王位につけたなと思う。
・下巻もイリヤの発情シーンが少なく、オメガバ設定をあまり活かせてないと感じる。オメガバじゃなくても良かったのでは…。
・上巻ではあまり感じなかったのですが、下巻では二人の顔が簡略化されるコマがちょこちょこ目につきました。少しコミカルなコマであえてそうしているのでしょうが、ハーリドとイリヤの美しい顔が崩れる感じがして、好みではなかった。
(他の方のレビューを読んだら、下巻は全体的に作画の荒さがある感じですかね、言われてみればそうですね、う〜ん…)
アワードランクインの人気作ですが、下巻は上巻よりさらに自分には刺さる部分が少なくて、ちょっと残念でした。でも好きだなと思える部分も少しありましたし、読んで良かったです。
今年発売された続編も気になるので、そのうち読もうと思います。
シーモア ライトセーバー修正(いくら修正に厳しくなってきた昨今とはいえ、真っ白にし過ぎでしょう汗)
オメガバースではありながら、それだけには留まらない深みがありますね。とても新鮮です。設定やプロット、世界観のすべてが、冒険ファンタジーとして見応えのある要素に溢れているんです。
ハーリドは本当に一人前の男になられましたね~イリヤとの身長差や体格差も、胸が躍るポイントです。
二人が8年前に過ごした時間は短く、ようやく互いを理解し始めたばかりで引き裂かれてしまったというのに、再会でもこれほど息がぴったり合うとは。まさに運命の相手と言えるでしょう。価値観が一致し、ともに国民を想うお心を持ち続け、本当にお似合い!
ただ前から少し気になっていたのですが、イリヤとハーリドが民間に身を潜めて8年間も無事でいられたのは……それも海外ではなく、ハヌ国内に潜伏できたというのは、少し不思議に感じます。この部分の描写はやや軽めだったかもしれません。
ザインへのクーデターも、ややあっさりしすぎていたように思います。テンポが速すぎるというか、すべてが順調に進みすぎた感が。権力闘争については、緊張感や迫力が少し物足りなかったかもしれませんね。
受けのピンチに攻めが登場し8年ぶりに再会したところで前巻が終わり、偶然なら出来過ぎではないかと思いましたが、結果、偶然の再会でした。
巡礼先で賊に襲われた攻めは一命を取り止め、部下たちが身を挺して逃がしてくれて生き延びていたようです。8年後の今は反乱軍のリーダーになっています。
地方に逃れて武器などを作って生計を立てていた受けは、それまでは戦を避けるため反乱軍に協力しない主義でしたが、攻めと再会したことで反乱軍に協力することを決意します。
反乱軍に武器を売っている集落に先の王后らしき人物がいるという噂を聞きつけ、暴君として悪政をしいていた現王が軍を派遣します。軍を率いていたのが、8年前のクーデターで現王に協力していた他国の王子でした。兄王子を即位させ、国力を弱らせて国を奪い取る算段でしたが、8年前とは状況が変わり、彼の祖国でも王の死期が近く、骨肉の争いが起きて他国に構っていられる状況ではなくなっています。攻めが現王を倒すのに協力するかわりに、そのあと自分が王位を簒奪するのに協力しろ、という取引を持ちかけ、手を組むことになりました。
受けを捕らえて現王に召し出した際、護衛の兵の中に攻めを忍び込ませていて、血を流すこともなくあっさり形勢逆転することができました。兄王はこれまで民を人とも思わない振る舞いを続けていたため、兄王につく人間は誰もいません。逃亡する際、部下に殺されました。
落ち着くところに落ち着いた感じでしたが、攻めと離れていた間、受けに発情期が来なかった理由については特に説明がなく、ピンチで攻めと8年ぶりに再会したことや他国の王子が急に協力を申し出たところなど、ストーリー都合に感じてしまう部分はちょこちょこありました。兄王はかなり非道な人間ですが、暴力的な描写はほとんどないため、読後感は悪くなかったです。
とにかく美しくて圧倒されるお話でした。絵の美しさに心を鷲掴みにされ、連載当初からずっと追いかけてきましたが改めて一気に読むとその構成力と画力の素晴らしさに感動します。特にハーリドとイリヤの関係性が丁寧に描かれており、オメガバースという設定に頼ることなく、イリヤという一人の人間を大切に思うハーリドの姿勢に心を打たれました。その愛に触れ、人生を諦めていたイリヤが少しずつ変わっていく様子も愛おしく感じます。 また2人が成長していく姿にも胸が熱くなりました。イリヤ凛とした美しさが素晴らしい。年の差のある純愛が切なさを帯びながらも力強く描かれており、構成が見事です。お互いがお互いの強さの源になっている関係性が本当に尊く、終始胸がキュンとする最高のお話でした。
とにかく美しくて圧倒されるお話でした。絵の美しさに心を鷲掴みにされ、連載当初からずっと追いかけてきましたが改めて一気に読むとその構成力と画力の素晴らしさに感動します。特にハーリドとイリヤの関係性が丁寧に描かれており、オメガバースという設定に頼ることなく、イリヤという一人の人間を大切に思うハーリドの姿勢に心を打たれました。その愛に触れ、人生を諦めていたイリヤが少しずつ変わっていく様子も愛おしく感じます。 また2人が成長していく姿にも胸が熱くなりました。イリヤ凛とした美しさが素晴らしい。年の差のある純愛が切なさを帯びながらも力強く描かれており、構成が見事です。お互いがお互いの強さの源になっている関係性が本当に尊く、終始胸がキュンとする最高のお話でした。
