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年下で同学年の君に、年甲斐もなくドキドキしている。
『ドラマみたいな恋じゃなくても』既読の作家さん。萌評価にしてたけどしっかり覚えてたから、表紙の雰囲気など好きなんだろうな。久しぶりの出会いで、まず絵がとてもお上手になっていて驚きました。元々お上手でしたが。女の子が可愛い。あと書き下ろし部分の2ページ目右下の久世さんの顔が可愛くてツボ。しかしだんだん幼くなってきてる気はする。年齢差がキモなのに。
上で作画の点で女の子可愛いって書きましたが、お話への関わり方としても女の子が非常に良い味です。あと主役2人が付き合い出した高揚感をすっ飛ばして(いや、割とスルッとというかぬるっといくもんだから)南雲さんのイケ仕草が持っていきました。え?カッコ良すぎない?付き合いたい男ナンバーワンじゃない?久世には突然と怒られてましたが大学まで様子も見にきてくれて、優しすぎない?
【久世さんだけだ。触れたいって思うのは(大真)】
エロス度☆
大真と凛悟♡
現役生と編入生、年の差ある同学年同士が紡ぐ恋物語・・・開幕⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
2人の距離が縮まっていくのが・・・初々しくてくすぐったく、不器用な年下の優しさがアラサー大学生を癒していくのが尊かったଘ(੭´ ꒫`)੭̸*
大真にキスされて意識してしまう凛悟。
お互いのことをもっと知りたい欲求が高まったり、諦めないで頑張る凛悟の姿が大真に勇気を湧かせたり、ドキドキしたり、もじもじしたり、友達以上の感情が芽生えていくのがグッときます(๑˃̵ᴗ˂̵)
アラサーの青春のやり直しがイイ♡
SNS のためし読みって、すごい。
私がちょろいだけですが読んじゃうと次の話読みたいってなる。
こちらも、始まりはそうなんです。発売日をめちゃくちゃ楽しみにして待ってました。
鈴木はこ先生の過去作は読んだことがありますが、これはレーベルの違いなんでしょう。
BLだから当たり前ですが、えー過去イチBがLしてますよね!
ブラック企業を追い詰められて辞めた久世さん。
久世さんが大人の学び直し、リカレント教育を受ける機会を得て大学に編入するところから始まります!
そして出会った年下の同級生たち。
中でも、佐才くんは何だか不穏な出会いなんですがね。
そりゃ始まりはそう。互いに違う価値観で生きてきて、年齢差10歳。
距離を取りつつ、相手を見るのは当たり前です。
それからは、まあ徐々に近づくわけだけど!
いや、何。佐才くん?距離感いきなりトップで詰めちゃう。
久世さん、どきどき止まらないよね?
二人ともに、ノンケ始まりだと思うけど意識し始めたらBLの LはLIKEじゃなくて、 LOVEなんだわ…
互いの良さをゆっくり知りながら、心理的距離を詰める二人が愛おしくなります。
ときめくじゃないか!
最高!
ぐちゃぐちゃエロはございません。だからこその、年の差LOVEを楽しめる良き作品でした。
久世さんの元同僚?の南雲さん。良き人だったな~!
読後感ほわほわ優しくなります。
年の差同級生のピュアピュアな恋のお話。
ブラック企業を退職した久世は
30歳にして二度目の大学生活を送ることに。
年下の同級生たちに囲まれて戸惑いながらも
少しずつ大学生活に馴染んでゆく久世ですが、
ある日、同級生の佐才から
「社会で失敗したから戻ってきた」と噛み付かれ…。
はじめは佐才がどうして久世に対して冷たい態度をとるのかわからず、
その傲慢さに嫌な気持ちになったけれど、彼にもまた理由がありました。
けれど、久世が大学に再入学した経緯を知ると、
態度を改めて謝罪することが出来る素直さに惹かれました。
とはいえ、酔った勢いでの突然のキスにはびっくりでした!
少し前まで嫌っていた相手に一体どういう心境の変化…?
とっつきにくさはあるけれど、
一度心を許すと見かけによらず人懐こく、
真面目で純粋な内面も可愛らしくみえてきました。
まさしくタイトル通りの“かわいいご学友”。
流されるでもなく、互いのことを知ることで絆を深め、
緩やかに恋になってゆく二人の関係性に心地よさを感じました。
味のあるというか、じんわりやさしい良い話。
大きな事件や派手な出来事は起こりませんし、ドラマチックな展開があるかというとそうでもない。
色っぽさを期待する方にはこちらの作品はお求めのものとは少々違うかなと思いますが、遅咲きの青春・年齢差関係なく尊敬し合える2人・大学生活の中でゆっくりと育まれる関係性・年齢差があるがゆえのもどかしさあたりのワードにピンと来る方はぜひ。
ブラック企業でメンタルも体もぼろぼろになった主人公の久世。彼はすごいと思うんですよね。
あんなにぼろぼろになって、10歳は年齢差があるであろう若者たちに混ざってもう1度学びたいんだと行動を起こせるところがまずとても勇気のいることなんじゃないかな。
でも、思っていたよりも同期の学生たちは偏見のないマイルドな気質の若者ばかりで、最初の不安もいつの間にかどこへやら。
久世も含めて非常に良い雰囲気のグループになっていて、なんだかすごく充実していて楽しそうなんですよ。
そして何より「とりあえず大学に入ってみた感」がない、楽しみながら真面目に将来を考えて勉学に励む同期の学生たちに好感が持てました。
久世のキャラクターが大人すぎない大人なところも、彼・彼女たちと波長が合っていて良かったのかもしれませんね。
とにかく雰囲気が良かったです。
タイトルにもある、そんな久世のかわいいご学友というのが、ややとっつきにくそうな佐才青年。
彼の印象が読み始めからどんどん変化していくのが見所のひとつかなと思います。
正直、最初のキスからの展開はうーん?と首を傾げる部分もあったのですけれど、久世の飾らない素直でストレートな嘘のない言葉に心を掴まれたのかなあ。
くだけた口調で話し、距離も少しずつ縮まってはいるものの、どうしてもふとした時に年齢差を感じることもあり…と、なかなか埋めることが難しいもどかしさにもやもやとする姿を微笑ましく読みました。
失敗したっていいと言ってくれる人って本当にありがたい存在だと思うんです。
彼は素敵な人と出逢えましたね。
10歳差の対等な関係の動きと、次第に明るくなっていく久世の前向きさ、初めての青春と遅咲きの青春がピュアで眩しい作品でした。
久世が楽しそうに学生生活を送っている姿を見て、その当時は学ぶ楽しさが分からなくても、大人になってから分かるものってあるよなあと思ったり…
こういう、心の距離や心理描写を丁寧に描いた作品が読めた時、ああいいものを読んだなあと思います。
サブキャラクターでは久世の友人・南雲が好みでした。彼が1番今の久世の姿を見て安心している人なのかもしれませんね。