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あらすじ

今まで隠してきた知られたくない事情を、隼がすべて知っているかもしれない……そう思ったユキは絶望するが、自分を諦めてもらうためには、自分がどんなに汚いところの詰まった人間か知ってもらうしかないと考えつく。隼が上京してからのユキの生活は、ささやかな幸せはごく一部だけで、隼の想像を絶するものだった……

作品情報

作品名
恋する食卓 十月 炊き込み非情
著者
樋口美沙緒 
イラスト
末広マチ 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
電子発売日
3.2

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萌々

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(3)

中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
13
評価数
4
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

 ユキの茸の思い出は 辛い事ばかり

副題通り、非情で悲惨。なので、今巻の評価は萌。
「恋する食卓」と言う題名から連想するのは、誰かと一緒に食事をする温かな団らん。
でもユキの食事に纏わる思い出は、辛い思い出が多い。

10月は、茸が実る季節。
茸の炊き込みご飯に纏わるユキの思い出は、姉の結婚以外、辛い事の大津波。
 ノンが栽培していた「草」 
 自称「実の弟」が呼び込んだ禍い
 母の死 等々、
普通なら心が折れる、誰にも言えない悲惨な体験をユキはしていた

母の死に纏わるでき事をありのまま隼に伝えて、
自分を諦めるように仕向けたいユキ

でもきっと隼は見放せない、
どうやって救い出すのか興味深々

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