電子限定描き下ろし漫画付き
エロス度☆
おやおや。丹波に対して抱いてしまった劣情がきっかけで避けてしまう宇田川はかわいいですね。
宇田川と丹波が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・第4巻開幕。
仲が良かった2人の関係がギクシャクしてしまう展開・・・・・・とても美味しいです。宇田川に避けられてテンションがジメジメナメクジであったり、他の人とは違い宇田川にだけは嫌われたくないことに気付く丹波がツボりました。
学生時代のキラキラと輝く眩しい日々、そして恋人となった大人の時代へと戻りかけがえのない幸せの日々を過ごしていく2人の姿は尊さMAXです。
繋がりがわからないなと思いながら読んでたら3巻を読み飛ばしてました。2巻は読み飛ばしても話が繋がる気がするが、3巻は飛ばしたらダメ絶対。
一応あとがきにもある通りシリアス展開ではありつつ、社会人の二人が既に公開されているから、仲違いは絶対ないという安心感がありますね。この2人はギスギスしたときは他にあったのだろうか。
後頭部から食べたものがすり抜けるせっちゃんが好きでした。にしても175cmで80kg超えてるの、個人的には100点なんですけど。
勃ったことを告白するとか何その羞恥プレイ。男同士だと感覚違うのかな。あと袖のボタンは流石に気づく。
高校時代の2人を微笑ましく見守った後、ぎこちなさがまったくなくなった現代の2人のやりとりを堪能する、という流れにも慣れてきました。丹波に対する好意を自覚、をすっ飛ばしていきなり性的興奮を覚えてしまった宇田川。それはここまで狼狽えて丹波を避けてしまうようにもなるのも、仕方ないなと。男の子は外からすぐ分かってしまうところがBL的には美味しいけれど、本人からしたら辛いですよね。原因不明のまま距離をとられることになった丹波は可哀想だったけれど、これはもう誰も悪くない。約10年越しに真相を聞かされた丹波はもちろん引いたりしないし、お互い相手に一途なことを再確認しただけでしたね(笑)。こんなに可愛い攻めは本当に貴重なので、これからもこの2人を追いかけたいです。
前半は高校2年生の冬、後半は大人の冬のお話でした。
宇田川が丹波を避け始めるキッカケも、宇田川に避けられて気にしてしまう丹波も、傍から見たら好きだからとしか思えないのに本人たちは全くの無自覚で焦れったいやら尊いやらで最高でした!
大人編では相変わらずのラブラブっぷりで、読んでいるこちらまで幸せな気持ちになってきます!
高校生のときに宇田川が丹波を避け始めた本当の理由を知って和気あいあいとする二人が微笑ましいです。
そして、大学2年のときに丹波が宇田川に告白して付き合うことになったというので、早く大学編が見たくなってしまいました…!
次巻も楽しみに待ってます!
最新刊発売待ってました!!
この作品の推しポイントは間違いなく1冊に大人編と高校生編がどちらも入ってることです。どんだけ高校生で関係性が危うくなったりすれ違ったりしてギスギスしても大人編でめちゃめちゃほっこり幸せな気持ちになれるし、ギスギスした高校生の将来にはこのいちゃいちゃが待ってるのが確約されている安心感。とても嬉しい。
4巻で高校生のウタが勃ってしまったことを言えずに気まずくなってしまったエピが描かれていましたが、大人編でせっちゃんに理由を改めて聞かれて比較的あっさり嘘を付いてたことと本当のことを白状しますが、今のせっちゃんになら本当のこと言っても引かれない自信がどこかにあるからなんだろうと嬉しくなりました。信頼関係がちゃんと築かれているのを実感できるのって高校生編と大人編を同時並行で読めてるからこその醍醐味ですよね!!
BL単行本としてはそんなにページ数は多くないですが、とんでもなく満足感のある1冊です!早く2人が付き合うことになった経緯まで追いたい〜