「…キスも初めて?」

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表題作先生、それは恋ですよ

妻有光太郎、書店員、24歳
瑞希神、小説家、29歳

その他の収録作品

  • お誘いじょうずな神先生(描き下ろし)
  • カバー下(キャラクタープロフィール)

あらすじ

書店員の妻有はある日、勤め先の店内で不審な男を見つけてしまう。
盛大に腹の虫を響かせながら『稀代の小説家』を名乗る男・瑞希の変人ぶりにドン引きする妻有だったが、
空腹で倒れてしまったところを放っておくこともできず、家に連れ帰ることに。

飯のお礼にとエッチでのお返しを提案してくる瑞希に困惑していたが、
メガネを外した顔が好みなことに気づいてしまい――!?
こんな変人なのに、超好みの顔でおまけにセックスもハジメテって、ずるくないか!?

佐和澤村が描く京都×文芸×食(!?)なセクシュアルラブ登場♥

《収録内容》
◆『先生、それは恋ですよ』1~5話
◆描き下ろし7P

作品情報

作品名
先生、それは恋ですよ
著者
佐和澤村 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784758026437
4.1

(45)

(25)

萌々

(10)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
8
得点
182
評価数
45
平均
4.1 / 5
神率
55.6%

レビュー投稿数8

可愛いのに個性的な受けが最高w

まず表紙の長髪美人に惹かれ、試し読みしたら、ちょっと変人な美人受けと、濡れ場のドエロさにズキュンとやられて購入しました。初読み作家様です。

舞台は京都。
受けは長髪美人だけど変人な小説家の神(じん)。攻めは転勤してきた書店員の妻有(つまり)。二人がドタバタしながら恋に落ちていくお話。

神が見ためは儚げ美人で可愛いのに、話し方や行動がおかしくて、そのアンバランスさが魅力的。
普段はかなりの変人なんだけど、濡れ場ではすごくウブで可愛い反応をするのがまたギャップ萌え♡ 妻有もノンケなのに煽られちゃう。餌付けされてるとこも可愛いな〜。

妻有は会ってすぐにエッチするあたり、チャラい陽キャなのかと思ったら、美味しそうなご飯作ってあげたり、文学の話についてけなくて凹んだり、結構本気で神を好きになっちゃって、健気な年下ワンコ感が可愛い。

濡れ場は数回、丁寧に描かれていて大変エロいです。
特徴的なのは、全て二人ともマッパになるところ。着衣のままエッチに突入する作品をよく目にするので、最初から裸でエッチするのは潔くて良い。妻有の筋肉質な肉体美や、神のむちむちなお尻もたくさん見られて良きです♡

京都や文学についてのウンチクが出てくるのも面白い。個人的に京都は好きな街なので、その風景がちょいちょい出てくるのも嬉しい。

神が初めての恋に戸惑って、回り道した二人だけと、ラスト桜の下の「好きだ」のシーンは、ふたりとも可愛くてすごく良かったな〜。

最後の両想いエッチも長くてエロくて大変良きでした♡先生の描く濡れ場すごく好きです。

キャラが二人とも好きなタイプで、ストーリーも面白くて、最後までとても楽しめる作品でした♪

ひょっとしたら脇キャラのスピンオフもあるかもって感じだけど、どうかな〜。出たら嬉しいです。

紙本 薄めのトーン修正(薄ら見えてエロいです)

2

とりあえず試し読みしを推奨ーーー‼

ちょっと完全にノーマークでしたーー (>ㅅ<)
ぶっちゃけ表紙の感じでスルーしちゃってたんです……
大失敗だった。。。!
試し読みだけでもしておくべきだったーーー
試し読みしたら多分即、気付いたはず、、、好きな感じだ!って。。。

と、いう事で、、、♡
すんごく面白かった~
あと!イラストの感じもとても好きだったです

キャラは全部で5人程出て来ますが扉絵でみんなそれぞれのプロフがあり人物解像度も上がるので読後の妄想時間も楽しめます♪

もちろんメインは攻め受けの2人ですが攻めの勤める書店の先輩桂さんと受けの担当編集の一(にのまえ)さん、そして古書店の二代目くんの三つ巴とか、、、絶対に楽しい…(ФωФ)フフフ・・・
長髪の桂さん、、、服を脱いで欲しい、、、と腐心を大変刺激してくる攻め候補です‼ぜひ、スピオフを…!笑

と、、、大変魅力的なキャラと妄想力を刺激されるだけの言葉の数々が溢れる世界です
文学愛にも溢れていて小ネタの挟み方も楽しい!全部が分からなくても「あ!それ知ってる~」という楽しみや調べてみようかな?と思わせてもくれるので文字好きな人にもおススメしたい作品です

だいぶ遅くなりましたが、、、
肝心のストーリーとメイン2人は、、、
生活能力ダメダメ美人作家先生とお世話焼きな男前書店員のお話しです
とりあえずどっちもかわいいです!とっても♡
そしてこの可愛さを引き出してくれるお話しの良さは「付き合う前の1番楽しい時間」をしっかり丁寧に描いてくれている所♪
明かな両片想いの楽しい時間の焦れモダ加減がとっても絶妙に楽しいです!
遠回りもしてるけど切なさ全面ではないし、かと言って割り切った感じでもない、すごく「楽しめる」空気感♪
この空気感があるからこそキャラの可愛さが存分に引き立ちます♡
あと、、、かわいいんだけど単純に愛でる可愛さもあればアホ可愛さもあるし、変態さんな残念なかわいさもある!
可愛さのバリエもたくさんなのもおススメです٩(♡ε♡ )۶ 

あと…個人的に大好きな濡れ場ですが、、、
コチラはむっちゃ良かったーーーー///♡///
攻めの妻有くんの男らしい体つき、受けの先生を可愛がる感じも好き!
先生も初めて?!とは思えぬ順応性で応えてくれるのも大変良き!
あと、、、作家先生だからなのかモノローグで並ぶ言葉の数々が官能小説ばりの勢いで状態を説明してくれます←おもしろいwww

絶対この表紙からは私、こんな楽しめる空気感溢れる作品だとは想像出来なかった。。。
この表紙で惹かれる人も居るとは思いますが、私は試し読みがなかったら絶対にこの作品に出会えなかったと思う位に表紙とあらすじでは辿り着けなかったなぁ~とは思っています
なので、、、是非「試し読みして」みて下さい(>ω<)と強くおススメしたい!!

試し読みでも分かるかとは思いますが、、、受けの見た目は結構女性的でもありますので可愛さも相まって更にそこに磨きもかかって見える可能性もあるのでその辺苦手な人はお気を付けて!
でもナヨナヨ系の守ってあげたくなる女子キャラでもないので「変わり者の独特な作家先生」というキャラを優先させて見れれば、全然女性っぽさとかは気にならずにも楽しめるかとも思います♪

最後にめっちゃ笑ったセリフを…
「ご ご子息の ご機嫌はいかがだろうか…」
です(笑)
このシチュ、ホントは説明したい…!けど、、、説明しちゃったら面白さを奪ってしまうので我慢…!
是非、ご興味を持って下さった方は一緒に笑って欲しい~(о´∀`о)


修正|基本は白抜きだけど所々トーン
白抜きなのになぜかギリギリあまり煩わしくは感じないタイプ(シーモア)

8

独特のリズムとテンションが癖になる

「こんな初夜明けは初めて読んだで賞」がもしあったのなら、間違いなく大賞受賞の予感がします。

変なやつだと思ったら初心すぎてかわいいし、かわいいと思ったら変なやつだった。
そんな受けの先生こと瑞希を普通に受け止める攻めの妻有もなかなかの逸材かと思います。

これは…独特のリズムとテンションが癖になる作品でした。
出会いも奇妙。体を重ねるに至る流れも奇妙ったらないのです。
でもなぜか気が付けば攻めも受けもどんどん甘くかわいくなっていく上に、なんだかふふっと笑えてしまう面白さがあるんですよねえ。
受けの語彙が豊富なせいか、濡れ場と共にBL小説のようなモノローグを読んでいる感覚になれる新感覚が味わえます。
私は今漫画を読んでいるんだよな…?と困惑しながら読み進めると、攻め視点では脳直的な今の感情そのままのストレートなモノローグが楽しめるという二段構えの濡れ場となっていてこれまた新感覚。

そして特大朗報なのですが、攻めの体が!ものすごく良いです!!
描き込みすぎず、程よくリアルでしっかりとした筋肉と体のラインが素晴らしいんですよ〜!!
攻めの体フェチの方はぜひ一度…!良い体してますよ!
受けの少々古風な喋り方も、タメ口気味に「〜でしょ」と言う攻めもツボにハマりました。
ちょうど良い塩梅の砕けた口調で良かったなあ…

笑いあり、色気あり、かわいさあり、有名どころの文学的要素ありで楽しめた1冊でした。
春画をおかずにする受け…新しかったな…
もうちょっとだけ色っぽいところも読みたい方はコミコミさんのリーフレット付きがおすすめです。

4

先生は神で天使だった。

ノンケで男前な攻×文学作家で文豪バカな変人受の作品。
なんたって受の作家先生の奇行と変人っぷりが楽しい!
変人ゆえに?恋愛はおろか交友関係も乏しい作家先生が、
えっちなことしながら恋を恋と知っていくピュアなストーリー

コメディ作品大好きなので、
これめちゃくちゃハマりました!
えっちもたいへんえっちで最高であります。
受先生が白くてふあふあしててモチモチしてて天使で美味しそうなんですよ。変人だけど。
攻もそっけなさそうなのに世話焼きで優しくて最高なんすよ。
とにかく楽しくて可愛くてたいへんフワフワウフフな癒し系の作品でした。

受の作家先生は文豪ヲタで春画好きだったりで、
日本~京都~、和な場面が多いですが、
佐和先生の描く絵はダビデ像みたいな西洋彫刻っぽい美しさがあります。
この和と洋なマッチングが素敵なの。
誰かにオススメしたいと思える一作です。

5

物書きらしい

書店員の妻有と小説家・瑞希のお話。
ふたりのがっつりな絡みから始まるけれどエロ多めというわけではなくて、むしろ笑えるところのほうが多かった印象でした。
でも身体の関係から始まっても心で向き合うのを諦めない姿勢がしっかり見えたので、ギャグっぽくは感じませんでした。

ふたりの出会いのシーンからもわかるように、とにかく怪しさ満点な瑞希。
でも物書きは変人が多いイメージなのでクセの強さごと個性だと受け入れることができたし、その中にしっかりと人間らしい部分があるのが良いところだったな、と。
おかしな言動の数々にあざとさもなければ計算している様子もなくて、ただただ真っ直ぐに自分の道を生きているのが格好良かったです。
そして瑞希に振り回されても好きな人のことだから理解したいと考える、妻有の一途なところもすごく素敵だなと思いました。

セックスをしている時の瑞希の脳内は受ける快楽を官能小説のように実況していて、エロいのに笑える不思議なシーンがツボでした。

当て馬的な書店員の先輩や瑞希の編集さんなど脇キャラも個性的で、ふたり以外のところでも楽しめた作品でした。

3

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