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表題作SYURIAN

朱里
高校生→ 大学生
杏樹
高校生→ 大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし:BONUS TRACK
  • あとがき

あらすじ

恋だの愛だの、
そんなことより気持ちが良くて心地が良くて
今が楽しければそれでオッケーな価値観の朱里と杏樹。

高校で出会ってからいつも一緒で関係を疑われるほど
近すぎる距離感が当たり前になっていたふたりだったが
お互いカラダの関係は一切考えたことはなく、
今では一緒に暮らしている。

好みの奴と適当にセックスして気持ち良くなって
ふたりの家に帰ってきて腹を満たして寝る、
なにひとつ変わらない生活をただ繰り返すだけでいいと
思っていたはずなのに友人の言葉をキッカケに朱里は
杏樹のことを「抱けるかも…」と自覚し、
それ以来勃たなくなってしまって――!?!?

「…ッだいすきが溢れましてっ!!!」

ちっぽけな独占欲から生まれた
ちっぽけな感情を上手に隠して、ただそばに居ることを選んできた――
友達以上恋人未満なふたりの、初恋。

作品情報

作品名
SYURIAN
著者
久喜わかめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801982529
4.1

(48)

(22)

萌々

(14)

(8)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
193
評価数
48
平均
4.1 / 5
神率
45.8%

レビュー投稿数7

溺愛攻め×クーデレ受け=最高

ガチムチクーデレビッチ(ロシア語?)って最高だ!
むちゃくちゃ好きなお話でした。

仲良し2人の名前がタイトル、ポップでかわいい表紙。
つきあわない理由は性的趣向だと笑い飛ばす朱里。
朱里は恋人を甘やかしたい派。
杏樹は酷くされたい派(タバコぷかー)。

朱里が杏樹を意識しだし、杏樹も困惑。
お互いがペースを乱されていくのがたまらない..。

お試しセックスを杏樹が許してくれるんですけど
そこで!
愛されセックスに慣れてない杏樹
グズグズにされちゃうのが可愛すぎー!

回想で杏樹が朱里の「隣」に居たいがために
気持ちを閉ざしてたことがわかり、
めちゃくちゃ切ないです。

怖くなってセフレで確かめたりするんですよ。
杏樹ったら..涙
けどかえって朱里の優しさを実感してしまう。
追い詰められて逃げる杏樹、
必死に食い下がる朱里。

朱里「お願いそばにいて」
杏樹「うざい」「むかつく」「へたくそ」「ブス」w
朱里「口悪いのも好き」(涙&鼻水)w

腹くくった杏樹と晴れてデート
朱里がセックスの時「お前」呼びで愛を囁くの
急に攻めみだしてかっこよかった!
杏樹も一気に自覚に襲われて照れるのかーわい。
遠回りしたけど同じ気持ちになれてよかったー。
かわいい二人でした!

舌ピ当たる、 きも、ちっ!☆白抜き

0

表紙を見た時逆だと思ってた!!

無自覚に好きな朱里×胸の内に秘めた想いを抱いてる杏樹
表紙を見たとき、周りの友達が言っていたように私も受け攻め逆だと思いました。


久喜先生の描く不器用だけど一生懸命頑張る男の子達が大好きです‥今回の杏樹と朱里も!!


初めての2人のエッチは売り言葉に買い言葉みたいな流れでしたが、2人の関係を変化させるには必要なことだったのかなと思いました。
普段はクールで無愛想な杏樹のエッチの時とのギャップが堪らん!

杏樹が自分の秘めた朱里への気持ちが溢れそうになり泣いてしまう見開き1ページの描写が圧倒的でした…ページをめくった時に、杏樹の朱里への気持ちが伝わってきて胸が痛かった…

2人の初デートが初々しくて最高でした!
付き合う前は人前でも平気で抱きついたり膝の上に乗ってたのに、手を繋ぐのにドギマギしちゃうのがかわいすぎる…締めはラブホでエッチなのも好き

1

エロ度は濃厚

受けも攻めも全体的に恋人は作らない軽い思考の人種。
そんな二人が冒頭から数年後同居して相変わらず自分たちではひっつかずに、相手とっかえひっかえしてたものの、攻めが受けのことを好きになる(自覚する)
受けは元々攻めが好きだったのだけれどそれをひた隠しにしており、とりあえず攻めが受けに迫り続ける展開に。
そして、受けも好きだということを最終的に攻めも知り、ハッピーエンドに。
全体的にクズさも上乗せされてるんでこの手のBLが苦手な方はおすすめできないかもしれません。ですがボリュームもありえろも濃厚でした(=^・^=)

3

ヤリチン&ビッチだけど、純愛

鈍感ヤリチン×一途な拗らせビッチの純愛ラブ。

失礼ながら久喜わかめ先生の既刊は
どうにもあまりハマらなくて相性がよくないのかなぁ…
なんて思っていたのですが、今作は見事に萌えツボ直撃でした!

ストーリーは距離感バグってる朱里と杏樹があることをきっかけに
じわじわと恋に落ちてゆくという王道ド真ん中なのですが、
本作が他とちょっと違うのは互いがヤリチン・ビッチということ。

どちらも貞操観念ゆるゆるでピュアとは程遠い二人なのですが、
これまで快楽優先にしてきたがためにこと恋愛に関してはド初心者。

そんな二人が不器用に、ときに選択を間違ったりしながら、
唯一無二の愛に辿り着く過程がもどかしくて、切なくて、
これが予想外にもぎゅんっときてしまうのでした。

中でもちっともそんな素振りなんてなかった杏樹が
一途な恋心をずっと秘めてきたというギャップ…!
朱里との関係を壊したくないばかりに、
自分の気持ちを押し殺してきたというそんな健気さ、
グッと来ない人いる???

朱里からの告白を冷たく突き返す杏樹に焦らされもしましたが、
いざその気持ちの内を知ってしまうとその頑なな態度すらも
愛おしく見えてきてしまうのでした。

初めてのデートエピソードでは真顔でデレまくる杏樹に
萌えツボを鬼連打されてしまいました。。。。。

友人同士でも恋人同士でも基本ベタ甘している二人ですが、
互い以外のセフレがいたりとヤリチン&ビッチな2人なので
他の相手との絡みが嫌な方なんかはちょっと地雷かもです。

1

ピタッとはまる

思わず声に出して読みたくなってしまう印象的なタイトル。どんな意味があるんだろう?と気になって手に取った作品でした。
なので、朱里(しゅり)と杏樹(あんじゅ)で「SYURIAN」という、主人公たちの名前から取ったモノだったのがわかったときすごく嬉しくて(笑)
冒頭数ページでグッと心を掴まれ、そして倫理観ユルユルな彼らがどんな風に変わっていくのかわくわくで読み進めました。

お互いゲイで高校時代から友達以上の距離でいつも一緒にいた朱里と杏樹。
周りから見ればなぜ付き合わないの?と疑問に思うくらい引っ付きあっているけれど、そこに特別な想いはなく。
何にも縛られずに遊んでいることが楽しくて、それぞれ自由を謳歌していたけれど。
少しのキッカケで朱里の考えが変わり、長い間変わらなかったふたりの関係が変化していくことに。

セックスの相手には困ったことがなく、それ以外では杏樹がいれば満たされていた朱里の心にふと差し込まれた恋愛感情によって、ふたりの間に流れる空気はガラリと変わるけれど。
朱里の気持ちをどこまでも拒否する杏樹の態度に、これまでの時間まで壊れてしまうのではないかとハラハラ。

でも頑なに朱里を受け入れようとしなかったその理由がわかると、色々なことが繋がって一気に幸せモードへ…!
くっついてしまえば何もかもがピタッとはまる相性の良さにほっこりし、そして杏樹のわかりにくすぎるクソ重な愛にめちゃくちゃキュンとしたのでした。

久喜わかめ先生といえば様々な言葉で心情を表しているイメージがあるのですが、今作もたくさんの素敵な言葉たちで彼らの心の内側を伝えてくれていて、とても読み応えがある作品でした!

2

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