電子限定かきおろし付
私は誰かに食べられたい。
BLを嗜んできて6年。酸いも甘いも知ってきたと思うので、人外BLにも手を出してもいいのでは?と思い、直近で発売されていたこの作品を、購入しました。結果、自分にはよく分かりませんでした。
「被食されたい欲がある受け」は凄い自分の好きな感じなんですが、獣が無理でした。好きな方本当にすみませんm(_ _)m気分を害さないで頂きたいです。まずは、体の一部獣人化からステップを段々と踏み、もう一度読み返してみます。
初読み作家さまです。
絵が味わい深くてかっこいい。黒の使い方が好きです。
獣人はあまり興味がないのですが、雰囲気に惹かれて読みました。
ルフリアの「食べられたい」性癖がエロチックで、食べたいグラとの会話がエロいそれで、だんだんコントのように思えてきておもしろかったです。
煽られて初めて本気で食べた時にグラの目が見えたのが迫力があったのもよかった。ただの低姿勢な生徒ではないところが見られて。
狼が山羊を食べたいと思うのは当たり前なので逆にしたんですかね。
最初は変態ではないと言っていたルフリアが自分は変態だと認めたのがグラとそういう仲になってかわいくなったからかなと思うと萌えです。
グラのルフリアに対する感情が変化していきだんだんかわいくなっていくのも自然で好きでした。
「食べられたい」性癖を描くための獣人設定に納得です。これを人間でやられると辛いものがありますもんね。
結構ガチ目のケモナーです。そしてガチ目の商業BLフリーク。そんな人の感想です。
絵は大好き!全コマおしゃれでカッコいい。しかし、う〜〜〜んケモナー目線では、露出がほぼ頭部のみなのが惜しい。人と形状の違う足とか、毛だらけの腹とか、そういった部分ももっと見たい。EATだけあってマズル描写は多かったな。
BL目線では、個性的な絵柄や、獣人、食べられたいという欲求の設定はキャッチーだけど、舞台が大学に固定されている(意図的かもしらない)、登場人物(獣人)がほぼ3名のみ、動きが少なく会話での展開と、広がりがないところで今一歩盛り上がれず。絵のタッチは大好きなんだけどな〜
ルフリアを悩ませるなら自宅で悩ませた方が、ルフリアの解像度が上がるのにな。獣人という特殊な設定だしより一層どんなとこに住んでるか興味ある。そういった描写が巻末のbonusと電子限定描き下ろしに集中してて、本編でもっと出してくれ、という気持ち。
はぁ〜凄い作品…
こんなの読んだことない。
緊迫感と、あり得なさが故に逆にリアルさを感じる。
これ、人間ものだったらどう読めるんだろう。多分ホラー。人外ものだから入り口が入りやすくなったのかも。
「食べられたい」欲望を隠し持つ狼獣人のルフリアが、体の大きな山羊獣人の学生グラにかぶりつかれて、願望の実現を実感し始める…
…という冒頭。
叶わない欲望がもしかして叶う⁉︎
その頭でっかちな興奮と、いざ歯が首に食い込む時の恐怖感。
チーターがガゼルを捕食する瞬間、ガゼルの脳内には脳内麻薬オピオイドが出て…と聞いたことがあるけれど、本作は食べるのが草食動物、食べられるのが肉食動物。
この場合も同じなんだろうか?
本作ではルフリアがこうなったしまった元凶のキツネ獣人リズがちょっかい出して引っ掻き回すのがちょっとウザい。
単にのそっとしてるだけのようなグラが、リズを出し抜きルフリアの制止も聞かず、ある意味二重人格的な部分が垣間見えるのも興味深い。
本作を読んで我々/私も「動物」だという認識を強く感じたし、また生存本能とは真逆の願望や、草食種なのに肉を食べるという行為はタブーを越境している…
そんなゾクゾク感も。
一言でいうと、よく分かりませんでした。自分がこれを好きか嫌いか分からない、何が分かりたいのか分からない…。それでもすごく大切にされて欲しい作品だと思いました。この作品が合う人に少しでも多く届けば良いなあ。
出てくるキャラは全員獣人、メインは食べられたい先生と食べたい生徒。彼らにとっての食べるって何?と思いながら読みました。食べたいっていわれると、噛む・味わうより飲み込みたい欲って感じがあって、その先にあるのは死。
まさかそういうことじゃないよなあと思ってたらそういう方向に進んじゃって驚き。命を脅かされる感覚にゾクゾクするってすごい!獣の本能について考えちゃう。オチは平和的で一安心な読み終わりでした。
ただここまで描くなら、もっと食べたい側の葛藤も見たかったかなあと。グラのキャラがぽやぽやで、目先の欲に負けるまでの描写が物足りない。だからこそ、このテーマでもソフトで読みやすくなってるとこもあるかもだけど。
この作品、普段恋愛もの以外をよく読む人の感想を聞いてみたいです。BL抜きに違う観点から面白い読み方ができそう。何度か読むとちょっと感想が変わったりもして、スルメ系な気がしました。
