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表題作コルセーア 1

プレヴェーサの艦隊指令官 アヤース
参謀 盲目で美貌のカナーレ

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  • 原作者コメント
  • 著者コメント
  • ハロルドくん日記(カバー裏)

あらすじ

海賊・プレヴェーサの若き司令官・アヤースと盲目の参謀・カナーレの激しい愛の行方は…!? 人気シリーズ待望のコミックス化!
出版社より

作品情報

作品名
コルセーア 1
作画
御園えりい 
原作
水壬楓子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
シリーズ
コルセーア
発売日
ISBN
9784344812666
3.2

(8)

(4)

萌々

(0)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
2
得点
22
評価数
8
平均
3.2 / 5
神率
50%

レビュー投稿数2

御園さんの絵はうまい。キラキラしてファンタジーにはうってつけだ。しかし漫画にしてどうだったんだろうか?
原作は、壮大な異国のファンタジーで、重厚かつ浪漫的な物語。
それを表現しきれていたのかは、各人の判断ということでしょう。
挿絵で非連続で見る場合と、コマとコマが連続的になっていく漫画とは、やはり別の才能が必要ということがわかります。
漫画家は、別に絵が下手でもいいんですね。
必要なのは、一個だけでは成り立たない、意味のないコマをつなげていって、いかに説得力を持たせるか、納得させるか、っていう才能ですね。

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原作、ドラマCD、コミックと比較検証

小説のコミック化の難しさを見た。
この「コルセーア」、世界観が壮大なだけに色々と難しい。

御園先生の挿絵あっての作品であることは疑いようがありません。
(同人誌で挿絵なしのコルセーアを読んでハゲシク実感)
しかしながら、文章なり音声なりがないコミックもまたこれムズい。

結果的にバランスいいのがドラマCDだったなー、というのが正直な感想ですが
それだって「月を抱く海」に入ってからはずいぶんと苦戦ぎみです。

で、コミック化されたコルセーア1、原作の「上」に対応していますが
よくよく見てみるとですね、カナーレってそうナイスバディでもないんだなと(爆)
原作およびドラマCDではありえないぐらいセクシーなカナーレさんですが、
コミック版では微妙です。
思えば、挿絵でも超セクシーなカナーレってあんまりなかったような?
むしろ外伝のジルさんのほうが相当エロかったw
原作の挿絵でなにが主体になってるかといえば、
アヤースとカナーレのアマアマバカップルな関係性で、ビジュアルなエロさではない。

とはいえ、ACT.4の扉絵、半身裸の上に無造作に上着をひっかけたアヤースは
うぉ!??と一瞬、目を奪われましたよw
意外なアヤースを見たというか。

どうでもいいことですが、序盤、媚薬(イマームの指)を入れられたカナーレに
アヤースが水持ってきて媚薬を洗い流すくだりは正直、噴いた。
これ、ドラマCDでは「アヤースが井戸へ行って水汲んで、桶にうつして」洗う
原作ではどっからか桶に水持ってきて洗う
コミックではアヤースがドンブリ?茶碗?なんかそんぐらいのに水入れてきて洗う

おいーーーーーー!茶碗は無理でしょ茶碗はw

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