電子限定おまけ付き&イラスト収録
リュカーーー!!!
何をされても恨まず妬まず嫌わず憎まず。
ずっと純粋で心の清らかなリュカ。
レム!
いつもリュカの肩にとまり感情豊かで。
途中から、もしかしてきっと…な予想が的中しました。
泣けたり感動したり、なんというか綺麗なお話でした。お花の描写も想像しながら楽しく読めて。
愛と友情が尊いです(泣)
リュカの博愛の精神、まるで花の神様のようですね。そんなリュカが修行をつんで心を整え皆んなの笑顔のために咲かす花。
素敵なお話でした。
可愛かったです。これに尽きる。
花術師なる魔法使いの国。彼らが咲かせる花以外に"花"が存在しない世界線。
(果実とかないのか?根菜と葉しか食べないのか?などと一瞬思うけど、まぁ置いといて。)
"花"って、ビジュアルが命ですよね。匂いも大事だけど、目で見て愛でるものだから、それをメインに文字で表現するのって、とても難しいと思うのです。しかも、ファンタジー。
ファンタジーも、今、現実に無いものを想像出来るかどうか、が重要だと思っていて、そういう意味で、なかなか難しいんじゃないかと思って読み始めましたが、
面白かったです!
こねくり回してない描写が良かった。
実際にある花をモデルに、とあとがきにもありました。
シロツメクサ、霞草、アジサイ、ハイビスカス、チューリップ、カラー、ひまわり、桜、ガーベラ…等々、花の名前こそ出ませんが自然と頭に浮かぶし、花術師のキャライメージと咲かせる花が合っているから、更に光景が浮かぶんです。
悪者は出てくるし、不憫受けだけど、ドロドロはしていない。闇っぽさが薄いのが花の国のイメージを損なわない。
普段、自分はもっと激しめが多いせいか、とても心洗われました。まさに癒しの花術師だわね、と密かにニヤリ。
元気がない時に、また読もう。
伊勢原先生の作品は初めて読みました。
花術師って面白い設定だなと思い軽い気持ちで購入したのですが、主人公の頑張留守型とひたむきさに涙が止まりませんでした……!!!
日々のストレスでささくれだった気持ちが、すうっとおさまって温かくなりました。花術師は物語の中の人たちだけでなく、読み手まで癒してくれるんだなと感動です。
物語前半の、村長の息子マクシムとのできごとだけでも涙が止まらず、充分いいお話だと思っていましたが、最後まで読み終えると最高なラストに幸せな気持ちばかりです!
ところどころ出てくるヒントから結末がある程度わかりますが、期待を裏切るどころか上回る展開にと素敵な描写で読み進める手が止まりませんでした!
伊勢原先生の他の作品も読んでみたいと思います!
花を咲かせる魔術師だなんて、素敵ですね。
伊勢原先生の、それこそ読者の私達に幸せと癒しを、という気持ちが伝わりましたよ(*^^*)
受様は、花術師のリュカ。
真っ黒な髪と瞳の持ち主で、不吉な黒の魔術師だと忌避されてきた。
リュカに対して冷たい村人の為に、人知れず肥料をまいてあげたりとか、どんだけ健気でいい子なの~
そんなリュカの前に、幼い頃一緒に花術の練習をしてくれた幼なじみの1人、エリオが現れる。
こちらこそこの度の攻様♡
人目につかないよう、ひっそりと俯いて生きてきたリュカに、花術師としての才能を芽吹かせ、前を向いて歩んでいけるよう心を砕くエリオ。
そもそも10年もの間、リュカを想い探し続けてきたその一途さがいい(,,>᎑<,,)♡
村人はもちろん、リュカのライバルになる村1番の花術師マクシムにも分け隔てなく指導していて、もやっとしつつも、これまたいい人なんだなぁって。
花術師大会では、決勝に残った3人がなにより楽しんでいる姿が良かった(≧▽≦)
何を咲かせてくれるのかなぁ、とワクワクして、それぞれ咲かせた花を、アレか!と想像するのも楽しかったです。
私も見てみたいものだと思っちゃいましたよ。
さぞ綺麗だった事でしょうね。
花に詳しくないので、全然分からなかった花もあるのですけどね(^_^;)
お話しとしては、最初こそリュカが不憫でしたけど、エリオと再会してからは、もう大丈夫だと安心して読めました。
リュカの成長を、私もエリオと一緒に嬉しく見守りましたよ(*´˘`*)
2人の恋模様の方も、エリオが辛抱強く忍耐力もあるいい攻様でして、これまた安心でした。
花を愛でたくなる、素敵なお話でした✿ꕤ︎︎❀.*゚
伊勢原先生&麻々原先生のコンビなので購入。想定以上に楽しかった~!小さい花がお好きな方だったらすごく楽しめると思う一冊、本編270Pほど+攻め視点の小編6P+あとがき。
花術師と言われる人が花を咲かせる世界。優れた花術師の父を持っていたリュカだけど、ある日黒髪、黒瞳の父は不吉と言われて暗殺され、母と共に宮廷から追われ・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
カミーユ(攻め受けと仲良しの幼馴染、キラキライケメン)、ブラン、ファントム(優れた花術師)、レム(コウモリギツネ)、マクシム(受けの住む村の村長の息子、花術師)等々。カミーユがキラキラで好き♡
++好きだったところ
登場される方々が色んなお花を咲かせて、それを競うんですね。
咲かせた花そのものも、咲かせ方も、咲かせるまでの時間なども。
その咲かせた花に私たちの世界でのお名前は説明としてついていなくて、先生の記載で頭の中で自分で咲かせる訳です。そこが楽しかった!
青い小さい花とか、白い丸い花とか、雨の木等と記載されているのですが、「ええーなんだろ、オオイヌノフグリかな、いや違うな、ベルフラワーか?いや違う、ネモフィラか?」とか「雨の木ってなんだ?ああ!あれか!」とか「親しみのある花・・?いやちょっとまてよ摘んだらあかんやろww」とか。
最後の最後に、すんごい花を咲かせるんですね。そこが一番好きだったなあ。
そりゃ優勝ものだよっと納得です。
攻めは一途に受けを探していたキラキラポジティブ頑張り屋イケメン、受けは悲愴さはないけど地味ににっこりこらえるタイプの健気系統さん。攻めの一途さは良かったなあ♡と思いますが、それよりなにより咲かせる花が楽しくて忘れないな!と思った一冊でした。
惜しむらくは発売時期!個人的にはあと1か月前倒ししてほしかった(≧_≦)
そしたら開花時期がビンゴだったんじゃないかと・・・超難しいですけどねっ
とにもかくにも花の咲く春にぴっっったりな一冊でした!先生、素敵なお話を有難うございました。