電子限定特典付き
書店にて表紙買い。
表紙はちょくちょく目にする機会があり、
そのたびに、この作者さまのイラスト素敵、と思っていたのですが、
中身は面白いかは別問題、と心を鬼にして買わない選択肢を続けていたのですが、
今回本屋で実物を見て、
やっぱり絵が好き、と思ってついに買いました!!
絵が好きという理由の表紙買いは、残念なこともあるのですが、
こちらはストーリーも好みにドンピシャだった!!
もっとはやく購入しておけば良かったなぁと思いました。
やり直しLOVE BLですね♡
偶然出会った2人には「実は、、、」となるお話し
攻め受けのキャラデザインとして背景や性格、そこにビジュアルが加わり分かり易い萌えPOINTはあったと思います(〃ω〃)
特に攻めの色んな隠し持った表情は年下攻めとしては魅力的だとは思います
、、、むしろこのビジュアルや実家が保証されていなかったら少々強引過ぎな性格と行動ではあったような気はしちゃう…かも…(。・_・。)…子供時代はまぁ、居るよね…残念お坊ちゃんwwwと生暖かい目で見れるけど、成長してもなかなかの身勝手思考は私的にはあんまり頂けない、、、が‼顔がイイのとワンコ感はカワイイ‼と複雑だけど結果目が離せない攻めでした
受けの理央は、、、どうだろう、、、
攻めに比べると「今の理央」にはあんまり魅力を感じなかったです
そもそもモノローグであった「陰キャのゲイ」という点
全然「陰キャのゲイ」なんぞに見えない‼
めっちゃ美人さんなんです‼
まぁ、そんな風にネガ思考になってしまった所にもお話しのポイントがある訳ですが、、、
とは言え、少し考え的には薄かったような気がする、、、
そもそもセックスがしたかっただけ、という始まりもなんだか唐突感、、、
多分攻めのケンに比べて幼少期から成人する迄の愛だがスッポリ抜けてしまっている事でなんで寮生活にしたのかな?とかケンに対してのトラウマ原因相手以外の想いはなかったのかな?などの成長過程での理央の想いが良く分からなかったので、寄り添いポイントが見い出せなかったのかな?と推測、、、
後は、ほんと、美人さんなので、、、寧ろ男性感が薄かったなっていう印象の方が残りました。。。特に濡れ場での乱れた感じなんかはかわいいボブの美人さんでした(BLなんだから男性に決まってる!って分かった上で読んでも女性味が強い気がしました)
多分、私個人としてはあんまりキャラ萌え出来なかったのですが、、、
逆にこういう拗らせ方が刺さる人、将来性の高さに期待したくなる2人を応援したい読者さまには素敵な作画でたっぷりの遠回りを楽しめると思います!!
キャラ萌えの段階でちょっと「ん?」って思ってしまった私は、ストーリー的な側面からも場当たり的な展開続きだったかな?と思いエピソードとキャラ感情のハマり具合をあんまり読み取れなかったです
そして何よりも作品の軸になる「嘘」の扱い
「嘘」の使い方は様々あると思うんです
分かり易く分けちゃえば、相手の為を想っての嘘か?自己保身の為の嘘か?
モチロンこの2つにバッサリ分けれない複雑な感情があるからこそ、その彷徨いの末の「優しい嘘」や「拗れた嘘」も人間らしい感情行動
そんな事を考えながら読んでみて、、、
今回の「嘘」は自分的に分かる!とは思いながらも「萌える!」という嘘ではなかったな、、、という感想に。。。
ここでガッツリキャラ萌えとかの後押しがあると、この感想もコロっと変わっちゃうんだと思いますが(私は薄っぺらい残念感強い日和見体質持ちなので…w)、今回はそこまでならなかったな、、、という読後感でした
初めて作家さまだった事もあっての読み下手もあったかも知れないです
作画への好印象と初めて作家さまへの評価、という点で加点をしての評価に今回はしました
修正|枠線無し白抜き、描き込みなしもあり(シーモア)
エロス度★★★★★★
おやおや。攻めの抱える秘密がなんとも不器用でかわいらしいですね。
憲治郎と理央が紡ぐ祝福の恋物語・・・開幕。
初夜を共にしたケンと縁ができ恋人同士となり、理想的な恋人ができたことを喜び理央でしたが・・・。
ケンには理央に隠していることがあり、その真実を告げられずに嘘をついてしまったことがすれ違いとなるのが美味しいです。
理央を溺愛するケンやケンとのHでぐずとろに乱れる美人な理央の姿がたまらなく、素直になれなかったケンの後悔や理央に信じてもらいたくて必死になる彼の姿がとても刺さりました。
秘密を抱えている攻と、何か隠されていることに気が付いて悩んでしまう受。
攻が受を好き過ぎて起こるすれ違いなんだけど、この辺がなかなかにシリアスというか、気持ちわかるよ~~!!となって胸が苦しくなります。
最終的にはラブラブだし、ハート飛びまくりのハッピーエロなので安心はして欲しいのですが、この緩急のギャップがなかなか良かったです。
アヒル先生は絵も綺麗なので読んでて楽しいですね!
美人な受がとっても魅力的でした♪
アヒル森下先生の描く麗しの青年2人が画面いっぱいに登場して目の栄養になる作品でした。
脱処女を決意してゲイバーに行った理央が、とりあえず合格点の男と合意しかけたときに割り込んできた超タイプの男。
ホテルにて無事に脱処女、大満足の初夜を過ごすことができます。
実は2人は幼馴染。
攻めのケンは子どものころから理央が大好き、お坊ちゃまでちやほやされて育ち、理央が大好きなあまりひどいことを言ってしまったことがあります。
理央は、幼い頃に憲治郎に投げつけられた言葉がずっと心に棘のように刺さっていて、思い出しては苦しい思いをしています。
そんな2人が、片方は気づいて、片方は気づかずに再会、身体だけ交流、そこから少しづつ交流が進んで恋人同士になっていきます。
若いし、身体から始まる交際もあると思うのですが、2人とも心の底に抱えているものが重くて、その落差が読んでいて楽しめませんでした。
過去にやってしまったひどいことを後悔して、後に再会したときに謝罪、というの漫画でもドラマでも、たまにあるエピソードですが、やらかした側の自己満足以外の何物でもないと思っているので、好きではありません。
白状しないでずっと大事にし続けるほうがより相手を思いやっている愛だと感じます。
後ろめたさがあるあまり、偽名を使い、嘘をつき、そこから不信感を持たれて、悪いバレ方をします。
ここにたどり着くまでの甘々と後ろ暗さ、きゅんきゅんくるか、ぞわぞわするか。
さらに、理央が苦しむシーンが多かったのと、エッチシーンが多かったのところも、好みがわかれるところだと思います。
繊細で傷つきやすい理央が、ケンの正体を知ったあと、その涙を見て、大きく包み込んで許してあげたのは、すごく男らしくて素敵でした。