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喧騒を抱いて眠れ

kensou wo daite nemure

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表題作喧騒を抱いて眠れ

中垣将宗、24歳、SAT第一制圧班
北山和紗、26歳、SAT技術支援班→狙撃班

あらすじ

SAT――警視庁特殊部隊に所属する中垣将宗(なかがき・まさむね)は二期上の北山和紗(きたやま・かずさ)が気になっていた。どこか影を纏い他人との間に常に一線を引く北山が電話をかけているのをたまたま耳にしたとき、普段とは違う柔らかな声と京訛に、単なる興味とは違う何かが中垣の中に湧いたのだった。物怖じしない人懐っこい中垣のアプローチを北山はいなしながらも無下にはしない。そんなとき、SATのメンバー数人が交通事故に巻き込まれる事件が起こる。それは新たなテロの始まりだった……。
大人気SATシリーズ、待望の新作!

作品情報

作品名
喧騒を抱いて眠れ
著者
かわい有美子 
イラスト
緒田涼歌 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784344854222

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44

4.4

(34)

(20)

萌々

(10)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
152
評価数
34
平均
4.4 / 5
神率
58.8%

レビュー投稿数6

お久しぶりのSATシリーズ!!

前作から何年経つんでしょうか?? と思って前作の奥付みたら、なんと2015年!!

ふぁ!驚
ほぼ9年ぶりの新作ですか!!
まさか読めると思っていなかったので、
かわい先生、編集部様ありがとうございます!!のお気持ちでした。(五体投地)



ということで、今回の主役CPは年下デカワンコな中垣×普段ははんなり方言を隠している2期上で、元技術班のメガネ美人な北山。


ひたむきに一途な好意を見せる中垣は可愛いし、生い立ちのせいでどこか一線を引いた感じで、なかなか中垣を受け入れられない真面目すぎる北山は、繊細すぎて目が離せないし、、、
と、色々な意味でドキドキですが、お似合いすぎるCPのお話だと思いました。


熱を出した北山が、中垣にちょっぴり積極的になった瞬間もよかったですが、
バレンタインのあの言葉、中垣のモノになったっていうエピソード、最高でしたね( ◜ω◝ )ニヤニヤ

あと、北山の方言がいい!



そしてSATシリーズって、毎回メインCPの誰かしらが負傷している気がするので、今回ももしや、、、と警戒していたら、、、


案の定、どちらかがそうなるのであれば、おそらくそっちになにかあるんだろうなあという方が、なっていましたね。(ぜひ、作中で確認してみてください!)
そして、そうなるまでの流れが不自然すぎず、うわー!どうなっちゃうんだろう! という緊迫感に、相変わらずハラハラさせられました。


SS2作も含めて、全部で380ページ弱。
前のお話のCPやキャラたちも出てきて、懐かしさも感じつつ、面白くて一気に読んでしまいました。


また、このシリーズの新作が読めるのを楽しみにしております!
結局その後、中垣と北山が一緒にダンスを踊ったのかも気になりますしね♡


1

No Title

人気ですね!THE男の世界なSAT。
楽しみにしてましたら…。

ごめんなさい!
冒頭の数十ページでひたすら北山がいかに苦労したか、出来る男か、エロいか延々説明が続いて。
なんというか男しかいない職場や宿舎で、京都弁が良いんだよなあとか色が白くて項がそそる?みたいな男の中で女要素を見つけて気になって気になってみたいな…。違うんですよ!きっとそうじゃないと思うんです!そういうつもりでも意図でもないはず!

なんですが、BLだから当然なんですが男しかいない世界で見初める的な感じが受け付けられず。おかしいな〜、どうしてだろう。
もっと違うことで気になって仕方ないとか、惹かれるなら良かったんですけど…。
本当にごめんなさいm(_ _)m

続きを読んで挽回したらまた書きます。

3

読み終わってしまったぁぁぁ…続きクダサイ

楽しみにしていたSATシリーズ新刊!
もったいなくてちびちび読みたかったけど、気づいたら夢中で読み終わってました。
恋愛のドキドキと、事件のハラハラと。
できたら記憶消してもう一度味わいたい。
記憶あってもまた読むけど。
犬伏や橋埜たちもちょこちょこ出てきてくれたし、やっぱりこのSATの仲間たちは絆が強くて気持ちいい!

中垣×北山
最高のカップリングでした。
中垣が、もうホントに忠犬で。
北山にしっぽ振って近づいて見たり、弱ってるとこ心配しに行ってみたり、遠ざけられてしゅんとしてみたり、やっと近づけるとなったら、ぺろぺろなめて止まらなくなったりで。
欠点がないです。イケメン、明るくて爽やかで素直で、まわりへの気遣いができて、優しい、そしてSAT隊員として優秀で。

北山は、はんなりたおやか、ここぞという京都弁、影あり美人、謙虚で優しく、やはり有能優秀なSAT隊員。

このふたりが少しずつ近づいていく感じが本当に素敵でした。
最初のデートもどき、博物館に行って、エスニック料理を食べる、っていうところ、すごく好きでした。
相手の好きなものに興味を持って相手を知りたいし、相手にも自分の好きなものを知って欲しいという、誠実な感じが中垣の良さですね。
もちろんそれにちゃんと応える北山も良きです。

そんな中垣だから、北山の影や孤独に手が届いて、北山の心に温度や色を取り戻させることができたんだと思います。
北山が思春期の頃に、当たり前だと思っていたものを無くした経験は本当に重たくて、両親もいなくなって、警察官になってふつうの生活ができるようになっても、その擦り切れた感覚やぽっかり空いた穴だけが残っていて、自分でもどうしようもなかったと思うんですよね。
中垣に出会えて良かったよ…
しかしようやく思いが通じ合ってから初めて体を重ねるときには、北山が天然に煽る煽るで、京都弁が凶器になって、キュンで死なす気かと。
忠犬からうってかわって獰猛な獣になる中垣もカッコよかったー。

事件のほうはだいぶ不穏で、当て逃げ事故に、寮へのロケット弾打ち込みに、テロ予告の多発と、何が起こるのかとすごくハラハラしました。
デカすぎてこれはすべて回収されるのか?と思ったら、なるほど!これは事件の一端にすぎないのか…とにかく北山が間一髪で本当によかった。

この事件の全容がわかるのは続編?「不穏に恋を語れ」の流れからだと、また犬伏と橋埜でなのかな?楽しみすぎて指折り数えて発売を待つしかないぃ!
やっぱりこのふたり大好き。
豪快単純能天気なように見えて勘の鋭い犬伏と、強さと繊細さを併せ持つ橋埜が、また事件に立ち向かうところも、ラブなところもいっぱい見たいです。
中垣と北山の関係をいち早く察して、中垣の尻たたいてちゃんと北山を大事にしろよ!って感じなのもやっぱり橋埜優しくて好き…。

このシリーズ、何回読み返しても飽きません。
まだまだくださいー!!

4

気持ちの変化をじっくり楽しめるメンズラブ

作家様買いです。これこれ、こういうメンズラブが欲しかった…という気持ちにフィットする初夏の新刊、なんかホッとしましたw

というわけで、まさかの京都弁受けが嬉しすぎて小躍りしちゃって、もうそれだけで神でもいいのかもしんない…なんて思ったりしたのですが、事件の顛末がお預けな感じに、ちょっとモヤったのでこの評価になってしまいました。まぁ、このボリュームでさらに事件の詳細まで盛り込んだら、絶対1巻にまとまらんですよね。(だから次も待ってます!)

でもこのボリュームが納得の見事な心理描写というか、なにせ職場恋愛ですし、住むところも同じふたりなわけですから、日常の大なり小なり様々なイベントを通して、ただの気になる同僚(この時点で確信犯ではありますが)から、気持ちが寄り添う深めの関係になっていく様子をじっくりと堪能させていただきました。”THE・大人の恋”やからね。勢いだけじゃいかへんよっていう(変な京都弁すみません)、薄幸美人受けさんが天然陽キャの年下わんこ(大型)に惹かれながらも、(ええんやろかと)躊躇しまくる、その逡巡する様が、なんかもう萌…って感じなんですよね。本当に、行為以上に雰囲気がスケベで、こういうの大好きです!

北山とゆー人は、それまでの人生経験から期待したり希望をもったりすることをしない冷めた心をもってしまっていたと思うんですけど、中垣の熱量にあてられて、徐々に冷たい部分に熱が入っていくんですよね。モノクロにみえた人生が中垣によって色彩をおびていくというような印象なのですが、北山の心模様が最初と最後で、劇的にというほど大げさではないけれど、明らかにいい方向に変わっていたのが、とても感慨深かったです。

贅沢を言わせてもらえば!同じ職場って一緒に休めないよね〜な浮かれた悩みに翻弄される中垣と、ちょっとそんなかわいい年下彼氏にイケズしちゃってそうなツンデレ予備軍北山のその後や、事件の顛末まで読みたいものですね。

2

歳下わんこと知的はんなりさん

かわい有美子先生のSATシリーズ新作!!見つけて即購入しました…!
相変わらずカッコいいシリーズです…前作前々作のカップル達も登場してて歓喜でした。
メインカプが新しい2人なので今作のみでも楽しめますが、前作までのキャラクター達が活躍するのでシリーズで読んでいるとより楽しめると思います。

陽キャわんこなマサムネ(歳下、制圧班副班長)
無自覚に寂しいカズサ(歳上、狙撃班)

2人ともSATで20代半ばの中堅どころ。陽キャで大らかなマサムネが、あまり接点の無かったカズサの京都弁を初めて聴いた時から、興味を持ってわんこのように懐いていきます。SATのメンバーに不運な出来事が起こり、2人は同じ班に所属することになる。その後も愉快犯によってSATは振り回されることになり…。というお話。

カズサは普段は標準語なので、ふと気を抜いた時に出る京都弁がめちゃくちゃ色っぽい!マサムネもその色っぽさに衝撃を受けて興味を持つことになるのですが、読みながらマサムネと一緒に京都弁に悶えてました笑 めちゃ良いです…!

マサムネは太陽のように大らかで前向き。頭の回転が良く優しいので、無自覚寂しいカズサのはんなりやんわりな態度に翻弄されながらもカズサに近づいてその心を癒していきます。

日常の部分では博物館に行ったりしながら過ごすのですが、2人ともどことなくのんびりしていて癒されます。2人とも嫌味のないキャラクターで応援したくなる2人でした。

そして、SATのお仕事。新たな問題が発生。
橋埜が相変わらずカッコいい上司でした…!
不穏なラストだったので次巻が来ることを期待して待ってます!

5

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