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ストーリーは面白かった。
GWが明けてガラリと印象が変わった片思いの相手。彼が終始付き添っていた幼馴染が亡くなり、そのお別れの会の後、主人公が彼と一緒にタイムリープしたことで、彼が急に変わった理由を知ることになる。事故で亡くなる幼馴染を助けるために彼は何度もタイムリープしていて、今回が5度目のタイムリープだった、という話でした。彼に巻き込まれる形で主人公もタイムリープを繰り返すことになります。
GWを境に攻めが受けを名前呼びするようになるのですが、それまでは名前呼びされるようなエピソードが何もなかったので、まだ巻き戻れていない時間(0ポイント)で何か親密になるような出来事があったのだろうなとは思っていました。
今回の巻の最後だけタイムリープのやり方が違っていて、毎回、花束を端から投げるのが巻き戻りのトリガーだったのが、最後は花束より先に受けが川に身を投げたせいか、受け一人が巻き戻ります。その巻き戻った先が今までは戻ったことのない0ポイント(攻めもまだ巻き戻りを経験していない攻めにとって最初の高校3年生)でした。
この0ポイントで幼馴染の命を守れれば、巻き戻りのループを止められますが、そうなると、巻き戻りを繰り返し、心を閉ざしてしまっていた攻めとは会えなくなってしまいます。
その究極の選択を提示されたところで次巻に続く、でした。
飽きさせない展開でストーリーはとても面白かったです。
ただ、受けのことを守るためだとしても、受けが自分のことを好きだとわかっていて「お前が死んでもやり直さない」と突き放す攻めには今のところキュンとくるポイントが少なめでした。
タイムリープするたびに毎回事故死してしまう幼馴染も、電車に轢かれたり母親の運転する車に轢かれたりとかなり死に方も悲惨なので、ストーリーの都合上、仕方のないこととは言え、善人で医者になろうと努力している彼が二人のハピエンのために何度も悲惨な目に遭わなければいけないのはすごく可哀相だなと思いました。
0ポイントで助けることができれば、悲惨な死はなかったことになりますが、やはり読者としては、そこに至るまでの過程を知ってしまっているので……。
そのあたりが、モヤモヤしない形でラストを迎えられたらいいなと次巻に期待しています。
上巻が出たとき、これは下巻も揃ってから読んだ方がいいな…と予測して下巻が出るまで待ってました。そして、前情報を全く仕入れず楽しみにしてました。その時の自分に感謝したい!これは次の発売まで待てなかった!笑
いわゆるタイムリープもので、高校生の海路のお話です。
海路の視点でお話は進むのですが、彼に合わせて苦しくなったり悲しくなったり…。タイムリープってした事ないから本当の意味で気持ちがわかるわけないのに、海路の苦しさにそうなるよな…と同調しながら読んでいました。そして、気になるところで次巻へ。ぜひ、前情報なしに前後編揃えたい状態で読んでいただきたいです!
これは絶対上下揃えて読まなくては!と下巻まで出るの待ってましたよ。
高校3年生のクラスメイトの海路と蓮。
蓮は幼なじみの光一を助ける為タイムリープしていて、蓮に巻き込まれる形で海路も一緒にタイムリープしてしまい。
タイムリープものって読んだことありますけど、これはなんとも…先が読めない。
2人の関係はギスギスしてるし、何度コノヤロー(#゚Д゚)と蓮に対して拳を握ったことか。
とか思ってたら、最後こうくる!?
何で!?どうして!?
この先どうなるのか、めっちゃ気になって仕方ない。
まだLoveも甘さも少ないですけど、とっても面白いです。
先ほど上巻を読み終えて、もう居ても立っても居られない状態です。
面白すぎました。凄い。本当に面白いです。この夏最大の収穫と言っても過言じゃない。周りの人達にとにかく読んでみてくださいと本を配って歩きたいくらいに面白いです。
ネタバレなどはなるべく踏まず、あまり先に情報を入れない状態で読んで欲しいです。
驚きというか、読んでいる間の興奮度が違います。読んでいて何らかの脳内物質がシュワシュワ分泌されているのが感じられるくらい面白いです。
というわけで作品に関する何の情報も開示したくはないのですが、タイムリープものということは各所で宣伝されているかと思います。
そして高校生が主人公ということも。
もしもこの二点の情報によって逆に読まずにいる方がいらっしゃるようであれば、まだ上巻のみしか読んでいない身としてもあまりにも勿体ないと感じてしまいますので、これだけお伝えします。
高校生が主人公ではありますが、記憶ありのタイムリープものということで、つまり脳内年齢は否が応でも成熟していきます。
従って、見た目は高校生ながら、中身は徐々に大人になっていってしまうわけです。
そのあたりの成長も含めて非常に巧妙に書かれた物語です。
凄い作品を読んでしまいました。今すぐにこうして下巻を読める幸せを噛み締めています。