電子限定おまけ付き
井伊イチノ先生の受けちゃんはふんわりと可愛らしくて優しいので大好きなんです。やっぱ可愛い受けはイイネ!
あざとかわいいじゃなくて、純粋に可愛いのが良いですね〜あざといのも嫌いではないけど
雨ちゃんは、昔拾ってもらったシローに会いに行くために、魔女に人間にしてもらった元猫です。表紙からもわかる通りの美少年猫なのだ
人間になっても猫だったクセがでてきてシローにすりすりゴロゴロしたり耳としっぽかコンニチハしたりほんとかわいい
私も昔猫飼ってたので、猫の可愛らしさはわかりすぎる!うちの猫は20年も生きたのです。たから雨ちゃんは人間になったので、人間と同じくらい生きれると思ったのに、自分の寿命と引き換えに人間にしてもらったなんて切なすぎる(泣)
一方シローは元恋人のことでモヤモヤ愛が何か分からなくなってたとこで雨に出会います。そして無償の愛こそ本物だと気がつくのです。そう!愛に見返りなんていらないのだ
でもそれって親子の間だけにあるものかと思っていたりするけど、雨とシローに恋人とか親子とか家族とかそれ以上の絆があるような気がしました。魔女さんの心を動かすくらい?
とにかく雨ちゃんが可愛くて仕方なかったです。こんな子がそばにいたら誰だってメロメロになるよ〜
指を口元に近づけたらペロペロしたり
猫時代シローが来たら窓に駆け寄ってきたり、口元から見えるちっちゃ犬歯だったり
ピョコンする耳だったり可愛さが詰まってます。とても満足の1冊でした
あと魔女さんて男の子だったのね。謎に包まれていて最後まで正体がわかりませんでした。もう何百年も生きてるっぽいけど神様なのかな?魔女さんのスピンオフ期待しちゃいました。
バーで接触してきた顔の綺麗な可愛い青年・雨。昔シローが拾ってくれた猫だよーって告白するも信じて貰えず、シローに愛されなかったら泡になって消えるけど今まで楽しかった……とシローと二度目のお別れ……はギリ回避。追いかけてきたシローを振り返った雨の泣き顔に胸を撃ち抜かれます。
序盤からうるっどころかブワッと泣かせられました。
受けの雨が可愛いのなんの……。
猫よりもワンコっぽい可愛さ!
魔女(というより神様っぽい?)も、当て馬というか嫌なキャラかと思いきや、めっちゃくちゃいいキャラです。
とてもとても感動しました。
10年前に猫だった自分を助けてくれた士狼(しろう)を一途に想う雨くんの深く純粋な愛に感動しました。
愛するということは、相手の幸せを願い行動する事だと思います。
新美南吉先生の『こんぎつね』という絵本を読んで考えさせられ、本当に相手を大事にするとは?愛するという事は?と考えて、私なりに至った考えです。
失恋の傷心を抱えた士狼(小説家)に、10年前に助けられた猫の”雨”は人間の姿になって、ただひたすらに士狼を愛します。
その理由、行動の全てが尊い。
雨くんの瞳、表情、髪の毛、猫の姿、もう全ての作画が雨くんの一途に想い続ける愛と優しい人柄を表していて神作画とはこのことだなぁと感動しました。
ストーリー展開も素晴らしいです。
時々ギャグも挟みながら、雨くんの一途な想いという軸がしっかりと本筋にありどっぷりと引き込まれて一気読みでした。
井伊イチノ先生の既刊本からのファンですが、井伊先生の才能が爆発している神作品だと思います。
題名とコミックス表紙のかわいいエロ絵、雨くんの可愛さアピール帯からは想像もつかない超感動名作です。
この作品に出逢えたことに感謝します。
御宝本棚に保存してこれから何度も何度も読みます。
井伊イチノ先生のお言葉(カバーを開いたところに記載されている)
『世界中の猫ちゃんの幸せと健康と長生きを祈って生きてます!』
このお言葉がずっしりと感じられる一冊です。
ある日突然、10年前に拾った子猫がキラキラお目目の青年になって目の前に現れ、「愛されないと泡になって消えてしまう」と言われたらー
そんなところから始まるこちらの物語。”人魚姫”の猫ちゃん版です。人魚でもないし姫でもないので、「猫王子」的な…?なんか違うような;
や、まず猫の雨(受)のビジュやら仕草やらが逐一可愛すぎて悶えたっ…!もふもふ、最高です。
犬派の自分ですが猫も好き。猫好きさんなら、もれなくたまらなくキュンキュン&興奮しちゃうお話じゃないかと思われます。
失恋の傷心を抱え、小説が描けなくなってしまった小説家の士狼。
そんな士狼の前に「ナンパ」と言って現れたウブな雨に惹かれていくものの、その健気な愛に、雨が求める「恋人」の形でなかなか応えてあげることができなくてー
と続くお話です。
士狼に愛されないと泡になって消えてしまう雨なのに、どこまでも健気でただただ士狼の幸せを願う様子が切ない…!
元恋人と復縁できるといいね、なんて言っちゃう。しかも心からそう願っているのが分かって、胸が締め付けられます( ; ; )
人間にしてもらう代わりに、自らを犠牲にした雨。
そんな雨を助けるため、あることを決意した士狼の覚悟、絶対に失いたくないであろう大事なものを差し出す男気が光ってました・:*+.
それ失っちゃっていいの!?って思うものを失い、この先どうなるのだろう…とアワアワしながら続きを読んで、思わぬカラクリ、というかオチに「なるほど」ふふふ、となりました。
失ったものは戻ってこないけれど、その代わり士狼と雨との二人の共同作業が出来るようになったんだね✨
うるうるお目目のキュートネコ・雨の言動&健気一途な思いに、攻めと一緒にすっかり絆されてしまう、切なくも可愛らしいお話でした。
雨ちゃんになめられると、やっぱりザラザラするのかなあ。尻尾の付け根を撫でたらどんな表情するのかな?なんてところも気になっちゃいました(*´艸`)
タイトルと物語の始まり方でファンタジー要素を含んだ楽しい可愛いラブコメBLだと思って読み進めていましたが、、、
こんなに心から幸せを願って2人の必死な思いに涙が溢れるとは思いませんでした。
人魚姫を元にしたファンタジー設定は物語が進むほど細かい設定が紐解かれていきどんどん物語が深くなります。
雨の献身的で自己犠牲的な愛にも切なくなりますが、個人的には士狼の雨への告白が雨に届かず、でも言葉が何も浮かばずただただ「好き」という言葉を伝えることしかできず、それだけを必死に訴えるシーンに1番胸が締め付けられました。
恩返しがテーマの物語で終わらず愛を深く考えさせられる素敵な1冊でした。