泣いたし、怒ったし、苦しかったけど、こんな幸せな日々を俺は知らない…。 同棲カップルの再燃愛ストーリー!

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表題作1095日の花束

26歳,ダイニングバーの店員
志村 晃成
30歳,リーマン

あらすじ

「今年こそ記念日に花束が欲しい」
たったそれだけだったのに……

サラリーマンでゲイの晃成は、バーで知り合ったノンケの遥と
交際3年、同棲1年目。
大好きな相手と付き合う喜びも冷めた今となっては、
遥のロマンスのない言動にがっかりすることの方が多いほど。
「でも、記念日の今日くらいは…」
そんな気持ちで帰宅した晃成とは裏腹に遥はいつも通り。
それについ腹を立てた晃成は、勢いで別れを切り出してしまう。
けれど遥は「わかった」と承諾してきて――…!?

好きだから些細なことが嬉しくて、
好きだから小さなすれ違いが悲しい…。
切なさと優しさと愛を巡る
大人のためのビタースイートラブストーリー

作品情報

作品名
1095日の花束
著者
みつこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796416818
4.1

(192)

(86)

萌々

(65)

(31)

中立

(8)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
32
得点
791
評価数
192
平均
4.1 / 5
神率
44.8%

レビュー投稿数32

1095日の意味

4歳年下のノンケ×夢見がちゲイの再熱愛モノ。
晃成は子供の頃観た映画で花束を貰う女性が幸せそうだったから花束を貰いたい。
でも花束は男性が女性に贈るもので男が貰うのは難しい。
しかも自分はゲイでさらにハードルが上がる。
それでも心の中でいつかそんな日が来ることを願っている。

ゲイバーに上司に連れられてやって来た遥がタイプで、話すとゲイではないと分かり消沈するが、好きになるのに性別は関係ないと話してくれたこともあり、映画好き同士なこともあり意気投合して、そのまま体の関係に。
ワンナイトで終わらせたくなくて付き合っちゃう?とつい言ってしまったら、すんなりOKされて、付き合って3年目になる。

でも刺激もなくトキメキもなく淡々と過ぎていったようで……。
特別な記念日を迎えてみたい願望が。
誕生日なんて格好の特別な日だけど、きっと覚えていないだろうと諦めている状態...そんな中ケーキの箱があれば、お祝いに買ってくれたのかと期待する。私もした。
こんな関係なのになぜ3年も続いているのかとすら思った。
でも、落胆の末に自ら発した言葉が枷になっていた。
言わなくてもいいことまで言ってしまったり、本心でないことが口から出る経験は私にもあるので、なんでそんなことを言ったのかとは言えない。
でも言葉を間違えてしまわなければ、違う未来もあったかもと思う。
掛け違ったボタン、もう互いに意地の張り合いみたいな……。
でも、やっぱりあのケーキは誕生日祝いだったんじゃないか、テイクアウトだって晃成の好物をわざわざ作ってきてくれてたんじゃないかと思った。

他にも色々、もうなんでそんなに重なるのってくらいすれ違ってるけど、読者には互いに好きなことが伝わってきます。
でも2人はそんなことは伝わりあっておらず、噛み合わない。
3年目にしてついに破局。
でも、気持ちがなくなって別れた訳ではない。
別れてから気づく相手への好き……。

とあることがきっかけで本当のことを打ち上げあって、両思いなことも分かって、花束はまだ貰えてないけど、それより素敵な約束を貰えた。
付き合うまでを見守るのではなく、その後を深堀した作品で興味深かったけど、2人とも奥手(言葉足らずで分かりにくい)で意地っ張りなので、なんでそんなことを...なんで素直に言わないの...と焦れったかったです。
1095日は3年です。
読み終えるとあぁそういうことかと思うタイトルでした。

Kindle→白抜き

0

花束を君に

サラリーマンでゲイの晃成は、バーで知り合ったノンケの遥と同棲中。付き合って4年目のせいか、最近は一緒に過ごす時間や会話もなくすれ違い気味。
それでも記念日ぐらいは⋯と思っていたのに、遥の素っ気ない態度にキレた晃成は別れを切り出してしまい⋯。

長く一緒にいると素直に本音が言えなかったり、言わなくてもわかるだろうと思ってしまったり。でも言葉にして想いを伝えるのってすごく大切。お互いに好きなのに気持ちが噛み合わない2人が、それはもう切なくて。
自分も花束貰うと嬉しいし記念日もお祝いしたい方だから晃成の気持ちもよくわかるし、相手の笑顔のため喜んでくれる事をしたいと思うのが愛。それを大切にしたいと思う価値観が一緒の人じゃないとダメなんだなぁと思った。

不器用な2人がお互いの本音を知ってより深く結びついていくのが、とてもグッと来て素敵な作品だった。感動のハピエンに幸せの余韻。

0

ツッコミ部分あり、キュンもあり。

冒頭の、記念日に花束が欲しいから怪しい空気はあったのですが…

う~ん、ごめんなさい!
この受け相当面倒くさくない…?

本音や本心、全然見せないのに、ああしてくれないこうしてくれないって、、どんな乙女思考なのかと…。
同棲初期の素直な愛情伝える性格どこいった??
何故にここまで拗らせちゃったのか、読んでいて謎でした。

攻めは攻めで口下手が過ぎる。
2人とも不器用だし口下手だし、言葉にしなさすぎてそりゃすれ違うわ…って感じですが、相手のことが全然見れなくなってる様子が総じて苦手でした。
3年も同棲してこの関係かぁー…と。

そんなキャラクターに苦手意識持ちつつも、途中2人が素直になったり笑い合ったりする様子、心が通じ合っていく様子が微笑ましくてキュンもありました。

最後の攻めのサプライズにも感動、というか完全に想定外で。こんなプレゼント考えてくれてたら嬉しいよなぁと…。

ストーリー展開はツッコミ部分あれど、二人の恋愛のトキメキなんかを楽しませてくれたので評価は一つ上げます。続編も読もうと思います。

0

No Title

とっても良かったです。切なくて切なくて。4話目ラストあたりから大号泣。

ノンケとゲイがゲイバーで出会って体の関係を持ち、ノリというか、半分勢いで付き合うことになった。…これが主人公の遥と晃成の出会いですが、このふたり、不器用だけれどもとても真面目で、そんな出会い方だったなんて信じられないほど純粋です。

遥と晃成、どちらにも感情移入できました。特に晃成が別れを告げてから後悔している様子には苦しくなりましたし、その後どうなるの?と、ハラハラしながら読み進めました。
結果、ロマンチックなふたりが見れて良かったです。晃成、良かったね!

続編も出たとのことなので、読みたいと思います!

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不器用で言葉足らずな2人

みつこ先生の描く繊細な絵柄と人物描写が好きで購入。
あまり趣味ではなかったのですが、続巻が出たので購入し再読してみました。

改めて、自分の趣味にはあわない作品だということがわかりました。

不器用で言葉が足りなさすぎる2人のお話。
お互いのことを大事に想っているのに、あまりにも言葉足らず、遠慮と思いやりが空回りをしてしまった2人。
別れを言い出して、それをあっさり受け入れて、がんばって歩み寄って両想いに戻るまでの過程、好みが非常にわかれるところだと思います。

ダイニングバーの店長と会社員のカップルなので、仕事時間、生活時間にずれがあることによるすれ違いはしょうがないところがあります。
それを埋めるために、最初にした約束をずるずるとなしにされたことも一因で、会社員、年上、受けの晃成がどんどん。ネガティブにうじうじになっていきます。
気の毒だし、気持ちはわからなくもないのだけど、うじうじが過ぎて、読んでてきつかったです。
独立を考えていたため超多忙だった、ダイニングバーの店員、年下の遥は、年下だし疲労しきっているから仕方がないのかもしれないけれど、相手の顔色もわからないほどになっているのが、あまりに自分勝手が過ぎるような。

付き合い始めたころの、同棲を始めたころの、笑顔と会話あふれる2人の様子との落差がすごいです。

片方だけが言葉足らずで相手の顔色を窺って言い出せないタイプならばまだしも2人ともなので、どんどんどんどん、悪いほうへ物事が転がっていってしまったようでした。今回はちゃんと話し合って仲直りしたけれど、違い将来、また同じような言葉足らず、遠慮しあいによる別れの危機が訪れそうだなと思わされたラストでした。

個人的には2人ともの、特に晃成のうじうじ加減にイラついてしまって好みではないお話でしたが、こういう繊細な人物像を描くのがみつこ先生の作風で魅力だと思います。
新作が出たらまたきっと入手して読ませていただくつもりです。

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