電子限定かきおろし漫画付
“完璧”な孤高の皇帝×身代わり花嫁の秘めた熱情 中華ロマンBL開幕!
あ~嫁系BLはなぁ~、たとえすり替わり目的でもなぁ~あんまし読まないんだよなぁ…
と思ったものの、皆さんの絶賛レビューが続いてたので、利用している配信サイトでの販売開始と同時にポチリ(意思よわッw
だって「500年の営み」も「イキガミとドナー」シリーズも全部神作認定しましたのでね。抗えなかった…
(てゆーかすでに、赤河左岸さんの「屍と花嫁」である程度の免疫できてました)
女装しててもちゃんと読者には男性に見えるし、手もちゃんとごつごつしていて腕のスジも見えます。
周りの目も欺けるだろうなという絶妙な中性っぽさも兼ね備えている。
そうか、「王子様と灰色の日々」でもそこら辺の絶妙な描き分けをなさってましたね。
さすがだ…
内容はですね…キュンキュンきました。
ギュンギュンと形容してもいいでしょう。
良すぎて途中で目まいしました(病院池
しかもところどころちゃんとオモロイw やっぱりヒコさんのギャグセンス好き!
あと、私的にこの描写があるとそれだけで評価が爆上がりするテッパン描写があるのですが:
◆2人ともベッドで横になった状態で、攻めが頬杖ついて受けの顔を眺める◆
(受けは寝てても起きててもどっちでもok)
本作にもありました…(拝む
その時の攻めの表情だけでなく、その前の「ああ 問題はない」の表情、「フウ」の表情 etc. 無表情に見えて実はこんなに表情豊か。
その絶妙な表情の描き分けができるヒコさん、素晴らしいです。
一枚絵の構成力もおありなので、1ページ丸々龍を乗りこなす主人公のコマが出てきた時には度肝を抜かれました。
今にも絵から飛び出しそうなほど、龍も人物も生き生きとしています。
龍好きにはたまらん!
(ぼぉや~ よいこだ ねんねしな♪ が脳内こだましたover40読者は私だけではないはず)
子パンダ好きにもたまらん!
巻数はまだ続きますが、私が知る限り治水工事のお仕事BLは初めてなので、お仕事BLお好きな方、動物大好きな方、無表情攻めお好きな方はぜひ。
褐色肌の太眉ゆるふわウェーブ黒髪イケメンも拝めます(拝む
<描き下ろし内容>
・初夜を詳しく描写
・物語の根幹を成すほどの超重要情報が散りばめられている
(以上の理由から、単話で追ってる方も必読です)
好きな作家様。「500年の営み」「イキガミとドナー」が特に好きな作品。
本作は連載中から拝読して、単行本化も心待ちにしていました。
1巻ということでお話はまだまだ続きます。
まずタイトル通り、読んでいる間は年下攻めって気付きませんでした。皇帝が堂々としてるので同い年くらいかと思ってたら、ペーパーに年下攻との記載が!
そうか皇帝、年下攻めか〜、良き♡
確かに出会いの回想シーン読むと、そうですね。2〜4歳くらい下かな?
単話のレビューにも書いたんですが、この二人のビジュアルがめちゃくちゃ好きです!
王佳(おうけい)は普段は河オタクで、身なりに構わずちょっと汚れてるのに、夜に王貴人となった時の美しさのギャップときたらもう!最高♡
皇帝はシュッとした高身長長髪男前でかっこいい!体格差も大変良きです。
1話を初めて読んだ時には、結構歳がいってる(28歳)のにウブな王佳が、皇帝に上手いこと言いくるめられて初夜を共にする展開に、もうキュンキュンしました♡ 王佳チョロ可愛い〜。
2話以降は、治水計画などについてかなり詳細に描かれます。しっかり描写で興味深いです。
王佳は初めは職場に馴染めないながらも、だんだん仲間と仲良くになっていく。けど皇帝がやきもち焼いてモヤモヤ。気持ちの行き違いが生じてじれったい展開に。
(インタビューによると、イケメン上司の王悟は当て馬とのこと!そこまでの感じでもなかったので驚きましたw)
後半には攻め視点になり、皇帝の過酷な過去が描かれます。二人の出会いのシーンは、切なくてキュンとさせられました。
ラストは、皇帝が苦しそうだけど、二人がいい雰囲気になってきたところで終わり。早く続きが読みたい!
攻め視点の描き下ろしは、皇帝の気持ちがしっかり描かれて(ド執着攻めだった〜♡)最高でした♪
史実をベースにしている本格派な中華ファンタジー、大変面白かったです!
ぜひドラマCDも聴きたいな〜と思いました。
2巻も楽しみに待っています♪
電子 少なめ白短冊修正(「電子のみで楽しめるスペシャル修正仕様」ですが、修正箇所は超少ないです。でもゆるゆる修正で◎!)
思った以上に読み易かった…!!
良かった…!!
中華BLジャンルです
舞台は王宮
でも王宮の中での皇帝と后のお話しだけでなく、そこに土地を治めていく政に繋がる河川の基礎工事の一面も加わります
現代の話しではないからこそこの「河川の整備」というお話しがすごく大きな話題となってこの物語のお話しの広がりを支えています
未知の自然を相手にすること自体が神への冒涜、禁忌とされる位の時代だからこそ、そこに手を伸ばす者はなかなかの変わり者とされるような時代
河を龍に見立てて河を整備する事を手綱を握ると表現するくだりがとてもいい得て妙で素敵!
反面生活の基盤を支えるために必要な事の優先事項が判断できる先見の明があった事が分かる、聡い王佳(受け)が魅力的
この王佳が時の皇帝、龍楊の命により昼は河川工事を司る任を拝し、夜は側室として皇帝の閨に入る所がこの作品のBLとしての軸
龍楊の思惑はお話しが進むと読者には分かって来ますが、王佳にはさっぱり、、、その上元から河の事と妹以外には興味も薄く、、、人の気持ちには大層疎いものだから龍楊が本当は何を求めて自分と夜を共にするのか分からず終い
ほぼ宮廷内の「規則」で押し切られていますw
この辺のやり取りはコミカルさもありながらも、しっかり良い具合のすれ違いと溺愛の片鱗が見え隠れ…♡
王宮ロマンスとしての見どころはまだまだ大きな波はありませんが、王佳が側室として宮入しているので他の側室が存在するのか?そして皇后となる人物は?といった所も今後は気になる所です
そして河川工事
こちらはBL的なお話しで言えば「本格お仕事モノ」としても楽しめます
このお仕事を王佳と共にするチームの上司も要注目のナイスルッキングガイです♪この彼、王悟の存在に気が気でない龍楊の王佳への独占欲の発動もニヤニヤが止まりません(๑´ڡ`๑)~♡
更に龍楊の「皇帝」というサイドから考えると彼の担う責務への多さに対して抱える葛藤や派閥の問題などが気になる所、、、
チョット変わり者と思われてるけどその実賢い王佳
聡いけれどウブい王佳
そんな王佳への惜しみない寵愛を見せつつも本人にはその想いが届きそうにない皇帝、龍楊
スパダリ風味多めで王佳を導きつつも、「規則」というパワーワードで王佳を翻弄するチョット狡いお茶目さのある龍楊
魅力的な2人の恋と仕事が繰り広げられる舞台が悠久の時を思わせるかつての王宮…
意識をすっ飛ばしてこのかの地に想いを馳せて読める没入感覚(ღ˘͈︶˘͈ღ)
山中先生の物語の世界への吸引力の高さの前に、ただただ川の流れに身を任せるが如く誘われ、この世界の河の流れの行きつく先を見届けたくなる1冊です!!
次巻が大変楽しみ!!!
そう言えば…!気になったので「川と河の違い」を調べました
川…自然の川
河…人が造った構造物
なので、山中先生のお創りになった「后と河」という河に身を任せる、というの意味でレビュータイトルには敢えて「川」ではなく「河」を使ってみました♪←誤字ジャナンイダョアピールデス…小サッ…ソウ、ワタシハ小作人スタイルw
山中ヒコ先生の「イキガミとドナー」が大好きで、何度も読み返しています。
そんな先生の新刊!
電子で買いたくなったけれど、ぐっと我慢してコミコミさん便で届くのを
待っていました。
やっと読めて幸せ…・:*+.
この1巻、まだまだラブは薄めですが…
中華風で本格お仕事(治水事業)もので執着攻め(皇帝♡)と、
自分の萌えが詰まった内容、夢中になって読んで惚けました。
妹の身代わりとして後宮に召し上げられた王佳(受け)。
皇帝・龍楊に言いくるめられ(?)絆されて、あれよあれよという間に抱かれ…
と始まる二人の関係ですが、実は王佳は気付いていないけれど二人は以前会ったことがあってー
と続くお話です。
命を救われた皇帝が、一途に王佳のことを想い続けて文字通り”見守ってきた”という
ところ、攻め視点で描かれる後半部分に特に激しく萌えたー…!!!
自分が体を張って守ことはできないけれど、密かに近習を見張りとして送り込み
守ってきた、そして王佳の縁談は握り潰してきたー
そんな男前一途攻めの執着ほど心に刺さるものはないです。。最高!//
体は繋いだものの、王佳の方は皇帝を恐れ多く思っていて、
自分の中に生まれた恋心や心情の変化にもいまいち気付いてない様子が可愛い…
出てくるサブキャラたちも皆それぞれ魅力的です。
特に自分はパンダ(ホンホン❤︎)の愛らしさと、褐色肌の王悟に心掴まれました。
自分の”恥”とするところ、人に知られたくない部分を天然な王佳に
ズバッと指摘され、逆上してもおかしくないところをそうはしない彼の心の広さ・強さが魅力的✨
王佳の侍女・小梅ちゃんのいたいけな様子にも胸キュンでした。可愛いよー!
大胆な治水工事の行方、そして今はまだ皇帝の一方的な執着の感ある二人の恋の行方。そのどちらからも目が離せない!
1巻が発売されたばかりですが、今から2巻発売が待ち遠しいです・:*+.
すごい作品に出会ってしまった。。。((((;゚Д゚)))))))
大河ドラマの中華版って感じです。脳内のドーパミンが分泌しまくって、最高の世界観を堪能。読み応えの塊のような作品に大興奮しました!
なんといっても内容の濃さ!!まだ1巻だけど凄く面白かったです。
BLカテゴリーに据え置くのが悩まれるほどの歴史書のような重厚な趣もあるし、でもBLとしてのラブ味もちゃんとあるしで、とにかく全部が素晴らしいのひと言でした!
壮大なスケールの中華BL物語は、"治水オタク"な主人公・王佳が妹の身代わりとして後宮に入り、かつ治水事業に携わることから始まっていくストーリーです。
軽くひょいひょいっと読めない難しさは多少ありますが、腰を据えてじっくりと読める濃密さがいい。地理学云々、治水技術云々が色々と話に上がる舞台背景がしっかり描写されているからこそ浸れる世界。過去の混乱の治世、脆弱な治水環境などなど……国難に置かれた現状に立ち向かう男たちの知恵と努力の物語である一方、男なのに皇帝の花嫁に迎えられるといったBL的物語にほわぁぁぁ〜となりました(//∇//)
"それ、身代わりじゃなく明らかに本命だよね?"
の裏読みが簡単にできるほどの皇帝・龍楊の密やかな恋心についついニンマリ(*´꒳`*)王佳を想い続けてきた龍楊の執着はなかなかのものでした。
龍楊の想いはまだこの1巻では王佳に1ミリも伝わっていないけど、今は我慢のとき。恋愛事に疎い王佳を落とすのは難しいでしょうが、側妃として後宮に迎えたラッキーチャンスを是非とも生かして頑張って欲しいです(*´∀`*)
真面目で堅苦しいストーリーになりそうなところ、ちょいちょいコミカルなシーンはあるし、BL展開は魅せてくるしで、バランス力に優れたストーリーだと思いました。
皇帝権限と後宮ルールを建前に、王佳に接近していく龍楊のアプローチには笑っちゃいますが、この調子で絆していって欲しいです(笑)
じっくり、ゆっくり系のストーリーになりそうなので、焦らずゆっくり見守っていこうと思います。