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表題作部長と課長

白石 啓
社会員(部長),元高校教師
黒崎吾郎
社会員(課長),啓の元教え子,32歳

同時収録作品人の気も知らないで

王次郎
大学生,吾郎の甥
黒崎吾郎
社会員(課長),王次郎の叔父

同時収録作品部長と課長と時々甥

白石 啓
社会員(部長),元高校教師
黒崎吾郎
社会員(課長),啓の元教え子,32歳

同時収録作品部長と課長と時々甥

王次郎
大学生,吾郎の甥
黒崎吾郎
社会員(課長),王次郎の叔父,32歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし:メモ
  • 描き下ろし:オマケ

あらすじ

部下から相談されたのは…ピンク色のモロ感チクビ!!?

ある日、部下の黒崎吾郎から
〝俺の乳首、変じゃないか?〟と相談された白石 啓。
実は、黒崎は白石が教師をしていた頃の教え子で、
彼が教師を辞めたのは黒崎によからぬ感情を
抱いてしまったのが原因だった。
会社説明会で就活中の黒崎に偶然再会して以来、
〝上司と部下〟〝少し年の離れた友人〟という関係を守ってきた白石。
しかし、無自覚に開発されたピンク色の乳首を見せつけられ、
ずっと押し殺してきた感情が爆発してしまい…!?

【収録作品】
部長と課長1~3
人の気も知らないで
部長と課長と時々甥
オマケ(描き下ろし)

作品情報

作品名
部長と課長
著者
真行寺ツミコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801984585
3.3

(24)

(6)

萌々

(9)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
9
得点
74
評価数
24
平均
3.3 / 5
神率
25%

レビュー投稿数9

エチエチですが切なくて深いです!!

試し読みと表紙で惹かれて読み始め、購入しました!
途中少しビックリする展開などあるんですがとってもとっても愛おしい!切ないところもあるんですけど感動もするんです!私の語彙力じゃうまく説明できないんですけど、いい作品です!!
この作品で真行寺先生のファンになりました!
お兄ちゃんはオメガかもしれないもすんごくいい作品でした!!
エチエチなんですけど、思いとか凄く凄く深いんです…

1

先生の世界観溢れる

昔良く先生の作品を目にすることがあり今回すごい何年かぶりに先生の作品をお目にしましたが、読んでいた当時にこの先生はえろ中心、ビッチな受けを描くのが好きなんだなぁという印象があり、今回の作品ではビッチではないにしても、やはりえろメインの他とは違う先生の独特な感じが、大きく出てきていたなと思いました。途中まで年上元教師攻めと綺麗なゴールインかと思えばまさかの甥登場からの甥ともセックスしちゃうという。読み終えたあと、あー、これは好き好み分かれるうえに先生の世界観を予め知ってる人じゃないと火傷しちゃうだろうなぁと思った作品でもありました。少しダーク感もある感情描写も入り混じってくるので、先生の今後の作品もこういうのが継続されるんだろうなぁと思っております。こちらの前に発行された作品も今気になってるので買ってみようと思います。同人の頃から(記憶正しければ)先生の作品に触れていたので画力もすごいあがってて、経験積んでらっしゃるなぁとも思いました(=^・^=)

1

予想外にも程がある

本を買う時はあらかじめ分冊版で読んでいたり、
試し読みをしてからが多いのだけれど、
今作は作家買いであらすじはさらっと確認したのみでした。

結果、久々にぬかったな、と。

タイトルで単純に部長と課長のオフィスラブだと思っちゃったんです。
収録内容まで確認すればよかった。

まずは表題の『部長と課長』

会社員の白石はある日、部下の吾郎から
「俺の乳首、変じゃないか?」と相談されます。

ふざけているのかと思うも当の吾郎は本気で悩んでいる模様で
親身に相談に乗っていてあげる白石でしたが、
16年もの間抑え込んできた密かな恋心と
溜まりに溜まった劣情が暴発してしまい…。

実はこの二人、出会った頃は教師と教え子という関係でした。
けれど、教育者という立場から吾郎への想いを断ち切ろうと
決心した白石は転職し、吾郎から離れることに。
その後、奇跡的な再会を果たし、今では上司と部下になった二人なのでした。

けれど、後に明かされることにはこの再会は偶然などではなく、
自分の前から去ってしまった白石を吾郎が追いかけて入社してきた
という作為的なものでした。

こんなの長い長い片想いの末に実った純愛!と思うじゃないですか。
ええ、私も例に漏れず吾郎のピュアなる愛を信じ込んで、
うっかりキュンキュンしちゃいましたとも。

だがしかし。

それから3年の年月が経ちー
相変わらず体の関係はあるものの、
自身の恋心を自覚できない吾郎のせいで未だ恋人同士にはなっていない二人。

16年も待ったのだから吾郎が自覚できるまで待つか。
とのんきに構えていたら…3話のラストで吾郎の二股(疑惑)が発覚し…!?

続きを読もうとページをめくると、
3話後になぜか突如読み切り『人の気も知らないで』が差し込まれるのです。

はて、これは一体どうしたことか?
白石と吾郎のイチャ甘ハピエンはいずこに?

さらに不可解なことに、
あら?読み切りに吾郎出てきてるじゃん…脇役として?

と思いきや、え、甥っ子とH始めちゃったけど。
しかも、寸止めとかでもなく、がっつり、ノリノリですが!!
待て待て、白石どこ行った?

てっきり白石と吾郎のその後が読めると思っていただけに、
突然現れた甥っ子×叔父の情事に完全に置いてけぼり状態。

そして、読み進めていくと
吾郎が白石と同時並行(白石と関係をもって2年半が経過したぐらいから)
甥っ子とも関係を持っていたことが判明。

・・・・・この展開は想定してなかった。

要約しますと、
吾郎は白石への執着はあれどそれを恋愛感情とは自覚しておらず、
セフレのような関係のまま3年が経過。
その間、吾郎は甥っ子と同居を開始。
ある日、酔った甥っ子から性欲を向けられたことがきっかけで
毎週末Hするように。とのこと。


そもそも執筆の順番としてはこの甥っ子×吾郎を描いた読み切りが先で、
その後で白石と吾郎のお話が描かれているので、
元々は白石×吾郎のカップリングで想定されていなかったのかもしれません。

とはいえ、なんだろう、このショック。
三角関係も3Pものも全然好んで読むけれど(愛があるものに限る)…

だけど、長年の拗らせ両片想いものだと思っていたら、
全然純愛でもなんでもなくて、倫理観ゆるゆるの無自覚ビッチだったという…。
天然なのは可愛いんだけど。

別に白石とは恋人同士でもないのだから浮気ではないけれど、
白石から見れば内心では吾郎も自分を好きで、
関係をもつのも自分だけだと思っているわけじゃないですか。

ところがどっこい、蓋を開けてみれば
白石のあずかり知らぬところで実は甥っ子とも毎週のようにヤリまくっていた。

白石の気持ちはどうあれ建前上は付き合ってないのだから自由なんですが、
せめてセフレのマナー?的にも白石と甥っ子の二人に
あなたの他に同時進行でエッチしまくっている人がいますよって伝えてあげてくれ…。

自分だけだと思ってたら実は何人も相手がいたとか、クズ元カレかな?
少なくとも受けが複数人と関係をもつという設定が地雷な方ならば
アウトかと思われます。
NTRともまた違うのだけれど、感覚的にはそれに近かったかも。
同人作品のNTRはありだけど、商業作品だとなんかいやなんだよなぁ。

最後は白石の気持ちに気が付き、ようやく恋人同士になるという
ハピエンではありますが、甥っ子との同居も継続中ですし、
吾郎のゆるゆる貞操観念なら迫られれば身体を許しちゃいそうな
気がしないでもない…。

色々書いてしまいましたが真行寺先生の作品は大好きです。
今回も作家買いをしてしまったくらいですし♪
作品の良し悪しの問題ではなく、要は性癖が嵌るかどうかなのだと思います。
よって、好みは分かれそうだなという読後感でした。

5

振り回されながら恋は進む

タイトル通り、会社の上司と部下という関係のふたりのお話でした。

冒頭から"上司と部下"というには距離が近すぎる啓と吾郎。
でも今の関係になる前は「教師と教え子」だったということで、ずっと昔からの知り合いならその近さもありなのかな…?と思いつつ。
いきなり乳首を見せる吾郎にはかなり驚かされて。
その行動が計算なのか天然なのか、何を思って啓に見せたのか?
吾郎の気持ちを探りたくて読み進めたけれど…
結局はすべて無自覚でやっていた、というオチには結構戸惑ってしまいました。

でも。あえて想像通りに動いてくれない吾郎に
周りのキャラや読み手までもが振り回されるところにこそ、魅力があったお話だったように感じます。

乳首を見せるのはなんとも思っていなくてもセックスまではさすがにしないだろうから、きっと啓と同じ気持ちだよね…?とか。
ゲームに夢中なフリをしてるけど実は王次郎のことを誘ってるんだよね…?とか。
そういう恋愛に繋がる希望をキレイに打ち砕いてくれるので逆に清々しかったです。

王次郎がもっと早く一歩踏み出していたら、結末も違ったかもしれないですよね。
正直、吾郎のことは理解できませんが(笑)
どう転ぶかわからないドキドキ感を楽しめた作品だったなと思いました。

0

課長の地区Bに部長の理性崩壊秒読み

【ーーー俺の乳首を見て欲しいんだが(吾郎)】

エロス度★★★★★★

おやおや・・・部長と課長のリーマン同士の恋かと思ったら予想外な展開に進んでいくのが本当に予想GUYですね。

教師をしていた頃から教え子の吾郎によからぬ感情を抱いていた部長の啓と無自覚に自分の地区Bを開発してしまった課長・吾郎が紡ぐ恋物語で、黒猫で目つきが鋭い吾郎のキャラや彼の地区バン&けしからんモロ感地区Bが最高で、啓の胸毛などもGOOD。

吾郎の無自覚さや抑えてきた欲望が地区Bを前に陥落する啓がたまらなく、謎の美青年の登場で次巻に続くのかと思ったら・・・おやおや、こういう構成でしたか。

2

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