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表題作バージンロードを君と

藍原真佐道 ホテル勤務 31才
藤崎美典 美術館勤務 26才

その他の収録作品

  • バージンロードの向こう側
  • あとがき

作品情報

作品名
バージンロードを君と
著者
夢乃咲実 
イラスト
桃山恵 
媒体
小説
出版社
ビブロス
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
ISBN
9784835214481
3.5

(2)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

読み終わった後、幸せな気持ちになります。

旅行でホテルで一泊するつもりだった藍原(攻め)だったが、ホテルの不手際でやはり一人で泊まりに来ていた美典と部屋を同室で予約されてあった。
ゲイの藍原は小柄できれいで気の弱そうな美典が一目で気に入り、一緒の部屋へ泊まる事を提案した。
部屋で一緒に食事をしてお酒を飲む二人。
酔ってしまった美典は誘っているとしか思えない。
そして二人は一夜を共にするが、翌朝藍原が目覚めるとお金を置いて美典は消えていた。
それから仕事に励む藍原だったが、意外な所で美典と再会した。
藍原が勤めるホテルに婚礼の下見で女性と共に来たのだった。


始め、美典の性格がいまいちつかめなかった。
気弱で大人しいのに頑固で人の言葉を聞かない、融通のきかない性格。
父も兄も25才で結婚し男らしい容貌で、小柄気弱な自分にコンプレックスを持っていた美典。
早く父や兄の様にならなければと、知り合って間もない派手でキツイ性格の女性と結婚し、家庭を築こうとしています。
藍原は二人の担当になりますが、美典の事を忘れられずにいます。
美典は藍原と出会えて良かったよ、ホントo(゚Д゚)
正直途中まで美典のウジウジした性格に嫌々ながら読んでいましたが、でも何故か最後には幸せな気持ちになっていた自分。
あとがきに先生の根本的な理想である「読んだあとに幸せな気持ちになれるお話」と書かれてましたが、まさにそうでした。
ラストでジーンときてしまいました。
二人が幸せになれて良かったです。

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