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いくつか著作を高評価にさせていただいた作家さん。
非BLカテの女性マンガジャンルですが、BL要素はあります。
受け攻め未定で「事情アリの人間x人魚」。
アンデルセン童話の人魚姫をベースに、北欧っぽい設定で独自の世界観を織り交ぜてらっしゃるのは素晴らしいんですが、始祖の巨人がフツーに2度出てきたところで「進○?」と思ってしまったのは私だけではないはず。
(だって「始祖の巨人」でググってもその作品の情報しか出てこない… 元になった神話が知りたかったのに… ちなみにそちらの作品も北欧神話をモチーフにされてるそうです)
イヤイヤ、北欧神話に巨人サンは いーーーっぱい出てきますので(wikiでもなんと63項目、つまり少なくとも63人いる)きっとその中の一人なんでしょう。
もしくは進○をご存じなくて、本郷さんの完全オリジナル設定なのかも。
個人的に面白いな~と思ったのが、まず惹かれ合って、その数個先の展開としていきなり二人が「伴侶になる」こと。
好きだのなんだのそういうのはすっとばしです。
もちろんあらすじにある通り、このスピード展開は物語上「必要性がある」ので きちんと理由付けもされているのですが、普段(非BLを含む)BLを読んでて こういう展開が本作ほどすんなり納得できたのは、個人的にかなり珍しいかもしれません。
この説得力というか技量を見せてくださるのは、さすが本郷さんですね。
BLとして、なんの違和感もなかったです。
今後この関係性が愛に変わっていく様子を、読者として共に楽しみませんか。
パンにチーズをのせてとろけさせるやつ、そういや今夜たまたま我が家の献立にドイツパン+チーズが含まれてたー!
えぇ、普段はやらないんですが とろけさせましたよ… ウマかった…
ファンタジー&北欧の要素を多く含むため、特に「夜明けの唄」がお好きな方はハマると思います。
<注意点>
・ふわっとした描写ですが、モブからの無理やり含みます
・BL的な進み具合は遅め
・人魚が男「とも違う」らしいので、ひょっとしたらQやISの可能性アリ?
(Q:魔力でなんかされた? or IS:生まれつき?(胸は真っ平です、ご安心を))
雌雄同体の魚もいますからひょっとして…?あくまで憶測です。
・素晴らしき飯テロ作品です
非blではありますが、主人公ふたりはとある理由により伴侶の関係です。
清いです。
人魚のヴァン、ほんとうのほんとうにあの人魚でした。人魚姫のごとく声を失い愛しい人に会いに行き、そっこうで拒絶されるという悲しすぎる人魚。
もう海には戻れない、助かる方法もない、ただ人間の世界で消費されて生きている。哀れです。
そこに不思議な青年イェンスが現れます。
ヴァンも元人魚というビックリ設定ですがそれに輪をかけてイェンスもすごい。
イェンスの島も不思議だし、イェンス自身も不思議が過ぎます。
不思議に不思議が重なっていますが2人のお話は日常。作物を育てて、魚をつって料理をする。
料理のシーンがとても丁寧で料理お好きなんだろうなぁ…と思わずにはいられないです。
丁寧な暮らし、というよりは2人の生活を丁寧に描いている作品です。まだイェンスの気持ちは同情からくるものに見えますが、愛に変わっていくのは自然に思えます。
時間をかけて関係性を育む展開を期待します。
webで連載されてたときにこの作品を知り早く単行本にならないかな〜〜!って思ってたのですぐに購入しました。
(本当は紙媒体で欲しかったのですが家族にバレたら気まずいなと思い先に電子書籍を買いました。紙は箔押しらしいので紙で買えるなら紙をおすすめします)
透明感があって澄んだ空気を感じれる作品で疲れた時に読みたい作品かなと思います。
BL!というよりはまだブロマンスに近いかなという感じがしますが愛の物語なのでこれからどのように二人の距離が近づいていくのか楽しみです。
二人で生活するにつれてヴァンも笑顔が増えてかわいいし食い意地がはったイェンスもかわいいです!
イェンス×ヴァンで合っているんだろうか少し不安です…
1巻だからまだ序章で、ほぼほぼ特殊な舞台設定や状況説明と食べ物の話。
ストーリーとしては、2人が出会い、少し心を通わせ一緒に住むようになったところまで。
物語が動く気配が微かにしたくらい。
ファンタジーなので世界観を大事に丁寧に描かれた1巻という印象です。
のどかな背景が季節感もあり美しい。
そこで採れる食材やそれを調理して食べることの重要さや楽しみが詳しく描かれる。
食べることが大好きなイェンスがなんでも食べ物にたとえるのがおもしろいですね。
欲を言えば、1巻とはいえもう少しキュンや萌えどころがあると盛り上がるなぁと思いました。
元人魚のヴァンとイェンスがどんな伴侶になっていくのか楽しみです。