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2人が恋人になり少し経った頃、スランプの御影(攻め)のために地方のホラーイベントに一緒に行くことになります。
締切も近く切羽詰まっていた御影を気遣う友春(受け)ですが、なんだか御影がよそよそしい。
友春に夢子が入ってからは過保護だったのに急にそっけなくなった御影に不安になる友春。
締切で忙しいであろう御影に気をつかって、1人で文献などをさがしていると古ぼけた本を見つけます。
なぜか読むたびに読み解ける場所が変わるその本は、今の2人の状況に似ていて、自分たちがこの本の内容に追いつき追い越され同期してしまうような気がするのに、読むのを止められません。
怪異によってこられる体質の御影は友春が危険な目に遭うのを嫌う。
自分がしっかりしなければ御影が離れてしまうかもと思った友春の暴走で怪異につけ込まれる様が怖かったです。
全てのタイミングが悪くて負のスパイラルに陥ってたように思います。
ナニかはわからないけど大ごとになりそうな前に間に合ってよかった。
後半はルームシェアするため、部屋探しをする話。
どこへ内覧に行っても変な声が友春を呼びかけてきて、全く決まりません。
この声はなんなのか、不安になる友春にまたもや試練が。
折悪しく御影が風邪をひいてマスクをしているため口元が見えず、怪異の干渉に気づくのに遅れ、友春はまたまた不安に。
最後は友春が今までの御影の言動を信じた愛の勝利でした。
前半の話も後半の話もちゃんとお互いが面と向かって話せば怪異につけ込む隙を与えなかったので、2人には恐れずすぐに相談し合える関係になってほしいですね。
作者様もあとがきに書いておられましたが、今作は前作よりも怖さは、控えめでした。
そして、煙草以外の対処法が早く見つかるといいなと今作でも思いました。
健康が気になってきになって仕方ありません。
前作がとても面白かったので続編嬉しいです!
恐ろしかった怪異夢子に好かれてしまった友春と、ホラー作家御影のお話の恋人同士な2人の続編です。
今回も2話収録でした。
1話目が、御影さんがスランプになりホラーイベントに参加することにした2人。怪異に遭遇してしまう友春ですが、夢子がいるからと安心していた2人ですが…というお話。
2話目が、ようやく引っ越しをする決断をする2人。あの怪異満載なアパートを出ようとするのですが、怪異達がいつもと違う様子。そして、引越し先を探そうとしている引越し先候補でもあちこちで怪異に遭遇して…というお話。
恋人同士な2人のちょっとしたすれ違いもあり、ホラーなお話もありでお得です!夢子とのやりとりが今回は少しで残念でしたが、相変わらずなんだか可愛らしい。
ホラー部分で、ちゃんとゾワ…とさせてくれる。そしてBL部分でも恋人同士な2人をちゃんと楽しめるのが、さすが海野幸先生!でした。
お互い大好き過保護な関係になった友春達が今後も見たいなぁと思いました。
前作「良き隣人のための怪異指南」がすっっっっごく好きで、続編を知った時はやったー!と両手を上げました。口に出して言いたいタイトル「良き隣人のための怪異指南」!続編!おめでとうございます!
電子書籍配信日をいまかいまかと待ち、続編を読むのだから⋯。と前作を読み返し、友春くんと御影さんに改めてときめき、どきわくしながら今作を拝読しました。
お、おもしろかったですー!!!!!
あとがきで海野先生が前作よりも怖さをマイルドに⋯みたいなことを書かれてましたが、マ、マイルドでしたか!?わたし前作よりもぞわぞわ怖かったんですけども!
なんでだろう⋯と考えたんですが、前作は怪異を寄せ付けちゃう御影さんに巻き込まれる友春くん、みたいな形だったのでそこまで怖くなかったんです。命の危機も御影さんだったので。わたしは夢子も大好きで(かわいいですよね!)前作の後編ラストはめちゃくちゃ和みました。
しかして今作。友春くん自身が怪異に狙われる。友春くんが抱く違和感、読者であるわたしも同じ違和感を抱くんですよ。「おかしい、おかしいよ!」とぞわぞわするも、なにがどうおかしいのかはっきりわからない⋯なんせ友春くんは怪異の知識があまりないし、読者のわたしも妖怪とかさっぱりです(「牛の首」とか!勉強になります!)(前作のきさらぎ駅は軽く知っていたので「知ってるお話!」と大興奮しました)
そういった怖さをじっくり堪能させていただきました⋯。そして御影さんの頼もしさにときめき、彼の不器用さにもときめきました。
後編のお話は日常に潜む怪異とでも申しましょうか。とんでもねえ怪異でした。はたから見たら地味かもしれませんが、当事者になるとたまったもんじゃないですよ。人間不信まったなし⋯。
友春くんと御影さん、出会ってまだ数ヶ月だというのに、命の危機を共に乗り越えたからか絆の強さがはんぱないですし(お互いまだ遠慮はありますが)友春くんが内面しっかりしてる男ですので、なんと友春くんが!怪異を解決して⋯!
怪異に震え怯えてた友春くんの成長に涙しました。立派になって⋯!
この2人は、これからもこうやって怪異に襲われても互いの手を取り合って退けたり解決して過ごしていくんだろうなってしみじみ思えるいいエンディングでした⋯。続編読めませんかね⋯お願いします先生⋯出版社様⋯!
個人的に、夢子は無敵じゃないことがわかって嬉しかったのですが見せ場があまりなかったのでちょっぴり残念でした。つよつよ夢子、見たかったです!
が、御影さんの残念ネーミングセンスにめちゃくちゃ笑ったので、読後感も大満足!です!!!
前作で恋人になったふたりの続編。
今回前半と後半で違うお話なんだけど後半のある怪異現象が個人的にはけっこうゾッとしました。御影と友春の関係、お互いすこし遠慮があったりして…だけどいい感じに御影さんが過保護で好き
街子マドカ先生の挿絵が相変わらず素敵で好き!!!ふたりのシーン、美しかった…!!
ホラーもの好きなので、こちらの2人の続きが文庫になるのを楽しみに待ってました(≧▽≦)
今回は、悪夢を見せる夢子が友春のお腹の中に落ち着いてしまい、悪夢を見なくなった御影はスランプに陥ってしまった。
ネタを求めて、オカルトのイベントへ。
1人にはさせられない、と友春も一緒に行くことに。
ここで出会う怪異、怖い~:(;>д<):
じんわり怖いタイプの怪異でございましたよ。
御影が過保護で心配性でよかったわ。
相性ピッタリな2人ではないの( *´艸`)
書き下ろしは、いよいよ同棲に向けて新居を探し始める2人。
でも、付きまとう怪異によって難航してしまう。
ここで、御影の愛情を信頼している友春がかっこいい(*´>ω<`*)
こんな愛情と信頼を向けられたら、それは嬉しいね。
御影も、友春への気持ちも言葉も態度も、惜しまずまっすぐでしたものね(*ˊᵕˋ*)
無事新居が決まってよかった(*^_^*)
それにしても、ラストのえちシーンでの、御影を欲しがる友春のセリフには、撃ち抜かれたわ(✽︎♡ཫ♡✽︎)
これからも2人が出会う怪異を読んでいきたいです。