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表題作キスは捜査のあとで

塩野秀
警察,生活安全課,28歳
多古井平助
警察,刑事課,38歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし:もう1回戦(6P)
  • カバー下漫画

あらすじ

「恋は会議室で生まれるんじゃない!現場(警察署)で生まれるんだ!!」程よい田舎ののどかな山ノ道警察署・刑事課に所属する多古井(たこい)は、地元の老若男女から愛される独身アラフォー人情派刑事(ノンキャリ)。生活安全課所属の若手イケメン後輩・塩野(準キャリア)とは犬猿の仲だ。毎日毎日無意味に突っかかられる上、警察寮でも隣人という地獄…だったはずが、多古井に見合い話が持ち上がったことで、塩野との関係が激変して!?毒舌ツンデレ20代後輩×お人好しアラフォー刑事、歳の差現場ラブ☆

作品情報

作品名
キスは捜査のあとで
著者
すう 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
arca comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784866697048
4.4

(236)

(144)

萌々

(62)

(23)

中立

(5)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
35
得点
1042
評価数
236
平均
4.4 / 5
神率
61%

レビュー投稿数35

絆されおじさん

よかったです。
地方の警察に勤める刑事、多古井主任。面倒見のよい人情派で皆に慕われている。
一方、サイバー課のキャリアである出来る後輩、塩野はいつも何かと多古井につっかかってくる。(塩対応)
だがそれには塩野の秘めた想いがあって。。

恋愛するのは面倒だという枯れ気味な多古井に、果敢にアプローチする塩野。しかし塩野は、好きな子をいじめてしまう心理で素直に好きとはいえずいつも痛烈な嫌味ばかり言ってしまう。鈍感な多古井はそれが恋心だと気づくはずもなく。。

警察の寮で隣同士ということもあって、亀を飼う素顔の塩野に接したり、なんと取調室でいつも嫌みな塩野との対決に至ったりと、ようやく塩野の気持ちに気づく多古井。
男性同士でとまどうこともあるけど、次第に絆されてしまう、というお話でした。

最初は嫌味な感じの塩野ですが、だんだんとその一途さと健気さが見えてきて好きになるキャラでした。

二人をそっとみまもる同僚たちがすごくいい味を出しています。
漫画としてほっこり暖かくなるようなラブストーリーで、行きつけの居酒屋やストーカーなどエピソードも色々な脇役たちが絡んできて面白かったです。

もっとこの作者さんの他の作品をよみたいなと探してみたら、続編が連載中でした。最近漫画を描き始められたんでしょうか、まだ作品が少ないですが追いかけていきたいと思います。


0

なんか新しい

 冴えない中年のオヤジに、年下スパダリがぐいぐい行くお話はよくあるけれど、なんか新しい。スピード感がいい。
 スパダリといっても塩野は超美形でもなく、青年マンガの脇役くらいの顔面なのに、なんだかじんわり色気が。そして素晴らしい行動力ときっぱり諦めようとする潔さもある。
 ペットはお姉さんたちが縁日ですくってきたのを押し付けられた亀。それを二十年以上大事に育てている「一途さ」は、恋人に対しても同じだろうから信頼できますね。

 女性警察官の江川もいい!

 両思いとなったけど遠距離になったり気になる人物も出てきたりで、「アゲイン」のつづきがすごく楽しみです。

1

ダウナー系年下君のストレートな『好き』にきゅん!

初めての先生です。普段あまり手に取らない絵柄でしたがストーリーも良くて一気に最後まで読み終わりました!

天然の人たらしで誰にでも親切にする刑事の多古井と、サイバー犯罪対策課出身のダウナー系塩野。何かあると冷静に突っかかってくる塩野に、俺って嫌われてるのか!?と思う多古井ですが、ある時痺れを切らした多古井は調書室に塩野を読んでタイマンで理由を聞き出します。すると返ってきた答えは熱烈な「キス」で……!?

多古井さんの長所でもあり短所でもある「天然人たらし」と根っからの鈍感さでなかなかBLにならないもどかしさを感じつつも、そんなの関係ねぇっていう力技で気づかせようとする塩野のダウナー系でテンションは常に低いのにオープンに伝えてくる勢いのある清々しさが見ていて気持ちよかったです。
塩野の気持ちに気づきはじめた多古井さんのどうしたらいいんだ!?という動揺と照れを含んだ表情が可愛いです。
所謂ノンケ受けで多古井さんが受けになるわけですが、描き下ろしでちゃんと最後まで描かれていてちゃんと気持ちよくなっていてニコニコしました。(というものの描写は少ないです)

続編も決定しているという事で、とても楽しみです!

0

美人攻め好きさんには合いそう

 人たらしの所轄刑事×準キャリアの生活安全課刑事。
 サイバーセキュリティ課にいたこともあり仕事のできる優秀な美人刑事が、人のいいお節介刑事にやたらと絡んできて、売り言葉に買い言葉的な感じでいきなりキスをしてきます。最初は嫌がらせだと思っていたのが、要請先で酒瓶で殴られようとした際に身を挺してかばわれて、好意に気づく、というストーリーでした。
 一巻で綺麗にまとまっていてさくっと読むにはちょうどよい作品でしたが、てっきり誘い受けだろうと思って読んでいたので、攻めだと思っていた人たらし刑事のほうが受けで開発されてしまったところだけがちょっと好みに合わなかったです。美人攻め好きさんには合うかと思います。

0

クールすぎる攻めが受けを大好きすぎる

塩クールな攻め塩野が良かったです!
ここまでデレが少ないのも珍しい。そのクセ本当はずっと受けのことが好きで拗らせて直球で口説くこともできない不器用さ。
そして、後半にかけて多古井さん(受け)のキュン言動にキュンしてるのが分かって若干表情に色がついてくるのがかわいい。

ほんと好きなのね。。

オジ受けで攻めに押されて恋心勃発してキュンキュンもだもだする受けも存外乙女可愛いんだけど、どちらかと言うと多古井さんが塩野に自分からキスしたところに心が浮き立ったので男くさい系の人の意外な可愛さより雄みが好きなオールドタイプな私です。

でもでも、2人が通じ合ってからのエピソードはどれも好き!
念願だからこそ初Hの挿れて3秒(以下)は悶絶級の可愛さだし、
表紙裏の写真と動画で受けを愛でる攻めも良かった!

若干多古井さんのモダモダが多かったので、付き合ってからの方が好みな予感!まだまだ読みたいです!

0

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