電子限定おまけ付き
普通に、ただ普通の人が選べる選択肢が欲しい志津香と、自分では普通に生きているはずなのに生きづらい柊星の相互救済の物語。
世代も何もかも違うので何の参考にもなりませんが、うちの父が中卒で、多分学歴にとてもコンプレックスをもっていて、作品読みながら、何も言わなかったけど、嫌な思いはしてきたんだろうな、と少しシンミリしてしまいました。
少し欠けたりはみ出している二人は、お互いがその欠けやはみ出しのお陰でパズルのピールみたいにカチッとはまって、お互い支え合える存在となったのではないでしょうか。
しんみりじんわり、素敵なお話でした。
さて、薫ちゃん。
あなたにはあなたの良さがあります!
志津香ちゃんにアタックするには、もっと真っ直ぐに打ち当たればよかったとは思いますが、でもそんな不器用なあなた(人によってはスマートに見えるかとも思いますが)を、チャーミングだなと思う人が絶対いますよ!
頑張れ!薫ちゃん!その捨てきれないプライドも可愛いよ!
レビュー読むの大好きマンです。読んで納得しまくりの頷きまくりです。私も薫に幸せになって欲しいしスピンオフめちゃくちゃ読みたい!!
いやー、素晴らしかった!2ページ使ってのシーンめちゃくちゃ良かったな。そしてキャラ設定が本当に素晴らしくて脇役までも印象に残るし、それは無理だと分かってはいても全員幸せになって欲しいと思ってしまった........薫ぅぅぅぅぅ。
薫、薫、とギャースカゆうてますが志津香(しずか)と柊星(しゅうせい)の2人のこと全力で応援してます。2人のやり取り凄い良かったです。
※紙コミックで読みました。修正は白短冊。アニメイト有償特典付きを読んだんですが特典めちゃくちゃ良かったです!!
言葉選びも、コミカルと切なさのバランスも、すごくすごく良かった…!!
文字どおり”浮いてる”二人の、夜間高校×年の差浮遊ラブ。(17歳×27歳)
特に当て馬について色々今思いがたぎっているので、
レビューが長くなってしまうかも。読みづらかったらすみません;
サノアサヒ先生、初読みです。
シャープな印象の絵柄は、もしかしたらちょっと好みの分かれるところかも?(自分は好き!)
受けの泣き顔の表紙は色々ありそうですが、攻めの泣き顔の表紙ってレアな気が!
攻め受けをそこまで詳しくチェックせず予約購入して今日届いたので、
読んでみて表紙が攻めだったことに気付きびっくり。
個人的に攻めの泣き顔大好きなので、ウェルカムっ!!という感じでした笑
こちらの作品、実は、評価「神」か「萌2」か迷ったのです。
それは正直、主人公2人よりも当て馬の年上ホストクラブオーナー・薫さんに
萌えて萌えてしかたなかったから…!!もう、爆萌え。
この恋、成就してほしかったよー…(泣)
と、一番萌えたのは当て馬でしたが、主役二人の歳の差ラブも
切なく可愛く笑えるものだったので、「神」評価で。
ぜひぜひ薫さんを幸せにしてあげていただきたい…!という強い願いを
こっそりこちらに記しておきます。す、スプンオフなんかも考えていただけたら嬉しいな…!
主人公はホストを辞め、高校の夜間部に通う志津香(しづか・受け)、27歳。
シングルマザーに育てられ、家は超貧乏、弟の大学進学のために自らの勉学は諦め
中卒でホストになったー
という背景を持つ、ツンとして見えるけれど弟思いの優しいアラサーです。
ある日、踏切に思い切り横たわっていた17歳の高校生・柊星(しゅうせい・攻め)を
助けるのですが、
その日から妙に懐かれ、同じ高校(柊星は昼間部)だと判明した矢先、
彼も夜間部に転部してきて、猛アプローチが始まりー
と続きます。
裕福な家庭の子で、未成年の柊星がそんな簡単に夜間部に転部できるんか?
というところは、ファンタジーとして。
天然思い込み激しい系年下ワンコ、可愛い・:*+.
昼間部では浮いた存在・宇宙人呼ばわれしていた柊星だったけれど、
さすが個性派揃いの夜間部。
転部してからは全く浮かずに馴染んでるのがすごいですꉂ(๑˃▽˂๑)
そしてそんな柊星が志津香に心掴まれ、強く強く惹かれていく過程も
説得力がありました。
貧乏な生活の中で、色々な未来を諦めざるを得なかった”経験者”である志津香が
語る言葉だからこそ柊星の心を打つんですよね。
読者である自分も、グッときてしまいました。
そして後半の二人のすれ違い。
「お前の感情は”恩”や”感謝”を恋を勘違いしてるだけだ」と志津香が柊星を
突き放す言葉は、”学生と社会人の年の差ラブあるある”かもしれないんですが。
その後に続く柊星の必死な言葉に、心震えてしまったー…( ; ; )
「俺は確かに子どもだけど 子供の考えで線路に寝たわけじゃない
子供の考えで告白したわけじゃない」
とてもとても印象に残るセリフとシーンで、しばらくページを見つめてしまいました。
で。
私的・この作品の最大の魅力!!と言いたいのが、
志津香を救った恩師とも言える人物であり当て馬でもある薫の存在。
薫さん、バリバリに決めてて見た目かっこいいのに、
なんっっって下手くそなアプローチ&不器用なんだ…!!
薫さんの涙に、私の心も涙を流してました。薫さんに幸あれ。。泣
最後の最後、志津香の卒業の際にちゃんと花を贈るところなんかも素敵すぎる、好きすぎる。(まさかまさかの花輪にびっくり!笑)
よく考えたら、攻めも受けも当て馬さえも
みんながみんな、涙を流しているこの作品。(表紙も泣き顔)
それぞれのキャラの悲しい涙も、喜びの涙も、どれも心に刺さるものでした。
攻め視点での描き下ろし、「その後(高校卒業後)の二人」の様子が
読めるのも最高でした✨
志津香の新たな仕事、ぴったりだ〜
当て馬に爆萌の、甘く楽しい(そして切なさ成分も)ふわふわ浮遊ラブ。
存分に萌えて楽しめる、素敵な一冊でしたー!・:*+.
あっ、あと、ちょこちょこ登場する個性豊かなクラスメイトたちも、
楽しませてくれました♡
途中、先生が描かれたクラスの座席表が出てきてニヤニヤしながらじっくり読みました(。-∀-)
★修正:白短冊(紙本)
高校の夜間部に通う元ホストの志津香と
昼間部から転入してきた柊星。
少し歳の離れた高校生ふたりのお話でした。
出会いのシーンのちょっぴりズレた柊星の言動と
ツッコミ力の高い志津香とのやり取りがコミカルに感じられたので、そういうテンポで進んでいくストーリーなのかな?と思ったのですが。
それだけではなく、クスッと笑えるところもありながら心の内側に触れるようなシリアスな゙トーンもあり。
そこに更に恋の要素も加わっていたりと、読み進めるほどに様々な表情が見えてきて。
それぞれの心情もしっかり伝わってくる展開に揺さぶられ、引き込まれまくりでした…!
柊星との偶然の出会いから心をかき乱されたりペースが崩されたりすることになったけれど、
志津香にとってはそれが"変わっていく"ためのいい機会になっているのがわかります。
これまでの人生に一旦区切りをつけようと思えたのも、新たな道へと歩き出せたのも。
柊星の存在と言葉に救われたからなのだなと感じて、改めていい出会いをしたふたりだなぁ…としみじみ。
色々とすれ違いながらもお互いが素直に求め合う結末が本当に素敵で、すごくあたたかい気持ちになったのでした。
そんなふたりの恋を引き立てていた薫さんもめちゃくちゃいいキャラで。
志津香が去った後の"すべてが終わった"感あふれる佇まいの切なさに胸が締め付けられました。
彼もどうか幸せにしてあげてほしい…。
スピンオフ、期待しています。
【俺は宇宙人なんです。・・・だから、この星では生きられない(柊星)】
エロス度★★★
おやおやおやおや。夜間学校を舞台にした秀才の学生と元ホストの純愛が胸に刺さる素晴らしさです。
柊星と志津香が紡ぐ祝福の恋物語で、人から理解され難い柊星の独特なキャラと純粋で真っ直ぐに志津香に想いを伝え続ける一途さがたまらなく、志津香も年の差や彼の将来などを考えて告白を回避し続けますが彼の気持ちに絆されていく様子が繊細な心情と共に描かれていくのが最高です。
とてもピュアでエモく、プリクラを撮る場面や志津香に伝える言葉をたくさん考えていた柊星、濡場では柊星の童貞卒業・志津香の無毛などがツボります。