小説

  • この世界にはレベル30の俺と、レベル5以下のその他。そして、レベル100の魔王しか居ない!
  • この世界にはレベル30の俺と、レベル5以下のその他。そして、レベル100の魔王しか居ない!

この世界にはレベル30の俺と、レベル5以下のその他。そして、レベル100の魔王しか居ない!

kono sekai niha level30 no ore to, level5 ika no sonota. soshite, level100 no maou shika inai!

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表題作この世界にはレベル30の俺と、レベル5以下のその他。そして、レベル100の魔王しか居ない!

シモン
初代勇者と同じ金髪を持つスラム出身の青年、本物の勇者(見習い)
キトリス
名作RPGの世界に転生さた元日本人の大学生、ニセ勇者

その他の収録作品

  • この世界には、師匠しか居ない!
  • この世界を統べる事が出来るのは、レベル100の勇者とレベル100の魔王しか居ない!

あらすじ

大人気RPGゲーム【レジェンド・オブ・ソードクエスト】シリーズ最新作の発売日に死んでしまった大学生の優気は、どうやらその世界の勇者として召喚された……らしい。いつもなら初代勇者の血を引く子孫が魔王を倒す旅に出るゲームなのだが、優気はとある国王によって異世界から召喚された≪キトリス≫という青年に転生していた。 付与された相手の称号と能力値(ステータス)を見ることのできるチート能力とともに、違和感を覚えながらも命じられたとおり魔王を倒す旅に出た優気。しかしそこは、最強の将軍でもレベル5、最大まで能力を上げた優気がレベル30、ラスボスの魔王はレベル100の世界だった! 当然魔王との戦いは惨敗し、チートを使って本物の勇者を探すことにした優気は、訪れた街で〈見習い勇者〉の称号を持つレベル6の少年・シモンと出会う。貧しくもスラム街で逞しく生きる彼に、衣食住提供の代わりとして無理やり師弟関係を結ばせ、ニセ勇者の自分が生き残る唯一の道としてシモンを〈本物の勇者〉へと育て上げることにするが……?

作品情報

作品名
この世界にはレベル30の俺と、レベル5以下のその他。そして、レベル100の魔王しか居ない!
著者
はいじ 
イラスト
高山しのぶ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784344855151
4.5

(57)

(40)

萌々

(11)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
10
得点
256
評価数
57
平均
4.5 / 5
神率
70.2%

レビュー投稿数10

甘え、甘えられ、甘えさせて…♡

はいじ先生の『レジェンド・オブ・ソード・クエスト』前作の初代様の大ファンです♡
こちらもそのシリーズの続編ですが、前作を読んでいなくても大丈夫です!(でも読んでいると「あぁ!?」という気付きがあってより楽しめます)

今回は前世で事故にあい、レジェンドの世界に異世界転生してきて勇者(偽)となったキトリス(優気)と、〈見習い勇者〉の称号を持つレベル6の少年・シモンのお話。
そもそも世界中の人がLv5までしかいない中、自分だけがLv30のチート、魔王はLv100。唯一Lvが上がっていくシモンの師匠として育てていく中で、シモンから向けられる一心な独占欲と年下である事をいいようにここぞという所で使われてわんこみたっぷりの表情で甘えられる様子があまりにも可愛かったです♡

シモンの方が思春期特有の話に敏感で、キトリスに押せ押せで甘えて性的な事まで教えてもらおうとしちゃう『修行』がえっちすぎました♡

二人が離れ離れになってしまう所はとても切なくハラハラしましたが、その後の展開があまりにも素晴らしくて拍手しました。シモンにとっての世界は師匠であるキトリスがいる場所で、その場所を脅かすものこそが『魔王』である…ストンと腑に落ちる言い分でした。
暴君から賢帝に変化する所、一時は闇堕ちエンド!?と思ったのでほっとしました。
また、キトリス(優気)と実弟の会話には涙が流れました。

今まで甘えてお願いをしていたシモンが逆にキトリスに甘えられることに喜びを感じる所甘々で幸せを感じました♡

0

秀逸な転生子育てBL

ゲームの世界に転生した主人公(受け)が勇者として魔王討伐に向かうも魔王のレベルが100と高過ぎて敵前逃亡。自分では勝つことが出来ないと悟りスラム街で出会った少年(未来の攻め様)を弟子として育てる、ついでにスラム街の子供たちも育てるという物語です。

年下勇者弟子×年上元勇者師匠という美味しい設定で、少年の攻め様が師匠である受けちゃんへ想いを寄せていくエピソードもしっかりと描かれています。
エロも大事だけど物語重視派の方にはおすすめのBL小説です。
また、作者様の前作である「初代様には仲間がいない!」とクロスオーバーしているので二度美味しいです。
前作未読の方は、こちらの作品を先に読んだ後に前作を読むと更に面白いと思います。魔王が強い理由に納得されると思います。

2

萌えてほっこりできて感動もある

面白かった。本編はほぼ日常系で、勇者育成物語のようでほのぼの。魔王を倒すと言いつつ、なかなか旅に出ないが、日々の中に萌えやほっこりがあり楽しい。
で、エピローグから急に本気出してきたみたいな盛り上がり。気になっていた点は全て巻末の別視点短編で回収されてすっきり。感動もあり、読後感もとても良かった。

メインカプはニセ勇者のキトリスと、本物の勇者シモン。
出会った当時のシモンはまだ子供で、キトリスは強引に師匠と呼ばせ、親代わりのような立ち位置に。キトリスの心理描写には設定年齢以上の老熟感があるが、恋愛事になると年齢以下の反応のような。大人数の子供を世話する忍耐強さはすごい。

シモンは複雑な環境で育った不憫な子。キトリスに出会い、初めて優しい大人に接し、心を開いていく様子に泣ける。辛い生い立ちから、キトリスに執着するのも分かる。子供らしい小さな構ってアピールがとても可愛かった。

物語の動きは、終盤に急に来た印象。いきなり大ピンチに陥るキトリス。良い場面で攻めが助けにくることはなく、何もできなかったシモンは闇堕ち。衝撃の再会からの展開は、ぐっと引き込まれる面白さだった。

ちらほら出てきて気になっていた、元いた世界での弟の話も綺麗にまとめられ、さらに(タイトルにもなっている)この世界の秘密もあったりして、仕掛けが楽しい。
こういう描写があると、ゲーム世界への転生が、死後に見ている夢のように感じられ、別の味わいを楽しめる気がする。

シモン視点の短編も、シモンの中でキトリスの存在感が大きくなっていく過程と必然性が見えて、萌えがあった。

ただ、キトリスがシモンに抱く感情が父性的なものから性愛に変わるのはよく分からなかった。まあストーリーが面白いのと、シモン側の想いが強すぎるのとで、スルーできるくらいの小さな引っ掛かりかも。

はいじさんの同人誌が良かったのでこちらも読んでみたが、やっぱり良かった。この温かな読後感がとても好き。

1

身も蓋もなく泣く攻めからしかえられない栄養がある

初代様には仲間がいない!という目を引くタイトルで出会ったのが最初でした。その後、この世界には〜が発売され、ああ、私はまたはいじ先生の作品に情緒を壊されるんだろうなあと覚悟をしてから読みました。
まずこのお話しは、見事な育む愛を読者として追いかけて見守ることができます。主人公はキトリス、とあることがきっかけでゲームの世界に転生した彼は、自分が周りから求められていた勇者ではないことに早々に気が付きます。
もてはやされ、持ち上げられ、その気になってたのに違うと言われた。普通なら、なんでだよ!と怒ってもいいところ。しかし、キトリスはいい意味で大人でした。彼は貧しい少年であるシモンに勇者の素質を見出し攻めであるシモンを勇者へと育成するわけです。
普通のBL展開とは違う。年下攻めは話の流れから勿論のことですが、この主人公。とにかく健気で心がきれいで、それでいて、シモンに師匠と呼ばせちゃうくらい、だれかの特別であることに憧れを抱いている。
キトリスにとって、クソ生意気で可愛げのないシモンは大切な勇者であり弟子。けして余裕なんてないはずなのに、キトリスは自分のことを全て後回しにしてシモンと孤児達を大切に守ります。完全にオカンにまわっているようなシーンは笑いを誘いますが、しかしこちらもはいじ先生の見事な伏線。後半にかけて、なにげなかった日常のシーンを再び思い返すことで情緒を鋭く殴ってくる。確実に、1回目と2回目では読み方が変わってしまう。この2人の不器用な恋模様は苦しく、そして理不尽な人の決めつけによってキトリスだけでなくシモンまでもが大切な何かを傷つけられていく。それは思い出だったり、心だったり、信じていたものだったり。
2人がすれ違ってしまうシーンでは、それぞれが離れても想い合う場面がありますが、それもキトリスとシモンで気持ちの持ち様は大きく違います。
こんな、スパダリじゃない攻めははじめて!初代様はクズ攻めでしたが、こちらの攻めであるシモン、お前の世界はキトリスとその他でできてるのかと思うほど、本当にあらゆる執着の色で構成されています。子供らしい可愛らしい嫉妬から、汚い人間の部分まで。おはようからおやすみまで、こんなに、肉肉しくおいしい人間味の強い攻めは他にないんじゃないかと思うくらい、ともかく人間性の描写がリアルです。読みながら、気がつけば親戚の立ち位置でずっとはらはらしてました。
そして、受けにいたっても元気に綱渡りをするかのような生き様なので、こちらも、みていて気が狂います。もう、すこしは自分をかえりみなさい!?とどこぞのお姉様のように本に語りかけてしまうほどです。この、人間として生きるのが下手くそな2人だからこそ噛み合っているのかもしれません。もともとは短編だったこちらの作品、こんなに濃厚なストーリーを短く収めていた手腕にも驚きますが、ともかく皆さんご覧あれ。はいじ先生のキャラクターを確かな存在として作り上げる話の構成力と世界観。肉感のある性格やら悩み、葛藤など。苦しくもはっとさせられる。読了後、こんなに濃いお話を書いた作者の、カラッとした晴天のようなあとがきまでおいしいそんな特別な一冊です。

6

クソ生意気なガキがかっこいい攻め君に成長するところが見たい人は全員読みましょう

なろう系のR18BL小説投稿サイト、ムーンライトノベルズにて発表された作品の書籍化です。
なので、どんな雰囲気のお話か見たい場合には、web版を見てみるとよいと思います。
私は見てよかったので買いました。
web版のお話だけでも良きものなのですが、書籍化に当たり、大幅に加筆されており、それが書き下ろしとかだけではなく、本文全体を充実させるために行われているので、web小説特有のページの下半身スカスカ感が気になる方でも大丈夫だと思います。

そのほか、本作品は以下のような属性の方に対応していますので、ご参考にされてください。
・JRPGが好き→レベル30
・年下攻めが好き→レベル30
・お世話好きの受けを攻めが好きになっちゃうのが好き→レベル30
・小さい子がわちゃわちゃしているのが好き→レベル30
・成長するタイプの攻めが好き→レベル30

6

この作品が収納されている本棚

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