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パーフェクトαの溺愛プロポーズ大作戦

perfect alph no dekiai propose daisakusen

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表題作パーフェクトαの溺愛プロポーズ大作戦

水越ローレンス一颯
学生時代に起業したゲームアプリ制作会社CEO23
神山陽向
老舗ベーカリー4代目、後天性オメガ23

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

突如オメガに変異した陽向は、オメガとは結婚しないと宣言していた親友でアルファの一颯と、なぜか結婚前提の同棲をすることに!?

作品情報

作品名
パーフェクトαの溺愛プロポーズ大作戦
著者
真船るのあ 
イラスト
円陣闇丸 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784576241180
4.2

(45)

(24)

萌々

(10)

(10)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
190
評価数
45
平均
4.2 / 5
神率
53.3%

レビュー投稿数8

三度目の正直( *´艸`)

溺愛と聞いたら読みたくなるのですよ(*^^*)

受様はベータの陽向、攻様はアルファの一颯。
小学生のクラスメイトで、一颯が家族でアメリカへ帰った後も交友を続けてきた親友。

一颯が日本へ戻ってきて再会を喜んだ後、陽向は後天性オメガと診断されてしまう。

動揺し自分をオメガとして認められない陽向は、一颯から同居を提案される。
困っている親友の為の契約結婚だと思い込んだ陽向から笑顔でお礼を言われる一颯。

基本的に陽向視点で、友人と陽向の弟を交えた作成会会議の時は一颯視点。

なので、一颯は陽向一筋な事はよーく分かって、そんな2人のスレ違いっぶりが楽しい( ^ᵕ^)
番としてみられていない一颯。
あーあ( ̄ω ̄;)
そーくるかぁ…と天を仰ぐ一颯に肩ポンしたくなる。

できるアルファの一颯は、陽向の為だけにできる男になったのだねぇ。
陽向と結婚する為にあれこれ画策してきた一颯の涙ぐましい努力。
執着といえば執着なんだけど、明るくコミカルな
雰囲気のせいか、重苦しくなく応援したくなる。
プロポーズを3度もした事を喜ばしい、と捉えるポジティブさ、いいわ~d('∀'*)


陽向がオメガになる、という事件はありましたけど、あとは陽向の気持ちと覚悟が育つだけ、という、安心して楽しめるお話でした(*^^*)

0

受けに感情移入・共感できず

初読みの作家さんでしたが、円陣闇丸先生のイラストに惹かれて購入。
以下ネタバレ有りなのでご注意ください。



設定が面白そう、評価も高いしと期待して読み始めましたが、すみません辛口になります。本作をお好きな方申し訳ありません。

読んでいて予定調和感が強いというか、はじめに決められた「一颯帰国」→「陽向Ω化」→「同棲」→「記憶喪失」→「結婚」という流れに登場人物の言動が無理やり添わされている感じがして読んでいて辛かったです。思考や発言が薄いというか。
雑誌の取材も「婚活パーティーでカップルになった2人」への取材のはずが幼馴染でずっと片想いしてたことを雑誌に載せてるしハピハピマリッジ的にそれでいいの?婚活イベントにケチつくでしょ?異世界もの、時代ものならともかく一応現代日本がモデルなのに政府が優生思想でαΩ婚推奨してるってどうなの?看護師が患者の転帰を患者関係者に予測で断言するのはアウトでは?というか登場人物みんな考え浅くない?大丈夫!?とツッコミ出したらキリがなく物語に入り込めませんでした。
特に陽向の偽装婚約した時点での将来の展望やスタンスがよくわからず感情移入できないまま読み終えました。どうして一颯への気持ちが恋愛的なものに変わったかよくわからないし。

「登場人物がこういう性格、思考の持ち主だからこういう展開、結果になった」ではなく「こういう結果にするために登場人物にこういう発言、行動をさせた」文章の様に感じて、いや物語をつくるということは後者だと思うんですが人物や設定がしっかり作り込まれてると違和感なく前者の様に自然に読めると思うんです。
設定、挿絵が好きなだけに残念でした。
その世界をのぞいている様に感じられる作品が好きなのですが、本作は学芸会の劇を見ている様な感覚でした。

1

もしかして

真船るのあ先生のオメガバは全部読んでるのかもしれません。個人的には昨年の7月に他社から出た「ハリウッドスターαからの溺愛お断りです!」の方が好みでした。


今作もあらすじが好みだと思い購入しましたが、一颯と陽向のすれ違いが少ししつこく感じてしまいました。途中でもういい加減にネタばらししてくれよ!と思いながら読みました。でも、このジレジレ感が真船先生の狙いなら見事にハマってしまったんだと思いました。

2人の共通の友人である匡と陽向の異母弟の洋海と一颯の作戦会議は楽しく読ませていただきましたが、パーフェクトαからはかなり乖離してしまったように感じました。ちょこちょこ残念な点が魅力的なんでしょうが、読んでて赤面するような完璧なαが読みたい気分だったので少し残念でした。

そして、終盤の展開が想像通りだったのが更に残念でした。まあ、あのことがあったので陽向が素直になれたのだから良かったのだとは思いますが、ここに来て◯◯喪◯とか何の冗談と思ってしまったんてす。でも、終盤が一番面白かったのも確かなのです。

良かった点は読者が知りたい事が全部入ってる点です。なので読後感は凄く良いです。そして、一颯があまりにも陽向のことが好き過ぎるので、当て馬さえ登場出来ないのですよ。www
どんな展開になろうとその点は安心して読めました。そして◯◯喪◯になろうが陽向のことに関することには頭が回るところが一颯の凄いところだと思いました。

1

プロポーズ大参戦は予定通りに進みません(笑)

今回は幼馴染のゲームアプリ制作会社のCEOと
パン屋の跡取息子のお話です。

受様に片思いしていた攻様が受様を伴侶とするまで。

この世界の人々は男女以外に
アルファとベータ、オメガの3種類に分類されます。

事項の大多数は平凡なベータですが
アルファは圧倒的に少数ながらも知力、体力ともに
ずば抜けて優秀とされ
オメガはアルファ同様極めて稀で
男女友にアルファを産むことができる存在です。

老舗ベーカリーの4代目となる受様は平凡なベータですが
受様の幼馴染の攻様は希少種のアルファです。

攻様は小学校卒業と同時に
父親の仕事の都合でボストンに引っ越し、
大学進学するとMBAを取得して2年スキップして
卒業します。

また在学中にゲームアプリ制作会社を起業していて
今回、設立した日本支部の陣頭指揮を執るために
10年ぶりに来日すると連絡を受けます。

攻様に久しぶりの日本で不安という攻様を
空港まで迎えに行った受様でしたが
ふいに肩を叩かれて振り返った先に見た人は
パリコレモデルばりの美丈夫だったのです♪

しかも1年前にも会った時より磨きがかかった攻様に
受様はつい「向こうで恋人ができたのか? 」
「アルファだからモテモテだったろう?」と訊れば

「恋人なんか、いない」
「特にオメガとは絶対に交際も結婚もしない」と言われ
受様は配慮が足りなかった反省する事になります。

攻様は受様と沢山話したいことがあると笑顔で続け
受様もそんな攻様との再会を嬉しいと思うのですが
この再会は受様に大きな変化をもたらす事になります。

それは・・・

受様に片思い中の攻様とベータからオメガ変転した受様の
現代オメガバースになります♪

攻様の"オメガ嫌い"は受様にずっと片思いをしていて
ベータの受様との結婚するための予防線なのですよ

受様は受様と共通の友人と受様の弟に恋愛相談していて
今回の攻様の来日の真の目的は受様への
"プロポーズ大作戦"決行のためなのですが

なんと受様がオメガ変転してしまい
攻様の作戦は大きく変更せざるをえなくなりますし
受様も攻様にオメガ変転を言い出せません。

受様弟の協力で攻様は婚活パーティで偶然鉢合わせし
受様の告白を引き出しますが

パーティで攻様の提案で偽カップルとなった事で
攻様の思惑とは逆の展開へと突き進んでいくものの

攻様がキチンと告白したら受様は即ほだされそうなので
攻様の覚悟次第かなと思っていたら
その告白後に大波がやってきてハラハラ&ドキドキMAX!!

攻様の恋が実るまでとっても楽しく読ませて頂きました。
円陣先生のカバーイラストが絶品でした ヾ(≧▽≦)ノ

1

超ハイスペックαの、なりふり構わぬプロポーズ大作戦!

もーーー円陣蘭丸先生の麗しい表紙に一目惚れ!
予約した本が届くのを、今か今か…と楽しみに待っていました(*´˘`*)

コミコミさん特典のアクリルコースターと一緒に本を眺め、読む前から
ニヤニヤしてしまったこちらの作品。

最高にハッピーな気持ちになれる、スーパーα×βからの突然変異Ω、幼馴染同士の
物語でした。

運命の番、的な二人の関係や終盤の三ヶ月分の記憶喪失など、やや”ベタ”かなあ…
と思う設定・展開はありつつも!

「とにかく一途健気に、そして執着心を見せながら受けを追いかけ続ける攻め」
というのが大好きな自分にはハマりにハマるお話でした。

ハイスペックで非の打ちどころのない攻め・一颯(かずさ)が、
陽向のこととなると途端にポンコツ、弱気、ヘタレっ子になっちゃうところが可笑しくて愛おしかった〜笑

そういう”ちょっとお間抜け”な愛すべき攻めの姿を描くのが本当に巧みな
真船るのあ先生に感謝です✨

告白&プロポーズする気満々で、偶然を装いお見合い会場で会う→同居の提案…と
着実に実行しているのに、ことあるごとに陽向(受け)が勘違いするせいで
盛大にすれ違ってしまうところ、一颯は可哀想なんですがうふふ、と笑いながら終始楽しく読んでました。

特に好きだったのは、陽向の弟くんと陽向・一颯の共通の友人である匠、
そして一颯の三人が”陽向を落とせ!”と作戦会議を開くシーン。

一颯の恋愛ポンコツっぷり、その執着溺愛っぷりが二人の脇キャラによって
楽しく彩られていて、ニヤニヤしっぱなしでした(*´艸`)

本当に本当に大好きで大切にしたいからこそ、「そこは押そうよ!!」というところで
いまいち押しきれない攻め、可愛い。笑

βからの突然の変転ということで、当初のプロポーズ大作戦にも大幅な計画修正が
ありましたが、終わってみればそんな荒波も二人の愛と絆を強める素敵なスパイスに・:*+.

一颯の起業した会社の名前が、自分と陽向の名前の文字を英語に直したものー
と、終盤に明かされる事実にも「おお!」とびっくり〜!
サラッと読んでしまっていて気付かなかった…!その執着心、恐れ入ります。

なんだろう、仄暗く危うい雰囲気の執着ものも大好きなんですが、
本作はそういったものとは正反対に明るく楽しく、笑っちゃうほど不器用な
一途攻めの物語でした。

ポンポンポン!と若干都合よく進むところは好みが分かれるかなあ…とも
思うのですが、個人的にはとても心地よく読めて、楽しい読書時間だったなあ、と(๑˃̵ᴗ˂̵)♡

可愛いちびっこも増え、溺愛夫で溺愛パパと化し、
銀河一幸せな男となった一颯には、これからも陽向を愛して愛して愛し抜いて欲しい〜!!(言われなくても…だとは思うのですが)

3度のプロポーズ、1回1回が真摯な思いの伝わる、ロマンチックなものでしたね。

こんなハイスペックイケメンにここまで愛されたら、幸せだろうなあ〜!
あまーーい夢から覚めたくない!と思ってしまう、蕩けるスイート再会幼馴染ラブストーリーでした・:*+.

2

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